Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

美しい姿にほれぼれ 開聞岳に挑戦Ⅱ

2010-06-07 11:25:24 | 山歩き

登山口から一歩 踏み出したら 想像とは全く違う様相の登山道。まるで原始林の様。

Iriguti Midori

まだ じめっとした季節では無かったので 草いきれのようなものは無かったけれど あんまり緑が濃くてちょっとドキドキ

あの美しい姿の中には こんな景色が広がっている。

25goume すぐに2.5合目にやってくる。ここからは開聞山麓自然公園へ行く事も出来る。 名前がよく似ているけれど自然公園は海沿いの公園で山の反対側になる。 間違えると大変。

Horiwari 真っ黒な土は火山で出来た土? シラスってこんな土?

さらさらしているのか 根っこから下は流れてしまっている。このさらさらが帰りは結構滑って大変だった。

だんだん大きな石がごろごろするようになり 歩きにくいけれどきつい歩きと言うほどでは無い。

「蜂がいるけどどうしよう?」と息子。 見ると一匹の蜂が飛んでいるけれど 怒っている様子はない。

「かちかち言ってないからゆっくり行けば大丈夫だと思うよ。」 息子はアルプスしか経験無いから 蜂に驚いてしまったらしい。

向こうから降りてくる人が勢いよくて蜂を蹴散らしてしまったので どこかへ

Tozanndou2 石はどんどん大きくなり 火山の山だなぁと思っていると4合目 更に木の階段に

初め私に先に行くようにと言っていた息子だったけれど 後を着いてこられるのも気が気じゃない。 彼としては今日は私にペースを合わせて歩くつもりだったようだ。

「先に行って。」 「じゃぁ 5合目で待っているよ。」

木の階段は近づくと随分壊れていて使いにくい。 雨で土が流されてしまったか穴だらけ。

よいしょと登ると あ 左側が開けている。

Tenbou 左に池田湖が見える。佐多岬が見えるらしいけれど 私には解らなかった。

それにしても綺麗やね 飛行機から見た田畑がパッチワークで作られた様に見えたのは土の色が黒くて緑とのコントラストを作っていたからかもしれない。

五合目到着 

息子が座っていて「コースタイムより早いよ。 大丈夫。」と

後から来た一組のご夫婦としばらく休憩。 降りる人を見送るばかりの登りだったけれど 今から登る人がいると少し心強い

Hana3

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美しい姿にほれぼれ  開聞岳に挑戦Ⅰ

2010-06-06 10:11:38 | 山歩き

今回の鹿児島旅行のニ座目は開聞岳 

今だから白状するが 開聞岳について私はひどい誤解をしていた。 まず桜島との違いが分らず 開聞岳イコール桜島の様な印象を持っていた。 その二番目として 開聞岳の登山道はぐるりと山腹を巻いているので歩く距離が長いと何処で聞いたか 誰に聞いたかで 開聞岳の印象は 観光客が歩けるように山をぐるぐる螺旋状にまわるように登って行って 頂上では阿蘇山のように噴火口が見えると。。。。

それにしては 毎日黒い火山灰が降ると聞いていたのにそんな山に登れるのだろうか? 一応出掛けるまでにその誤解は解けるぐらいの学習はしていったけれど・・・

Hana2

霧島を出てからの距離の長かったこと 長かったこと  おまけに霧島神社に寄り道したものだから ナビの到着時間は13時? え~~~っ こりゃ 私には無理だ。 息子だけ登ってきたらいい。

と九州自動車道 南九州自動車道で とりあえず終点まで そこから山道を更にくねくね 桜島の展望地もあったけれど 目的地が遠いので気が気じゃない。

Kaimondakeenkei しかし池田湖を左に進んでいるうちに前方にとんがった富士山のような美しい山が・・・さすがにこれは嬉しかった。 あそこに登るんだね。

昔から感じていること 美しい山はきつい。 考えてみたら当然なのだけれど とんがった山はそれだけ急勾配と言うことで だから山腹をぐるぐる巻いてみたり ジグザグに進んでいったり

Hana1

町のコンビニでおにぎりを仕入れて 九州限定の高菜豚骨ラーメンを仕入れ 準備万端

開聞山麓ふれあい公園へ到着。 どこかで美味しいものを食べてから 空身で登ると言う息子の意見を却下して来ただけあって 到着時間は11時半  少しは時間が稼げた

さて出発。

Kaimondake2

開聞岳に近づいて見上げるとその様子は堂々としていて 観光客が遊ぶ山でないことをあらためて感じる。

ぐるりとまわっているはずの登山道も確認出来ない。初め樹林帯 その後低木あるいは日差しを受けながらの山道が想像出来る。 ありゃ 私行けるだろうか?

