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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

安倍、またもやねつ造!~外国人技能実習生の聞き取り調査の数字をいじり、言葉を換える。いい加減にしろ!

2018年11月17日 | 事件・出来事
 安倍内閣がまたもやデータ改ざん。

 現在、審議中の移民法(=入管法改正案)のデータを改ざんしていたのだ。

 データは失踪した技能実習生の聞き取り調査。
 法務省が技能実習生に聞き取り調査をした〝失踪理由〟はこうだ。(複数回答可・以下の数字は各設問に関する割合)

・「より高い賃金を求めて」…………87%
・「実習終了後も働きたい」…………14%
・「指導が厳しい」    ………… 5%
・「暴力を受けた」    ………… 3%

 で、まずは数字のねつ造。
・「より高い賃金を求めて」…………87% → 67%
・「実習終了後も働きたい」…………14% → 18%
・「指導が厳しい」    ………… 5% → 13%
・「暴力を受けた」    ………… 3% →  5%

 明らかにマイナスの失踪理由(「指導が厳しい」「暴力を受けた」)をパーセンテージを低くしている。

 ねつ造はこれだけでない。
 何と、
 調査で失踪動機の選択肢だった「低賃金」「契約賃金以下」「最低賃金以下」の3つを、法務省が独自に「より高い賃金を求めて」として合算していたのだ。

 アウトーーーッ!!
 安倍政権、お得意の言葉の言い換えだ。
「低賃金」「契約賃金以下」「最低賃金以下」は明らかにマイナスイメージだが、「より高い賃金を求めて」だと何となく良く見える。
 よくもまあ、こんなゴマかしをするな。
 与党議員も大混乱 ↓

 

 

 過去、安倍はさまざまな言葉の言い換えをしてきた。
・平和安全法制……集団的自衛権容認
・テロ等準備罪……共謀罪
・武器輸出  ……防衛装備移転
・FTA   ……TAG
 で、今回は、
「低賃金」「契約賃金以下」「最低賃金」→「より高い賃金を求めて」

 もういい加減にしてくれよ。
 これ以上、国民をダマすなよ。
 言葉を言い換えたって本質は変わらないんだぞ。
 正しいデータに基づかなくては正しい政策や判断など出来ないんだぞ。

 国民は安倍にバカにされてるんだけどな。
〝きれいな言葉〟〝当たり障りのない言葉〟を羅列しておけば国民をダマせるって。

 官僚も劣化の極み。
 何だ、このいい加減さは!
 これをやった担当者を処分しろ。
 責任とらせないから安易なねつ造をやるんだよ。

 野党はこの件で審議拒否。
 それでいいと思うよ。
 まずは、なぜこんなインチキデータが出て来たかを検証しよう。
 与党・自民党も公明党もバカにされてるんだぞ。

 いまだかつて、
 こんなインチキな内閣があっただろうか?
 こんなに国民や国会に不誠実な内閣があっただろうか?


※参照記事
 入管法改正案 調査データに入力ミス、集計ミス(毎日新聞)
 ※毎日新聞は〝入力ミス〟〝集計ミス〟とオブラートに包んでいるが、どう見ても意図的だろう?

コメント (4)
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