報道ステーションで〝官邸の圧力で自分の降板や番組のMプロデューサーの更迭〟を語ったコメンテイター古賀茂明氏。
もし、これが事実だとしたら、政府によるとんでもない報道関与、言論圧力である。
その古賀氏。
番組CM中と終了後の生々しいやりとりについて次のようにリテラに語っている。
まず、番組幹部のW氏とは、
『僕と古舘さんとわーっとやり合って、CMに入りまして、そこで(番組の幹部W氏が)来るんですよ。「打ち合わせに無いことをしゃべるな」と言ってきたんです。だから僕は「えっ?」と驚いて、「打ち合わせしたこと以外は、しゃべっちゃいけないんですね、もう一回言ってください」と言ったら、「だから打ち合わせに無いことを言わないでください、古賀さん」と言ったから、僕はそれを紙に書いたんです。
『打ち合わせに無いことを喋らないでくださいと(番組の幹部W氏は)言いましたので、私はこの番組の中では打ち合わせたこと以外しゃべれなくなってしまいました』って、(CMのあと)最初にそれを言ってから、私はしゃべりますからと言ったんです。CM中のことです。
そしたら(番組の幹部W氏)は、すごいあせっちゃって、「なんでそんなこと言うんですか」と言うから、だってあなたが今言ったでしょ、と。
僕の立場としては言いたいことを全部言いたいけど、でも、それを言わないんだったら、何で言わないか説明しなければならないじゃないですか、と話をして、あなたは名前を出さないで裏でそういうふうに圧力かければすべて済むからいいですけど、僕は名前出してやっているんですよ、と。だからあなたも正々堂々と言えると思っているんだったら、名前を言っても何も困らないでしょうと言ったら、それは困ると言って』
テレビ朝日・報道局長とは、
『楽屋から出ると、通路の真ん中に仁王立ちした報道局長がいて、通路を通さない感じで、彼はおそらく僕にきっちり抗議した、と、周りに分からせようというのもあるのか、みんなの前で見せるように、「何であんなことを言うんだ」「あれはおかしいじゃないか、ニュースの中身と関係ないじゃないか」とかそんなことを色々言いながら、私についてきて、私は無視して、でもエレベーターまでついてきて、地下のハイヤーの乗り口までずっとついてきて、そういうことをずっと言うわけです。
だけど、僕が途中から、あなたの仕事はこういうことが仕事なの? 違うでしょ、なんで(Mプロデューサーを)更迭したの?」と。
そしたら報道局長は「更迭じゃない」と最初は言い張っていたんだけど、僕が「じゃあ、なんで(Mプロデューサーを)代えるの? 古舘さんにしても(Mプロデューサーを)代えたいわけじゃないでしょ。(Mプロデューサーを)守るのがあなたの仕事でしょ」と、ずっと僕は色々言ったら、報道局長は途中から黙ってしまった。完全に何も言えなくなっていました』
もっと詳細をお読みになりたい方は以下をご覧下さい。
さらに続報! 古賀茂明が『報ステ』放送中・放送後のスタッフとのやりとりをすべて明かした!(リテラ)
このやりとり、古賀氏本人が語っているのだから主観的なものはあるにせよ、ほぼ間違いはないだろう。
もし、事実と違っているならテレビ朝日は記者会見でも開いて弁明すべきだ。
それにしても本当に情けないね、テレビ朝日の報道局。
権力の顔色をうかがって口を閉ざすのなら、報道なんかやめちまえ。
安倍晋三と仲良く夕食なんか食ってるから、そういうことになるんだ。
月~木曜日のコメンテイターの恵村さんも幻冬舎の見城徹氏(テレビ朝日番組審議会委員長を兼任)とテレ朝・早河会長が協力して外したと古賀氏は言ってるけど本当?
見城さん、「ひんしゅくは買ってでもしろ」というのが信条だって聞いたけど、全然違うじゃないか?
「どんどんひんしゅくを買う番組を作れ」と言うのがあなたの仕事じゃないの?