「馬鹿な事言ってないで 行くよ。」と息子に叱られ。。。はい 行けるところまで頑張ります。

Kaimondake3 ふれあい公園の脇を歩いて行く。アスファルトの大嫌いな道。

登山口近くにも駐車場がたくさんあるのに閉鎖されている。 管理しきれないと言うことなのだろうか?

Tozanguti 登山道入口は 早くも2合目

ちょっと得した気分。 頂上まで3.5キロと書かれているから健脚なら2時間かからなくて行けると言うことになるけれど

上から降りてきたおじさんが「いや~ きつかったぁ。」と崩れるように座り込む。 足を引きずって痛そう。

弱気の虫が顔を出す。

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不思議な空間を彷徨う 霧島アートの森Ⅲ

2010-06-02 12:19:15 | 旅行記

音の橋を越えてから 樹林ゾーンに入る。 ちなみに音の橋に何か仕掛けがあるかと思ったけれど 特に変ったこともおきず  橋を渡ったら音楽聞こえてきてもおもしろいのだけれど

さて樹林帯には 秘密が隠されている。 この中に五人の人が隠れている それを探しながら歩くと言う作品 アントニー・ゴームリー作 インサイダー

人は 樹木と一体化していて見つけにくいのだそうな うまく見つかるかな? 階段をいっぱい下りていくうちに とても遠いところに来てしまった感じがして 少し不安になる。犯人を追う刑事のような 気分で探して歩く

Kaidan

ターゲットは 板様の あるいは針金様の細い人型 角度によっては木と同化している。色も保護色といえる黒っぽい色

さて 何処にいるかな?

Hitogata1

Hitogata2 こんな感じの人型  今気付いたんだけれど みんな男だった  あはは

見つけにくいのもあるよ

Hitogata3

Hitogata4

Hitogata5 目がなれてくると 木と同化していても 解るようになる

 しばらくゲーム感覚で樹林ゾーンを楽しんで もみの木の小道を上がっていく

降りた分登らないと

Amaterasu_2 ルチアーノ・ファブロ作  イザナミ・イザナギ・アマテラス

とある 

丸太ん棒に四角い石が乗ってバランスをとっている感じなのだけれど どうしてこれがこの作品名になっているのか 全く解らない。 丸い石二つは伊弉冉尊 伊弉諾尊で 四角くて石の模様が丸くて太陽みたいだから天照大神なのだろうか? 

待てよ  天照大神って イザナミ イザナギの子供だったっけ? とこじつけて理解しようとする

やがいひろばが見える所までやってきた

Peresito ダニー・カラヴァン作 ペレシート

四角い箱のような橋? 向こうに別世界が見えるような気がする。 光りに導かれて先まで行ってみる。 どこか解らないけれど美しい里の景色が見える。

異次元の世界に繋がるトンネルのようだ。向こう側はガラス張り でないと景色にひかれて滑落するかもしれない。

野外広場に戻ってきてほぼ一周した

Art  豪華に飾られた絵の枠のようなものが点在

チェ・ジョンファ作

あなたこそアート

ここに私が立って写真を撮れば私自身がアートになるらしい。

鏡よ鏡 答えておくれ  この世で一番美しいのはだあれ?  と白雪姫の継母を思い出す

Kaze 西野 康造作 気流ー風になるとき

大きなアーチの上にトンボのような大きな羽根が乗っている。風に乗って羽根は回る。

本当に風に乗って動くモニュメント 周りの景色に溶け込んで綺麗。

一筆書きのようにまわったので二箇所周り損ねたけれど 閉園時間も近づいてきたので 宿へ向かうことにする。

現代アート 私には難しいけれど 散策も兼ねて楽しい美術鑑賞のひとときを過ごせた。 感謝

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不思議な空間を彷徨う 霧島アートの森Ⅱ

2010-06-02 00:49:11 | 旅行記

アートホールを出ると広大な土地に点在するアートを巡ります。

真っ先に飛び込んできた大きな大きな人型。 男と女 ジョナサンポロフスキー

Otokotoonnna どうしてこれが 男と女?

二つの型をはめ込んだ工作の様な作品でその一つが男で もう一つが女のようだった。 合体~って奴かな?

浜ちゃんでないんだから~  と思う。

パンフレットの案内図とは反対方向 創造の森方面に進む 

Heikousihennkei 反射ガラスとカーブした垣根の不完全な平行四辺形  ダン グレアム とある

う~ん 良く分らないけれど 向こう側に木が植わっていてガラス越しに見える様子はなかなかだった。 こんなシーンお家のテラスにあると良いな。

どこかのマスコミ関係と思われる撮影隊が いろんな方面から写真を撮っていた。

Sanrutu フィリップ キング作 サン・ルーツ どの角度から見ても 意味を理解することは出来なかった。 インパクト強いけれどね あの丸いのは お日様でしょうか?

