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元興寺さんの「地蔵会万燈供養」

この8月に禅室の一部に使用されている木材が世界最古のものであることが確認された、奈良の元興寺。
「げんこうじ」かと思っていたら「がんごうじ」と読むんですね!


奈良ホテルから奈良町へ抜け、ちょっと南へ下がったところにあるお寺さんで、かつては猿沢池を挟んで興福寺とともに、大変広い寺領を持っていたそうです。

8月の23・24の両日、桔梗が咲く浮図田(ふとでん)に灯明を灯し、有縁無縁一切霊等を追善し、また家内の繁栄と子供たちの健やかな成長と、世界の平和を地蔵大菩薩に祈願する「地蔵会万燈供養」が行なわれていました。



また、本堂(極楽堂)では各界の名士に書いていただいた色紙を行灯にした「献灯会」も開かれています。



ちょっと耳慣れない「浮図田(ふとでん)」とは、中世の供養の形態で、石塔・石仏(浮図)類を田圃の様に並べた状態を指すそうです。






菜種油を注いだ土器の灯明皿は、土に還るように低い温度で焼成した素焼きのお皿で、墨で願い事がかかれていました。



夜店が並ぶ境内の一角では、子どもたちがボランティアの手を借りながら、粘土で来年使う灯明皿を作っています。






そんな様子を 人気の去った極楽堂(曼荼羅堂)の須弥壇から地蔵尊が見ていました!

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シシトウの柚子胡椒風味


昨日 「東京朝市アースデイマーケット@境内」で買ったシシトウ。

神奈川の綾瀬市で有機栽培をしているそうで、いかにもそれらしい 自然に育ったような不揃いのシシトウ。


どうして食べようか、チョッと迷ってたらお店の人が『軽く炙って柚子胡椒で和えると美味しいよ』と教えてくれました。


本当は網で炙った方がいいのでしょうが、手間を考えてテフロンのフライパンでチョッと焦げ目がついたところを1cmくらいに切って、柚子胡椒+白出汁に、平翠軒で買った辛おじゃこ(ちりめんじゃこを唐辛子やニンニクの入った胡麻油に漬け込んだもの)と和えてみました♪

シシトウ自体はそんなに辛味のないものでしたが、すっきりした辛さにお箸が進む一品でした
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9.11に


今日の東京は晴れ
9月も中旬と云うのに、真夏の様な灼熱の太陽…



あの同時多発テロから昨日で9年。
昨日、築地の買い物帰り、築地本願寺の前を通ったら「東京朝市アースデイマーケット@境内」と題して、有機野菜や沖縄のヘリパッド問題を紹介するテントなどが並んでいました。

その中の1つに天然酵母のパン屋さんがあって、いい香りに魅かれて買ったパンがこちら!
見てのとおり「9」の意匠は、憲法9条からとったもの。



今朝トーストして食べてみましたが、しっかりとしたバゲット生地の美味しさ。
ワインじゃないですが、作り手の思いが伝わってくるような気がします。
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