平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

安倍さんや自民党保守派の憲法観~「みっともない憲法ですよ、はっきり言って」

2014年08月29日 | 事件・出来事
 ツイッターを見ていたらこんな投稿があった。
 現在の憲法に関する天皇陛下と安倍首相、自民党保守派の議員の言葉だ。

★天皇陛下「日本は平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り……」

 現在の天皇は日本国憲法を<平和>と<民主主義>を保つ大切なものと考えていらっしゃる。
 一方、自民党のウルトラ保守の皆さんは、

★安倍首相 「みっともない憲法ですよ、はっきり言って」
★船田元議員「立憲主義を守ると国が滅ぶ」 
★西田昌司議員「国民に主権があるなど異常な事だ」

 これでお分かりのとおり、自民党の保守派の人間は、現在の憲法が大嫌い。

 彼らは、個人より国家が優先する社会にしたい。
 人権というもの制限して、国というものを優先させたい。
 と思っている。

 先日の『花子とアン』で、村岡家の買っていた犬のテツが軍隊に徴収されるエピソードがありましたが、彼らが目指すのはそういう社会。
 お国のために個人的なものは捨てろ、という社会。

 あるいは現在、政府が苦労している、沖縄の辺野古への基地建設や、原発の放射能廃棄物の中間貯蔵施設の問題。
 これも、国民の人権というものがなければ簡単に解決する。
「お国のために土地を提供しろ」「お国のために基地や中間貯蔵施設を造らせろ」と言えばいい。

 税金だって上げ放題。
「お国を守るために軍事費をあげなくてはならないから、消費税を20%にします」と言えばいい。
 上げた税金は決して福祉や年金に使われることはない。
 一方、三菱などの武器も造っている会社は大儲け。
 政治家や官僚はそこからさまざまな美味しい恩恵を受ける。

 個人より国が優先する社会

 こういう社会は非常に息苦しいと思うのですが、どうでしょう?

コメント (2)
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