大きな石を二つ並べてある プライベートガーデン成る作品を過ぎると 森に入っていく。

Mori プライベートガーデンについてはあまり感想を持てなかったのか写真が無い。

Suberidai_2 森には 遊具もある。 とても遊べる感じはしなかったけれど・・・と思ったらこれも作品だった

Yuugu

キリシマのキチ

ああ これなら解る。秘密基地はわくわくする子供のような興味を十分かき立ててくれる。

この作品は形を変えてあちこちに点在する

Kansokujyo カサグランデ&リンターラ  森の観測所

これも言ってみれば 森の番人の基地だね 暗い森に白く浮かび上がっていた。

霧の橋 雲の橋(区別は付かなかった)を渡って ふと気付いたこと 

犬があちこちにいる。 多分犬 アートホールを出てすぐの所にもあったのだけれど 作品と気付かずにいた。

犬と散歩 藤 浩志作 

アニメか イラストで何度も見ているわんちゃんのように思えたけれど ひょっとしたらオオカミ? 谷のしたから見上げていた 道の脇にもいた。 あれれ? こりゃ間違いなく犬だわ。 こんな格好で用を足しているオオカミっておかしいでしょ?

Inu Inu2 

Inu3 かわいらしさに 顔がほころぶ

Rinku 福澤 エミ作  インターリンク

あまり意味が分らないんだけれど 

ベンチ様な作品は 森の中にあちこちに  知らなければベンチと思うな

Musi 頭上に作品が

蝶蝶のような 蝉のような。。。

ダン・ダ・ウ作 薩摩光彩

薩摩切り子のイメージなのだろうか? ステンドグラスの様な作品は綺麗。 森の中に突然現れた妖精のよう? 

Tokinosu 通畠 義信作 時の巣

目玉のオヤジかと思ったその作品は 近づくと確かに巣の様。

鉄の板のようなもので球形を作ってあってそれは錆びている。 この中に 未来の秘密がいっぱい詰まっているのだろうか?

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不思議な空間を彷徨う  霧島アートの森Ⅰ

2010-06-01 23:46:06 | 旅行記

先週から体調崩して寝込んでいました。 時々仕事に出掛けたりしたものだからみるみる悪くなって。。。病院の薬を飲んで死んだように寝てました。 今年は何だか少しの疲れも病気に繋がるようです。

今 くすりで 押さえつけている感じで 目立った症状は無くなってきましたが まだ少し不安 何よりも食べる事が出来なかったので おきているとそのまま崩れこんでしまうようなふらふら感があります。 いつも横着で皆さんの所に書き込みできないでいますが お許し下さい。

息子との旅行記続けます。

「僕行きたいところがある。」と息子。 「現代美術の展示がいっぱいある霧島アートの森に行きたい。」

はぁ 子供の頃から美術と 体育の点だけは誰にも負けないぐらいひどい点数だった息子 とりわけ美術の成績の悪さと来たら・・・・ その息子から アートの森に行きたいだとぉ?後から解ったことだけれど フィアンセの影響らしい。 な~るほどね

えびの高原から4-50分かかる。 高原をぐるりとまわる感じ。結構かかるんだね 金沢現代美術館行ったときも アートにちんぷんかんぷんの私はあまりおもしろいと思えなかったけれど 今回は息子のプレゼント旅行だしね。 初めての所は何処でもわくわくする。

Hana 入口でまず度肝を抜かれる。 水玉模様の ど派手な花。 シャングリラの華という題目が着いた作品は息子が興味を持っている草間彌生さんの作品。

この水玉と 色が特徴なのだそうで まるで食虫植物のような気味の悪い強さを感じる。

Houduki こんなのもあるよ

鬼灯に似ているけれど何だろう?タマネギにしちゃとんがっているし

鬼灯 こぶしの森?  やっぱり 西川勝人作 

Apuroti 玄関までの長いアプローチは 緑が綺麗

Ukukatati ん? びっくりマーク?

題は浮く形 植松奎二

ここからは室内に入り撮影禁止 イサムノグチの作品も展示されていた。

箱庭風の場所に またまた草間彌生さんの作品

Haihiru どのくらい巨大かと言うと 遊園地の滑り台と間違いそう。

草間彌生さんらしい と言うより草間さん以外考えられない作品でしょう

あまりの暑さに 隣のカフェで冷たいジュースを注文して一息

ここで息子フィアンセに「今 霧島アートの森にいるよ。」とメールして「絶句 良いもん誰かと行くもん」と返され苦笑していた。 いっしょに行く予定で行けなかった場所らしい。」

あはは

巨大なハイヒール 

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