平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

サマータイム制という愚策!~マイナンバー、プレミアムフライデー、シャイニングマンデー……政府のやることはぜんぶ的外れ!

2018年08月11日 | 事件・出来事
 政府のやることは国民の現状からかけ離れていることが多くて、ことごとく失敗している。

 たとえば、
・プレミアムフライデーーー!~金曜日は仕事を早く切り上げて楽しみましょう!(笑)

 これが失敗すると、性懲りもなく次に出そうとしているのが、
・シャイニングマンデーーー!~土日のレジャーで疲れているから月曜日の午前中は休みにしましょう!(笑)

 もうサイアク。
 バカの極み。
 民間企業にとって一番大切なのは月曜日の朝なんだよ!

 そう言えば、マイナンバーカードなんてのもあったな。
 10%くらいしか普及してないやつ。
 マイナンバーカードを造るには自分の写真を撮らなきゃいけないんだけど、免許証やパスポートならいざ知らず、たかだか役所の書類をとるのが便利になるくらいのためにどうして手間や写真代をかけなきゃいけないのか?
 役人って国民をまったくわかってないよね。

 まあ、これはすごい利権でもあるんだけどね。
 マイナンバーカードのためのシステム構築。
 これは国だけでなく地方自治体にも関わる事業だからIT業界が潤う。
 でも、こんなムダなことに予算を費やすよりは保育園を造ったり、子ども手当を渡したりする方がよくない?
 この国は少子化なんだろう?
 でも、保育園造っても、子ども手当を渡しても、政治家には見返りがないし、官僚も天下りができないから、そういうことをやりたがらない。
 やつらが考えているのはほんと自分のことだけ!
 自民党と官僚がこの国を衰退させている。
 ……………

 んでもって、愚かな政府が次に打ち出してきたのが、〝サマータイム制〟だ。
 夏の期間だけ、時計の針を2時間早くするっていう制度。

 これって、まず眠いよな。
 8時30分出社の人は6時30分出社になり、通勤や朝食時間を考えると4時~5時起き?
 新聞配達や鉄道会社の人はもっと早起きになる。

 次に問題なのは、
 サマータイム制で終業時間が午後3時になったりするわけだけど、絶対3時にあがれないってこと。
 だってまだ日が照ってるんだよ。
 大半の企業が「お疲れ様でした」なんてことにはならず、いつもの習慣で5時6時まで仕事を続けることになる。
 企業の中にはサマータイム制を導入しない所もあるだろうから、取引先がまだ仕事をしているのに自分たちが帰るわけにいかないってことになり、残業を強いられる。
 結局、2時間早く来て仕事をするってことになりそう。

 というわけで、政府は民間の実態をわかっていないね。
 想像力がなく完全な机上の空論で物事を考えている。
 しかも、この発想の大もとは森喜朗で、導入の動機は〝オリンピックの暑さ対策〟らしい。
 すげえな、オリンピック。
 たかだか3週間くらいのスポーツイベントのためにそこまでするか?
 ていうか、オリンピックのためなら何でも0Kという風潮はやめないか?

 でも、ある世論調査によると、このサマータイム制に国民の51%が賛成してるんだってさ。
 大丈夫か、日本国民?


※追記
 聞くところによると、サマータイム制って、コンピュータシステムの改訂、信号機のプログラムの変更、鉄道のダイヤ改正などで1000億以上の費用がかかるらしい。
 森喜朗のせいで、みんなが迷惑し、余計なカネがかかる。
〝バカが権力を持つことの弊害〟の良い例。

コメント
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