Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

大変です

2010-06-11 16:03:53 | 日記・エッセイ・コラム

ぱそこんが突然壊れました。 何の前触れもなく

しいて言えば更新の案内があったので更新をした。15も。。。。溜め込んだものだわ

で 

次に機動をかけたらあれれ?

サポートセンターに修理をお願いしようとしたけれど付属のディスクでドライブの点検したら Cドライブそのものには問題ないと。。。 つまりファイルが影響し合って不安定になっているのだと

不安定と言うことは いいときもあるってことでは。。。とへりくつこねても びくともしない いよいよリカバリーかぁ

このパソコンに変えてから バックアップ怠けて取ってないんだよね。 自慢にならないけれど 壊れそうにないと 高をくくっていたな。

それでも多分去年までは それなりに ばっくあっぷ取っていたような。。。 見てみないと分からないけれど

何度もリカバリーディスクを突っ込んでみるのだけれど 最後のボタンが押せない情けない状態, はぁ

なんだか私の人生は無かったことになったような気分  そんなわけで しばらくご無沙汰です。ごめんなさい。 今どうしているかって? 息子のノートを使っていますが これも使いにくくて。。。

それに お気に入りを無くしてしまったから URLのない(リンクのないID)には もう訪問さえできない。

頑張って」格闘してますが。。。

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日没に負けるな 開聞岳を下りる。

2010-06-10 11:33:53 | 山歩き

時刻は15時20分  まだ明るいとはいえ 時々雨がぽつん これがひどくなったら。。。

知らない土地での日没は一体何時頃なのか?昔 自分の手も見えないぐらい暗くなった林道を泣き泣き それでも空元気で大声で歌いながら歩いた恐ろしい経験がある。夏に入っているのでよほど良いと思うけれど。  いつも山では16時から16時半までには降りるように計画してる私には何だか無謀とも思える下山だった。登り二時間半程かかったのでこのまま行ったら17時か17時半ぐらいの登山口到着と思われる。 急がなきゃ

Gezandou 登ってきたときは上ばかり見ているので気付かなかったけれど 足下はこのまま池田湖に飛び込みそうに見える急降下

「所々で待っていてね」

「いや 下りは待たんよ」「え?」

早めに行って登山口まで向かえに来てくれるのかしら?

みるみる息子の姿は消えてしまった。 来た道 知らない道では無いけれど 後のご夫婦に追い越されたら 私はこの山に一人取り残される。 それはどうにも怖いことだった。

下りには 少し自信があったけれど 慌てると何がおきるか解らない。

Gezandou2 幸い 雨は何とかもっている。 今のうちにせめて樹林帯に入れば かなり雨防げるな。

ご夫婦 二人とは言え 全然後を追ってこないのが不思議で安心してみたり あんまり下山の気配が無いと帰って心配になったり。。。

休憩した9合目 7合目 5合目と数えながら飛ぶように降りて来る。 5合目まで来て きっともう大丈夫。

しかし 暗さにまいる。 原生林の様な樹林帯と喜んでいた道も 夕方どんどん暗さを増してくるのはあまり良い気がしない。

相変わらず上から降りて来る気配無い。 一時はもし追いつかれたら「一緒に降りて下さい。」って頼もうかとさえ思っていたけれど。

下の方から放送の声が聞こえる。 何と言っているか解らなかったけれど 登山届けを見て「暗くなるから早く戻ってきなさい。」と言っているのでは・・・と心配性が顔を出す。

大丈夫 もうすぐそこまで来ているよ。 火山灰の道は本当にずりずり滑る。「ここは蜂がいたところだ。」「ここは亀さんに似た石があった所だ。」と記憶を辿りながら 登山口にでたときの嬉しかったこと。 コースタイム二時間半と書かれているけれど 1時間10分ほどで着いた。

