■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

ねのひ@銀座

2011-02-20 | 食べ歩き(東京)
お世話になっている方への手土産に選んだのがここの大吟醸。
都内では直営店でしか購入できないので、銀座店に立ち寄りました。
ちょうどお昼時です。
精進おばんざいランチがあるというので興味津々で食べてみることにしました。

まず、お膳が運ばれてくるまでお楽しみくださいとお漬物3種がすぐに出てきます。

本日はお味噌汁か酒粕汁か選べますと言われました。
うぅぅ、この時期ですから酒粕汁を注文すべきでしょうが、昼間っから酒類食べるわけにはいきません。
しかもこの後、目上の方を訪問予定です。(^^;
残念ですが、赤出汁を選びました。



・おばんさい膳


お浸し
お惣菜7品(玉子焼き、キンピラ、切干大根、小芋、ひじき大豆、大根人参甘酢)
ご飯、ちりめんじゃこ
根菜たっぷりの豆味噌汁

ワラズカのすり身揚げ、あんかけ仕立
熱々のすりみ揚げ、あんにはやわらかい若布が色鮮やかに添えられています。



上品そうな少量に見えますけど、実はなかなかしっかりとお腹に納まるお膳です。
特に拍子木状に切った大振りのキンピラが気に入って、歯ごたえと出汁としっかりした醤油の味を楽しみました。
イマドキのカフェ飯とは違い、真っ当な調理をここでは味わえます。
ワンプレートではありますが味付けが重なることなくそれぞれを楽しめます。
正しい日本語、控えめなそれでいて充分なサービスも気に入ってます。
滅多に来ることができませんが、時々ここに来て食べたいなと思わせるお店です。









蔵人厨(くろうどくりや)ねのひ 銀座店


住所:東京都中央区銀座3-2-15 ギンザ・グラッセ10F
定休日:無休





Bistroマルカッサン@銀座(その2)

2011-02-19 | 食べ歩き(東京)
店名の『マルカッサン』とは 仔猪 のフランス語なんだそうです。
南伊豆の天然猪を得意とするこのお店、今回のメインが猪になるのは当然なのですが、
何故かこの時期南伊豆からの猪が届かなくて、シェフが尽力して用意してくれたのが岡山捕れでございました。
天然というのは必ず捕れるとは限らない。
そこがジビエを食べる面白さなのかもしれません。

さて私、都会育ちの人より猪を食べる機会が多かったはず。
新鮮なぼたん鍋も何度か食べましたし、今でも実家の冷凍庫にはいつも猪肉がストックされている環境です。
でもね、過去に猪料理がそれほど美味しいと思ったことはないのですよ。
今回はそんな猪の評価が変わるのか、どういう調理なのかとっても楽しみにしていたのです。

一段と渋い、それでいてタンニンが心地よいワインがでてきました。



・岡山捕れ天然猪のロースト
つけ合わせは、牛蒡・山芋・ハニーキャベツ


脂肪と赤身がはっきりと分かれています。
イディアムレアーの焼き加減。
3人で取り分けて食べますが、かなりボリュームあります。


一切れ食べて・・・ニンマリしてしまいました。
ソースを絡めてもう一切れ食べました。
有機野菜の付け合せも一切れずつ食べて、もう一切れ食べました。
ワインが恋しい・・・・
ワインを飲むと猪が恋しい・・・(笑)
ひどく寡黙であったに違いありません。

煮込みではなく、ステーキ状で出てきたのに軽く驚きましたが、
猪肉の美味しいこと!ソースの美味しいこと。
これからは「猪、大好きですっ」と言わせていただきましょう(^^)

全体に食感と香りを楽しむ食事でした。
いや~~、大満足!


