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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

安倍晋三、北方領土2島返還で妥協するってよ~さあ、右寄り評論家の反応が楽しみだ!

2018年11月15日 | 事件・出来事
 安倍晋三がプーチンと会談して〈北方領土二島返還〉で〈平和条約締結〉を積極的にすすめることを約束したらしい。

 まあ、方向性としてはいいと思うよ。
 四島返還にこだわっていたら永久に何も返ってこないし、平和条約を結ぶのも悪くない。

 しかし、実現性はどうなんだろうね?
 プーチンは歯舞、色丹にアメリカ軍基地を置かないことを条件にしているようだし、アメリカは無基地化や平和条約を結ぶことを認めるのか?
 西欧諸国やアメリカがクリミア制裁で団結している中、日本だけが足並みを乱すことが可能なのか?
 単なる政治的なパフォーマンスで終わらなきゃいいけど。
 大きな花火を上げて、いつの間にかウヤムヤになってしまうのが安倍政治だ。

 あとは、この決定過程が気になるね。
 四島返還→二島返還は大きな方針変更だ。
 従来の日本政府の方針と異なる。
 これを安倍が勝手に決めたのか?
 選挙などで国民の同意を得たのか?(→得ていない)
 少なくとも自民党には話を通してるよね?
 方向性はいいとして、国の方針を安倍の独断で変えたとしたら問題だぞ。

 右巻きの人は当然、怒るよな?
 北方領土は戦争末期のどさくさに紛れてソ連が不当に奪取したもので、四島返還は当然だ。
 これが二島返還だとしたら激怒は必至。
 さあ、官邸前に街宣車が出るかな?
 そうしなければ右翼じゃない。
 百田尚樹、櫻井よしこ、竹田恒泰らの反応も楽しみだ。
 インチキか本物かが試されている。

 安倍晋三は残り任期3年になってレジェンドがほしいんだろうな。
 さあ、〈外交の安倍〉ってやつを見せてもらおうか。

コメント (4)
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相棒17 「計算違いな男」 ~計算どおりに行かないのが人間。計算どおりに行かないからロマンチックな奇跡も起こる

2018年11月15日 | 推理・サスペンスドラマ
 人間は失敗するから面白い。

 完全犯罪を企んだ天文物理学者・星野亮(木村了)。
 しかし、
 最初の企ては〝人違い〟
 2回目の企ては〝場所違い〟

 すぐれたAIのように、過去の犯罪データを蓄積し、実行に移すために計算式を立てるが、星野自体が〝不確定要素〟なので失敗する。
 そう人間の失敗は、コンピュータープログラムに例えれば〝バグ〟なのだ。

 右京さんもAIのような人だな。
 過去の犯罪データを記憶し自在に引き出せる。
 計算式の意味も読み取れる。
 失敗はほとんどないし、AIとしての性能は星野よりはるかに上。
 でも、人として面白味があるかと言えば、どうなんだろう?(笑)

 人間には〝バグ〟がある。

 若月雄也が脅迫をおこなったのも、教師・三田真一(松田洋治)が生徒を好きになってしまうのも、真犯人が勢い余って殺してしまったのも〝バグ〟。
 AIはこうした非合理的なことをしない。
 一方、人間は何をしでかすかわからない。
 だからこそ人間社会から争いごとが絶えないのだが、逆にこれが面白い。
 非合理な存在ゆえ、今回のラストのようなロマンチックな奇跡も起こる。
 フツー、人殺しを企み、天文台をクビになった将来不安定な男と結婚したいと思う女性はいないだろう。
 しかし〝愛〟の力はそれを乗り越え、彼のもとに走らせてしまう。

 世の中が統計どおり、計算どおりに進んだらつまらない。
 失敗や上手くいかないことを楽しもう。

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