ほっ

ん? 息子は? もう・・・・ 座って待つところもないので 初めに車を置いたところまでとことこ 足を引きづって歩く。

Kaimon いない 携帯は圏外  階段に腰掛けて待つこと30分

ほんとだ 開聞岳が二重火山だって良く分るね。 線を引いたように上と下と様子が違う。

息子は1時間で降りて どうせ私は遅いだろうと 枕崎空港に行って来たのだと。 ε=( ̄。 ̄;A フゥ…

登山口で例のご夫婦が降りて来るところに出会って「追い越したのか?」と聞いたら 誰も追い越さなかったと言われて慌てて探していたのだと。。。。

私をなめてもらっちゃ困るよ。 フン   

指宿の潟山倶楽部に行く途中 日本で一番南にある駅によって 開聞岳に最後のお別れをしてくる。

Eki Nisiooyama

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美しい姿にほれぼれ 開聞岳に挑戦Ⅴ

2010-06-09 00:29:07 | 山歩き

「今度は頂上でね。」と言い放って出掛けた息子。 いつでも撤退する気でいる私に 先を言わせない様に。。。

すると突然 前方でぱったんぱったんと音がする。 樹間に見えるのは息子が何かを引っ張っている音。 あ あれだ あれが例の梯子だ。 梯子を登る補助として鎖がついているのだった。

Hasigo 近づいてみると な~んだ  確かに高いけれど 直立に近いけれど 大丈夫。 人はどうしてもおもしろおかしく写真を撮る傾向にあり 私も梯子を見ればいかに急かを見て取れるように写真にする。

それでドキドキしていたけれど 梯子の脇の岩場もほとんど鎖無くても登れるのでは無いかと思えるでこぼこがあった。

梯子もしっかりしていて 鎖を使う方が危ないのではないかと思えるぐらい。 ほっ

登り切ってから見下ろしたら それなりの高さはあったけれどね。

Sirohana 横へゆっくり移動して眼下を見下ろす。目の前にビヨウヤナギの白版のような蘂の長い可愛い花

さてと。。。 岩ばかりで道が良く分からない様な登山道でどっちへ行くか  息子はもう頂上に着いているに違いない。最後の急登は何処まで続く

Douhyou え? 

52メートルって  おもしろい表示だよね 52メートル。

何だか力湧いてきたぞ。 で というわけではないけれど 左に折れて お社に寄り道

Okusha 枚開(ひらきき)神社奥社と書いてある。

奥社と言えば本社があるわけだけれど それがあの仙人洞の中にあるのだろうか?開聞岳は枚開神社のご神体そのものなのだそうな

家に戻ってから解ったこと

枚開神社は開聞岳の北麓にあって別名開聞神社 薩摩一宮で社格はとても高い。本殿は島津義弘が再興し島津重豪が開建。 平安末期ごろの車両は42町と記録されている。 海上祈願の社として崇敬を受けているので分社は南薩 鹿児島沿岸に広く散在している。

とのことだった。

みんなが畏れ 崇め 祈ってきた山が開聞岳と言うことになる。 第二次世界大戦で知覧から飛び立った若き飛行兵が 最後に目に焼き付けた日本の山であることを聞いて心が痛んだ。

あるような無いような道を進んでひょっこり飛び出したのが 頂上の上の方。

Cyoujyou

「お母さん 箸ある?」「あ 無いかも。」

ホテルで湧かしてもらったお湯を注いでカップラーメンを作っている息子に ありゃ どうしよう???

先程のご夫婦が「余分にありますから 使ってください。」と。 良かった~

360度のパノラマ・・・・って地図には書いてあったけれど。。。 北側に開けているんと違うの?

Ikedako 北東に池田湖

Nagasakibana3 東南に長崎鼻と霞んで大隅半島

West 南も西もこんな感じなんだけれどな

それでも コンビニで仕入れたおにぎりを食べながら足下に広がる薩摩半島を見ているのは実に気持ち良い。 こんな景色に出会えた事に感謝。 息子に感謝。

と ぽつんと雨が・・・ 頂上にはもう誰もいなくて私達と先程から前後して登っている東京からのご夫婦二組だけ

ここではあまり遅くなると私が一人山に取り残されることになる。大変 大変

レインコートと傘一つづつしかなかったので私がレインコートを持ち 息子は傘を持って降りることにする。 最後の人になる事は避けたかった。

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美しい姿にほれぼれ 開聞岳に挑戦Ⅳ

2010-06-08 15:28:09 | 山歩き

開聞岳は下部がコニーデ(成層火山)上部はトロイデ(鐘状火山)だそうで この辺りから様子が変ってきたところを見るとトロイデ火山に入って来たか?