ようやくデザートです。
デザートは黒板に書かれたものから選びます。


私は大人っぽいチョイスで、『マールのヌガーグラッセ』

マールというのは確か強いお酒だと聞いています。
今までにも飲めた例はないですから、私。
デザートだったら少量を楽しめるかと挑戦してみました。


今回は食いしん坊の集会でした(笑)
普段は少食の私も、つられて思わず同じだけ食べました。
お店を選んだ幹事さん、きっと最後までみんなが気に入るかどうか心配だったでしょうね。
すご~~く大満足です。
また来年もジビエの時期にはお声かけてくださいね(^^)







Bistro MARCASSIN

住所:東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビル1階
営業時間:ランチ(月~金)11:30~13:30(L.O) ディナー18:00~21:30(L.O)
定休日:日曜日・月1回不定休





Bistroマルカッサン@銀座(その1)

2011-02-18 | 食べ歩き(東京)
待ちに待った日がやってきました。
超久しぶりのジビエNight!です。
思えば、若かりし頃、神戸のA店にて野生の雉を食べてあまりの美味しさに感激したのがジビエ好きの始まりです。

銀座から東銀座を通り越し、テクテク歩いてたどりついた赤い看板の小さなお店。
作り手との対話が楽しめそうな予感にわくわくしておりました。




まずはシュワシュワの冷たい泡で乾杯です(笑)



すきっ腹にシャンペンは酔いが回るのが早くてなかなか手が出ないのですが、今宵はたしか無礼講のはず(笑)
私も少しいただきました。


とりわけスタイルで出てきた前菜はこれで3人分です。
・ヒヨドリのパテ
この量でヒヨドリ3羽分だとか。舌触りはふわふわで軽く、独特の香りがあってとっても美味しい。


・鹿児島捕れのポーク生ハム
塩加減がちょうどよく、力強い肉質を上品にまとめてるなぁって感じ。
 

・ピクルス(蕪、グリーントマト、胡瓜)
酢加減と歯ごたえがピクルス好きの私のハートを鷲掴みでしたね。


マルカッサンはジビエのお店ですが、ジビエって動物だけじゃないんですね。
野菜、特に根野菜に感激しました。味が濃厚で肉に負けない香り。
火通しがいいのかな・・なんて素人なりに思ってしまいました。


ロワールのワインだそうです。



2皿目は・群馬捕れ野ウサギのロースト、サラダ仕立て
マダムがすばしっこい野うさぎを捕獲するのが難しいって話してくれます。

美味いなぁ、これも。
私がこの前最後に食べたウサギはタルタル仕立てでした。
そのときは全部食べるのに目に涙が浮かんだ代物だったんだけど、その悲しい記憶を嬉しいものに塗り替える一品でした。


飲み口の最後に渋さが見え隠れするドライな赤ワイン。



新潟捕れ田鴫(タシギ)のリゾット

シギの足ってすごく細いですね。小さな鳥なので下ごしらえもたいへんだろうなぁ。
ローストした腿と胸肉、それに脳みそのソース。魅力的な香りで一気食い。
シェフが「作るのが追いつかない」と嘆いてるはず(笑)
恰幅の良い6人がおしゃべりしながら凄いスピードで食べるんだものね。
シェフとマダムの二人で切り盛りしてるお店だからたいへんだと思います。
ところでこのリゾット、トリュフ入ってましたっけ?
誰にも問いただせずにがっついてました、私(笑)


さて、この後、メインディッシュが出てくるのですが、次回に続きます。
熊を食べたという話、ラッキーなことに銃弾が入ってたと弾を見せてくれたり、
そうかと思うと映画の話、ワインアルバム・・・等々、楽しい話で盛り上がった我ら6人。
一回でUPするのは無理ですよ(笑)








Bistro MARCASSIN

住所:東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビル1階
営業時間:ランチ(月~金)11:30~13:30(L.O) ディナー18:00~21:30(L.O)
定休日:日曜日・月1回不定休





ど・みそ@八丁堀店

2011-02-17 | ラーメン
前から気になってるお店でした。
ラーメンバンクのサイトで検索すると地図もリンクされててすごく便利!
お天気もよいし、お散歩がてらに行ってみることにしました(^^)

お店の入り口と券売機の魅力的なコピーに誘われて、迷わず『特みそこってり』をチョイス。
午前11時少し過ぎだったので運よく待たずに座れました。
おひとりさまですから、カウンターの端っこ、一番落ち着く席です。

ほどなく出来上がってきた 特みそこってり です(^^)

