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雉せいろ @多助そば 湯津上屋(塩原温泉)


今日の東京は朝から雨模様

昨日は34℃もあったのに、今の気温は17.3℃!
一日で15度以上の温度差で、肌寒さを感じる気温です。


さて、写真は21日に所用で出かけた塩原温泉にある「湯津上屋」の雉せいろ。

スープ入り焼きそばが那須塩原の名物(B級グルメ)と聞いて、それを出しているお店がないかと塩原の温泉街を流したのですが、たまに看板は見かけるものの、祝日の翌日とあってみんな本日お休み…

お腹も空いてきたなぁ…と温泉街のバス停脇のお蕎麦屋さんの看板を見ると「湯津上屋」

以前、このブログでも紹介した木挽町 湯津上屋が、出身地の「湯津上」を屋号にしていたのを思い出して、友人たちと入ってみました。

店名につく「多助」は、江戸時代の豪商「塩原多助」からとってるのかもしれませんが、確か塩原多助の出身は塩原ではなく、お隣りの群馬県利根郡新治村だったはず??

まぁ、そこら辺は気にせずお蕎麦に戻りますが、ここのお店は驚異的に安いんです!
「かけ」がなんと300円! 立ち食いそば並みの値段です。

いわゆる普通のもり(せいろ)が2枚で600円。
こちらの笊はちょっと変わっていて、底に2cm位の爪が出ていて、笊を重ねてもお蕎麦がくっつかない様になっています。


お品書を見ていて気になったのが「多助そば」。
女将さんに聞くと普通のせいろのつけ汁に茸が入っている由。

もう一つ目が行ったのが、「雉せいろ」。
お出汁に山中で獲れた雉を使っていて鴨よりも濃厚な出汁とのこと。。。


で、迷うことなく、「雉せいろ」をお願いしました。


上の方がやや広がった蕎麦猪口に熱々のつけ汁が入って出てきました。
まずは香りをかいでみましたが、香りはそれほどの特徴はないですが、一口 口に含んでみると、野鳥の滋味が感じられる濃厚な味にビックリ!

軽くお蕎麦を手繰っておつゆをつけていただくと、蕎麦の香りが一層引き立つような気がします♪
普通のせいろのおつゆも味見をさせてもらったら、そちらもかなり濃厚な出汁が出ていたので、こそっと聞いたら干し椎茸の戻し汁を使っている由。
 (結構いい味してました


食べ終わってから、女将さんに中央区に同じ名前のお店があることを聞くと、先代が現在は大田原市に合併された湯津上村の出身で、そこから名前もいただき、中央区のお店は息子さんがやっているお店とのこと。

偶然の廻りあわせにビックリした「湯津上屋」でした。
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