見城さんのこと、編集者として尊敬してたのになぁ。
とても残念だ。
人事による圧力。
NHKの会長・籾井も同じようなことをしてるけど、上から「官邸からクレイムが来るような報道をしたら異動させるぞ」って言われたら、そりゃあ、現場は萎縮するよね。
圧力から現場を守ってやるのが上の仕事なのに。
最近、テレビがおかしくなっている。
※追記
この件について、菅官房長官は「放送法」を持ち出して言及した。
政府が「放送法」を持ち出すことはこれが初めてらしい。
砂川浩慶(ひろよし)・立教大学准教授(メディア論)はこんなコメントをしている。(朝日新聞)
「生放送中のハプニングは番組として不適切ではあったものの、今回の最も大きな問題は、政権与党と放送メディアとの関係だ。
官房長官が「放送法」を持ち出したのは非常に巧妙。直接的ではなくても、口に出すことで圧力になる。
今後、テレビ局側が当たり障りのないコメンテーターを使うなど、結果的にメディアによる権力批判が封じられることにつながることを懸念する。
今後もテレビ局は波風をたてることを恐れず、少数意見や政権を批判する意見も報道し、多様な角度から報道することが重要だ」
確かに。
それにしても菅って陰湿だよな。
もし、これが事実だとしたら、政府によるとんでもない報道関与、言論圧力である。
その古賀氏。
番組CM中と終了後の生々しいやりとりについて次のようにリテラに語っている。
まず、番組幹部のW氏とは、
『僕と古舘さんとわーっとやり合って、CMに入りまして、そこで(番組の幹部W氏が)来るんですよ。「打ち合わせに無いことをしゃべるな」と言ってきたんです。だから僕は「えっ?」と驚いて、「打ち合わせしたこと以外は、しゃべっちゃいけないんですね、もう一回言ってください」と言ったら、「だから打ち合わせに無いことを言わないでください、古賀さん」と言ったから、僕はそれを紙に書いたんです。
『打ち合わせに無いことを喋らないでくださいと(番組の幹部W氏は)言いましたので、私はこの番組の中では打ち合わせたこと以外しゃべれなくなってしまいました』って、(CMのあと)最初にそれを言ってから、私はしゃべりますからと言ったんです。CM中のことです。
そしたら(番組の幹部W氏)は、すごいあせっちゃって、「なんでそんなこと言うんですか」と言うから、だってあなたが今言ったでしょ、と。
僕の立場としては言いたいことを全部言いたいけど、でも、それを言わないんだったら、何で言わないか説明しなければならないじゃないですか、と話をして、あなたは名前を出さないで裏でそういうふうに圧力かければすべて済むからいいですけど、僕は名前出してやっているんですよ、と。だからあなたも正々堂々と言えると思っているんだったら、名前を言っても何も困らないでしょうと言ったら、それは困ると言って』
テレビ朝日・報道局長とは、
『楽屋から出ると、通路の真ん中に仁王立ちした報道局長がいて、通路を通さない感じで、彼はおそらく僕にきっちり抗議した、と、周りに分からせようというのもあるのか、みんなの前で見せるように、「何であんなことを言うんだ」「あれはおかしいじゃないか、ニュースの中身と関係ないじゃないか」とかそんなことを色々言いながら、私についてきて、私は無視して、でもエレベーターまでついてきて、地下のハイヤーの乗り口までずっとついてきて、そういうことをずっと言うわけです。
だけど、僕が途中から、あなたの仕事はこういうことが仕事なの? 違うでしょ、なんで(Mプロデューサーを)更迭したの?」と。
そしたら報道局長は「更迭じゃない」と最初は言い張っていたんだけど、僕が「じゃあ、なんで(Mプロデューサーを)代えるの? 古舘さんにしても(Mプロデューサーを)代えたいわけじゃないでしょ。(Mプロデューサーを)守るのがあなたの仕事でしょ」と、ずっと僕は色々言ったら、報道局長は途中から黙ってしまった。完全に何も言えなくなっていました』
もっと詳細をお読みになりたい方は以下をご覧下さい。
さらに続報! 古賀茂明が『報ステ』放送中・放送後のスタッフとのやりとりをすべて明かした!(リテラ)
このやりとり、古賀氏本人が語っているのだから主観的なものはあるにせよ、ほぼ間違いはないだろう。
もし、事実と違っているならテレビ朝日は記者会見でも開いて弁明すべきだ。
それにしても本当に情けないね、テレビ朝日の報道局。
権力の顔色をうかがって口を閉ざすのなら、報道なんかやめちまえ。
安倍晋三と仲良く夕食なんか食ってるから、そういうことになるんだ。
月~木曜日のコメンテイターの恵村さんも幻冬舎の見城徹氏(テレビ朝日番組審議会委員長を兼任)とテレ朝・早河会長が協力して外したと古賀氏は言ってるけど本当?
見城さん、「ひんしゅくは買ってでもしろ」というのが信条だって聞いたけど、全然違うじゃないか?
「どんどんひんしゅくを買う番組を作れ」と言うのがあなたの仕事じゃないの?
見城さんのこと、編集者として尊敬してたのになぁ。
とても残念だ。
人事による圧力。
NHKの会長・籾井も同じようなことをしてるけど、上から「官邸からクレイムが来るような報道をしたら異動させるぞ」って言われたら、そりゃあ、現場は萎縮するよね。
圧力から現場を守ってやるのが上の仕事なのに。
最近、テレビがおかしくなっている。
※追記
この件について、菅官房長官は「放送法」を持ち出して言及した。
政府が「放送法」を持ち出すことはこれが初めてらしい。
砂川浩慶(ひろよし)・立教大学准教授(メディア論)はこんなコメントをしている。(朝日新聞)
「生放送中のハプニングは番組として不適切ではあったものの、今回の最も大きな問題は、政権与党と放送メディアとの関係だ。
官房長官が「放送法」を持ち出したのは非常に巧妙。直接的ではなくても、口に出すことで圧力になる。
今後、テレビ局側が当たり障りのないコメンテーターを使うなど、結果的にメディアによる権力批判が封じられることにつながることを懸念する。
今後もテレビ局は波風をたてることを恐れず、少数意見や政権を批判する意見も報道し、多様な角度から報道することが重要だ」
確かに。
それにしても菅って陰湿だよな。