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吉田大八監督 「敵」

池袋の「シネマ・ロサ」で吉田大八監督の「敵」を観てきました。
 
 
20年ほど前、妻に先立たれた後、書斎に並ぶ書籍、文房具一つに至るまでこだわりながらも慎ましく暮らす元大学教授。
健康でいるために食生活にこだわりを持ち、異性の前では傷つくことのないようになるだけ格好つけて振る舞い、密かな欲望を抱きつつも自制し、亡き妻を想い、人に迷惑をかけずに死ぬことへの考えを巡らせる。 遺言書も書いてある。もうやり残したことはないはずの教授のパソコンの画面に突然の「敵がやって来る」のメッセージを観てからすべてが狂い始める、、、
時として現実と幻の区別もつかなくなる元教授の「敵」は何なのか?
描かれている元教授の年齢にはまだ至りませんが、何かと考えさせられる映画でした。
 
主演の長塚京三をはじめ、瀧内公美や河合優実に松尾貴史など、脇役も豪華!
モノクロ・スタンダードってのもいいですね
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