平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

もはや三流国家~安倍内閣、またもやデータをねつ造!外国人労働者の最低賃金以下67.5%が0.8%と報告! 水道民営化でも!

2018年12月05日 | 事件・出来事
 相変わらずのねつ造。
 これが麻痺して当たり前になっていくのが怖い。

 今回のねつ造はこうだ。

『失踪した外国人技能実習生2870人に対する昨年の法務省調査の元資料である聴取票を分析した結果、67・6%の1939人が最低賃金割れだったと発表した。
 法務省は複数回答の結果、失踪の理由として「最低賃金以下」を0・8%、22人としており、実習の実態が大きく異なることを示す結果となった』(朝日新聞)


 最低賃金割れが実際は67.5%なのに法務省の報告では0.8%って……。
 どういう集計してるんだよ!
 これをまとめた担当者は当然、責任を問われ何らかの処分をされてるよな?
 つーか、これ、ミスとかじゃなくて〝ねつ造〟だろう?

 しかも、この67.6%が判明したのって、野党が〝手書き〟で資料を書き写して調べたから。
 コピーが当たり前でデジタル化の時代に〝手書き〟って!
 法務省の言い分としては、コピーだと個人情報として流出する可能性があるかららしいんだけど、バカか?
 ……………

 ねつ造はもう一件ある。
 水道民営化の海外での失敗事例だ。

『水道事業を「民営化」しやすくする水道法改正案に関連し、海外で民営化の失敗例が相次いでいる問題で、公営に戻した海外の事例を、厚生労働省が3例しか調べていないことがわかった。
 調査は2013年に実施し、07~10年の事例だった。
 再公営化事例は00~14年に35カ国で180件あったとの報告もあり、野党側は再調査を求めている』(朝日新聞)


 データの採り方によって、結果の数字はいくらでも変わる。
 厚労省は都合の良い数字を作り出すために、07~10年の事例を抽出したんじゃないの?

 世界では、水道民営化はほとんど失敗して公営に戻している。
 映画『007 慰めの報酬』では、確かボリビアの水道民営化の件を扱っていた。


 しかし……
 日本は三流国家に成り下がってしまったな。
 官民ふくめて、こんなねつ造が横行するとは!
 官のねつ造に関しては、全部安倍政権になってからだぞ。
 トップが膿の塊だから官僚組織が腐るのも当然。
 国民もこんな安倍を許してるし、〝あおり運転〟とか〝ハロウィンでトラックひっくり返したり〟、人心が荒れていないか?

 こんな愚かな俗世とまともに向き合っていたら、頭がおかしくなる。
 俗世から離れて隠遁生活をおくるしかないのかね?

 テレビもこんなにねつ造が横行して〝三流国家〟になっているのに詳細を伝えず、〝日本スゴイ〟を長い時間垂れ流している。
 見たくない現実から目を逸らし、俺たちは凄いんだ、と言い聞かせたいのかね?
 実に滑稽で痛々しい。


※参照記事
 外国人実習生7割、最低賃金下回る 国の調査を野党分析(朝日新聞)

 水道「民営化」の海外失敗例、調べたのは3例のみ(朝日新聞)

コメント (2)
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