ごろごろした岩をまたいでまたいで 岩渡りの様子の歩き方を強いられるようになった。木々も低くなり展望はこの上ない。

Tenbou2 おお~ 長崎鼻と佐多岬がいっしょに見える。 こんな高いところから南の海を見ている。 何と言うことだろう。

Cyoujyou2 見上げると ツツジのような木の向こうに帽子のようなこんもりが見える 

あそこが頂上だろうか? もう少しだね 頑張らないと。

Tozandou5 岩を登ったり降りたりしていると 仙人洞とよばれる岩塊の道に入る。穴ぼこいっぱい足を滑らせたら大変。

Sennindou1

Sennindou2 暗くてよく見えないけれど 穴の中は深い。 石や 棒をつっこまないで と書かれるとやりたい人がいるのかいろんなものが入っている。 罰あたるに

孝徳天皇の頃開聞岳の北麓の「岩屋」にある観音堂は 山伏達の修行所として諸国からの出入りが多く開聞宮の社人達も山伏と成ってここから修行に出掛けていたらしい。

この洞窟は開聞岳が噴火したときに溶岩がせり上がって出来たもので 商業の場に使われていたそうな

いかにもという感じの 何処まで穴が続いているのか解らない世界でした。

Tozandou6 ずっと岩をまたぐだけで進んできたのでほとんど高度を稼げない。 そして九合目には少し心配な場所があった。 

本や ウェブ上のレポを見ると九合目には長い長い梯子がかかっている。 見上げるようなその写真を見てから この登山に一つの不安材料を作ってしまっていたのでドキドキ

9goume

9合目 ここに例の梯子があるはず。でも ここでは無かった。

その代わりに・・・と言うわけでは無いが 眼下に 今までとは全く違う景色が開けている。

Makurazakihoumen ほぼ時計回りに一周したらしく枕崎方面の景色が広がっていた。右は池田湖? 左奥に見えるこんもりした山は矢筈岳?

嬉しくなってあの梯子のことをすっかり忘れていた。

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美しい姿にほれぼれ 開聞岳に挑戦Ⅲ

2010-06-08 14:31:57 | 山歩き

次は7合目で待っているよ  と先を歩き出す息子。 私はと言うと少しずつ心配になってきているんだよ。時間はもう1時。 まだ後に何組かある様だけれど 降りてくる人が数珠つなぎ 間に合うかしら?

「七合目まで30分ね。」25000分の一の地図を眺めながら息子 「そうか 30分ならがんばれるかも。」

Nagasakibana 樹間に長崎鼻が見えるようになる。すこしづつ時計回りにまわっている感じがする。

Tozandou2 登山道はごろごろしてきて どんどん歩きにくくなる。

Tozandou3 倒れて通せんぼして久しい木をよいしょとまたぎ 

Tozandou4 木の根っこが絡み合う道を滑らないように気を付け

降りてくる人にはすべて道を譲って (只休みたかっただけですが) サンダル履きのおじさんやハンドバッグ持ったご婦人に目を白黒

ようやるなぁ

クラブツーリズムのグループが20人ほど降りてきた。 何処のグループかな?と道を譲ると「どうぞどうぞ ごゆっくり」

あれ? それ私の台詞じゃないの? 

疲れてくると話す言葉は惰性になるらしい。

何てぶつくさ思っていると 長崎鼻がさっきよりも見えるように成ってくる。確実に登山道はまわっている。

Nagasakibana2 長崎鼻 長崎と関係あるかと思ったら 先が長い花の様な岬と言うことらしい。

Satamisaki 佐多岬方面が霞んでいるけれど見える。

海が真っ青で綺麗

7goume 7合目到着

「いや~ かかったね コースタイム30分は無理だった 僕も30分かかった。 登りがきついから稼げなかったよ。」と息子が笑っている。

残り1.1キロ あと1時間ほどでいけると良いのだけれど

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