う~~ん、キレイです。
ビジュアルが良いと嬉しいですね。


麺は太くて縮れ麺。


スープは唇がこってりとなるほどの濃厚さ。
半熟卵、厚切りのチャーシュー、真っ白のモヤシと鮮やかなコーン。大きなのり二枚。
少量のニラと煎り胡麻が浮いています。

ラーメンの美味しさは第一印象なんだよね。
見た目と一口目!
特にラーメン屋乱立の時代、しかも私のような旅人にはリピート率が低いので第一印象大事なんだよねぇ。
と、思っております。

麺の固さとスープの温度と香り。素晴らしいバランスでございました。
一口食べてうなずいて、やっぱりここの味噌はウマイや!とひとりごちた私です。

お昼は半ライスが無料でつきますよ(^^)と勧めていただきました。
他のお客さんに持っていくご飯をみたら、真っ白で光ってましたよ。すごく美味しそう~~!
でも今夜今夜の私にはヘビーな夜が待っているはず。
泣く泣くご飯は諦めました。(;;)

半分くらい食べたところでまだ正午少し前、ふと見ると店内は満席で、10人ほどの行列ができてました。
近所にランチ営業のお店やお弁当やさんがたくさんある街ですが、行列ってのは少ないぞ~!
さすがです。







『ど・みそ』八丁堀店

住所:東京都中央区八丁堀3-9-5
営業時間:11:00-22:30、土曜11:00-21:00、日祝12:00-21:00(スープ切れ次第終了)
定休日:不定休





簡単ガトーショコラ

2011-02-15 | スイーツ(お菓子)
もう何年も前に友達から習ったレシピです。
私でも簡単にガトーショコラが完成して感動ものでした。
そして今でもそのレシピは覚えてるんです



【メモ】
 15cm 丸ケーキ型



・HERSHEY'Sチョコレートシロップ (260g入り1本)
・バター 110g (スティック1本)
・卵 3個
・生クリーム 150cc
・薄力粉 大さじ1.5
・ベーキングパウダー 小さじ1.5

まず、中くらいのボールにバターをレンジで溶かします。
そこに材料を入れてよくかき混ぜます。
型に流し込んで、180℃で25分焼きます。



ところがですよ、チョコレートシロップを買いに行ったら、600gのものしかないんです。
うむ~~、余るのはイヤな私。
だって、あれば食べてしまいたくなるじゃないですか(笑)
このレシピのよいところは、チョコシロップ(小)1本使い切ってできるということなんですから。
なので、隣に並んでた新製品を買ってみました。


HERSHEY'S SHELL Topping です。200gボトルです。
アイスクリームなどの冷たいものにかけると、たちまち固まるすぐれもの。
あのパリパリしたチョコがお家でもできるそうなんです。
(^^;今回はこれを入れて焼いてみましょう。

さて、バターを溶かしてそれにチョコシロップを入れようとボトルを逆さにしたら・・・
まずチョコが出ないでココナッツ液が出てきたんです。。。。うむ~~~。
ボトルの中ほどを指で押さえると、なんかパリパリ&ザクザクって音がします。
そうしながらボトルを見ると「SHAKE WELL」・・・よく振ってから使ってね!と書いてあります。
ん~~、さらに読んでみると、なんと!ピーナッツバター入り!
更に砕いたピーナッツをキャラメルで固めたもの入り!!
へぇ~~、そうなんだ(^^;

根性でチョコシロップをボトルから出して、バターと混ぜたのだけど、ちょっとチョコが少ないのです。
オレンジ風味のチョコが残っていたのを思い出し、溶かして加えました。
それにしても、ピーナッツバターってかなりしょっぱいんですよ。
しまったなぁ、バター1本は普通のバターを選んだんです。
無塩バターならちょうどよい塩加減になったかもしれないけど、有塩バターとピーナッツバターの組み合わせだと塩味のチョコケーキになるかもです。


今回は四角型に平たく焼き上げました。
表面にピーナッツのブツブツが見えます。


上部が割れませんでしたね(^^;いっそのことしっとりとしたケーキにしてしまいましょう。
焼き上げてからはホイールで包んで冷まします。
完全に冷めてから粉砂糖を振りかけて完成です。
アドリブに次ぐアドリブで作りましたが、雰囲気だけはなんとかなりました
さて、ラッピングして配りましょ!





(HERSHEY'Sのチョコレートシロップの写真はハーシージャパンさんのサイトからお借りしました)









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