右京さん(水谷豊)を言葉で表すとこうなるらしい。
〝つむじ曲がり〟〝ヘソ曲がり〟〝偏屈〟〝意固地〟〝ひねくれ者〟(笑)
こういう右京さんイジりを毎回やればいいのに!
さて、事件。
「相棒」でよくある特異な職業物である。
今回は国語辞書編纂者。
言葉集めに執念を燃やし、言葉に取り憑かれた男。
大鷹公介(森本レオ)先生!
大鷹先生は町で女子高生のスカートを覗いていると思っていたら、女子高生のしゃべる言葉を聞いて収集していた。
マジ卍。
いいですね、こういうエキセントリックな人!
こういう人が文化をつくる。
現在は金儲け至上主義・効率主義だけど、こういう人を大事にしないとダメだよな。
そうしないと、社会や人間がスカスカになり、潤いをなくす。
こんな大鷹先生が紡ぎ出す言葉は次のようなものだ。
〈常識〉
平凡でつまらない価値観。新しいものを拒む頭の古い考え。
今これを読んで不快に感じているあなたのこと。
上手い!
ビアスの「悪魔の辞典」みたいな感じだろうか。
そして、この言葉が真犯人の動機につながっている。
ネタバレになるので具体的に書かないが、動機としては、ちょっと弱いかな?
犯人の立場なら大鷹先生の仕事に敬意を払うだろうし、そもそも、そんなことで人を殺すか?
右京さんの推理も状況証拠に基づく類推で、決定的な証拠はない。
とはいえ、以上のようなことで、
「これは駄作だ、ミステリーでない」
「相棒らしくない」
と決めつけてしまうのは〈常識〉にとらわれているのかもしれない(笑)
ミステリも「相棒」も日々変わってきている。
個人の抱えている疾病が謎やトリックになっているというのは、「ビブリア古書堂の事件手帖」の「論理学入門」のエピソードでもありましたね。
ある海外ドラマでは、植物人間としてずっと眠っている人物が実は殺人犯だった、というエピソードがあった。
犯人は医者と結託して昼間は睡眠薬で眠り、夜、起きて殺人をおこなっていたのだ。
この手のトリックは今後もいろいろ展開されそう。
あとは辞書の「愛」という言葉で反応したのは芹沢(山中崇史)で、反応しなかったのは伊丹(川原和久)!
だから伊丹は女性にモテないブラザース?(笑)
〝つむじ曲がり〟〝ヘソ曲がり〟〝偏屈〟〝意固地〟〝ひねくれ者〟(笑)
こういう右京さんイジりを毎回やればいいのに!
さて、事件。
「相棒」でよくある特異な職業物である。
今回は国語辞書編纂者。
言葉集めに執念を燃やし、言葉に取り憑かれた男。
大鷹公介(森本レオ)先生!
大鷹先生は町で女子高生のスカートを覗いていると思っていたら、女子高生のしゃべる言葉を聞いて収集していた。
マジ卍。
いいですね、こういうエキセントリックな人!
こういう人が文化をつくる。
現在は金儲け至上主義・効率主義だけど、こういう人を大事にしないとダメだよな。
そうしないと、社会や人間がスカスカになり、潤いをなくす。
こんな大鷹先生が紡ぎ出す言葉は次のようなものだ。
〈常識〉
平凡でつまらない価値観。新しいものを拒む頭の古い考え。
今これを読んで不快に感じているあなたのこと。
上手い!
ビアスの「悪魔の辞典」みたいな感じだろうか。
そして、この言葉が真犯人の動機につながっている。
ネタバレになるので具体的に書かないが、動機としては、ちょっと弱いかな?
犯人の立場なら大鷹先生の仕事に敬意を払うだろうし、そもそも、そんなことで人を殺すか?
右京さんの推理も状況証拠に基づく類推で、決定的な証拠はない。
とはいえ、以上のようなことで、
「これは駄作だ、ミステリーでない」
「相棒らしくない」
と決めつけてしまうのは〈常識〉にとらわれているのかもしれない(笑)
ミステリも「相棒」も日々変わってきている。
個人の抱えている疾病が謎やトリックになっているというのは、「ビブリア古書堂の事件手帖」の「論理学入門」のエピソードでもありましたね。
ある海外ドラマでは、植物人間としてずっと眠っている人物が実は殺人犯だった、というエピソードがあった。
犯人は医者と結託して昼間は睡眠薬で眠り、夜、起きて殺人をおこなっていたのだ。
この手のトリックは今後もいろいろ展開されそう。
あとは辞書の「愛」という言葉で反応したのは芹沢(山中崇史)で、反応しなかったのは伊丹(川原和久)!
だから伊丹は女性にモテないブラザース?(笑)