今更ですが、青山の児童相談所建設問題。
反対派住民の反対理由が面白い。
「青山はネギひとつ買うのも紀伊国屋に行くような街、生活困窮者に買い物ができるのか」
「青山はランチ単価が1600円の街」
「まわりの子供がいい服を着ているのを見て、児相に来た子供たちが惨めな思いをする」
「世界的ブランドが集まり、外国人も観光に来る街にそぐわない」
「子供をブランドのある公立小学校に通わせたくて、ここに家を買ったのに」
「田町にしろ」←田町に失礼ww
「地価が下がる」←現実にはそんなことないらしいんだけど、下がった方が固定資産税が安くなっていいんじゃない?
これって昔だったら、ドラマで〝金持ちのステロタイプ〟として描かれた内容だよな。
ドラマの作家はこれらを空想し、誇張して書いているわけだけど、まさか現実に聞ける時代が来るとは!
もちろん青山にも児童相談所が来ることを歓迎する人もいるし、実は地元の不動産屋が反対の旗を振ってるらしいんだけど。
反対派で上に挙げたような意見を言っている人は実は貧しいよね。
〝青山=自分。
ブランド=自分〟
これらをアイデンティティにすることで自分が優れた人間であると思っている。
それはちょうどネトウヨさんが、
〝日本ってすごい!=日本人である自分もすごい!〟
と思っているのと同じ。
……………
それにしても、この件は現代日本の格差社会を象徴してるよな。
〝富める者〟と〝貧しき者〟。
昭和のような分厚い中間層がなくなり、この分化がはっきりとわかるようになった。
このまま行けば、金持ちはもっと特権意識を持って傲慢になり、平然と下の者を差別し見下し、最終的にはアメリカのような1%の超富裕層と99%の貧困層、という社会になるのだろう。
新自由主義の社会とはこういうことだ。
そして新自由主義の社会をつくろうとしているのは、安倍晋三であり竹中平蔵だ。
最近、内閣府から現在は、昭和の〝いざなぎ景気〟に次ぐ好景気との発表がなされた。
だが、国民のほとんどはその実感がない。
これはどういうことかと言うと、
・政府が数字をゴマかして発表しているか、
・一部の人間と大企業が極端に潤っているか、
のどちらかだろう。
前者の可能性は大いにあり得る。
だって、いざなぎ景気のGDPの成長率は10%。
ところが、現在は1%前後をふらふら。
おまけに統計を出しているのは、公文書偽装やデータねつ造を平気でおこなう安倍政権だ。
で、後者の場合だと、格差が極端に拡がっているということになる。
そう言えば、役員が怒って辞めた産業革新投資機構が決めていた役員年収は1億5000万だったな。
日産のゴーンの場合は10億。
つまり上の連中は億単位の報酬を当たり前と考えているわけだ。
一方、庶民は年収200万以下が多数派になって来た。
だから庶民は、大企業や金持ちを優遇している安倍自民党にNO!と言わなきゃいけないんだよな。
NO!を突きつけて、あいつらはやっと庶民の方を向くようになる。
なので来年の参議院選挙は、与党を過半数割れに追い込んで〝ねじれ〟をつくりましょう。
自民党以外は不安だという人も、衆議院は与党多数なんだし、〝ねじれ〟くらいはつくってもいいでしょう。
そうしないと、安倍は数の力でどんどん暴走し、格差も拡大していくよ。
貧乏人は低賃金でこき使われ、病気になれば捨てられる。
一方、金持ちは優雅に高級ランチ。
そんな社会がやって来る。
※関連記事
新自由主義に抗戦するフランス国民、沈黙する日本国民(ハーバービジネス・オンライン)
反対派住民の反対理由が面白い。
「青山はネギひとつ買うのも紀伊国屋に行くような街、生活困窮者に買い物ができるのか」
「青山はランチ単価が1600円の街」
「まわりの子供がいい服を着ているのを見て、児相に来た子供たちが惨めな思いをする」
「世界的ブランドが集まり、外国人も観光に来る街にそぐわない」
「子供をブランドのある公立小学校に通わせたくて、ここに家を買ったのに」
「田町にしろ」←田町に失礼ww
「地価が下がる」←現実にはそんなことないらしいんだけど、下がった方が固定資産税が安くなっていいんじゃない?
これって昔だったら、ドラマで〝金持ちのステロタイプ〟として描かれた内容だよな。
ドラマの作家はこれらを空想し、誇張して書いているわけだけど、まさか現実に聞ける時代が来るとは!
もちろん青山にも児童相談所が来ることを歓迎する人もいるし、実は地元の不動産屋が反対の旗を振ってるらしいんだけど。
反対派で上に挙げたような意見を言っている人は実は貧しいよね。
〝青山=自分。
ブランド=自分〟
これらをアイデンティティにすることで自分が優れた人間であると思っている。
それはちょうどネトウヨさんが、
〝日本ってすごい!=日本人である自分もすごい!〟
と思っているのと同じ。
……………
それにしても、この件は現代日本の格差社会を象徴してるよな。
〝富める者〟と〝貧しき者〟。
昭和のような分厚い中間層がなくなり、この分化がはっきりとわかるようになった。
このまま行けば、金持ちはもっと特権意識を持って傲慢になり、平然と下の者を差別し見下し、最終的にはアメリカのような1%の超富裕層と99%の貧困層、という社会になるのだろう。
新自由主義の社会とはこういうことだ。
そして新自由主義の社会をつくろうとしているのは、安倍晋三であり竹中平蔵だ。
最近、内閣府から現在は、昭和の〝いざなぎ景気〟に次ぐ好景気との発表がなされた。
だが、国民のほとんどはその実感がない。
これはどういうことかと言うと、
・政府が数字をゴマかして発表しているか、
・一部の人間と大企業が極端に潤っているか、
のどちらかだろう。
前者の可能性は大いにあり得る。
だって、いざなぎ景気のGDPの成長率は10%。
ところが、現在は1%前後をふらふら。
おまけに統計を出しているのは、公文書偽装やデータねつ造を平気でおこなう安倍政権だ。
で、後者の場合だと、格差が極端に拡がっているということになる。
そう言えば、役員が怒って辞めた産業革新投資機構が決めていた役員年収は1億5000万だったな。
日産のゴーンの場合は10億。
つまり上の連中は億単位の報酬を当たり前と考えているわけだ。
一方、庶民は年収200万以下が多数派になって来た。
だから庶民は、大企業や金持ちを優遇している安倍自民党にNO!と言わなきゃいけないんだよな。
NO!を突きつけて、あいつらはやっと庶民の方を向くようになる。
なので来年の参議院選挙は、与党を過半数割れに追い込んで〝ねじれ〟をつくりましょう。
自民党以外は不安だという人も、衆議院は与党多数なんだし、〝ねじれ〟くらいはつくってもいいでしょう。
そうしないと、安倍は数の力でどんどん暴走し、格差も拡大していくよ。
貧乏人は低賃金でこき使われ、病気になれば捨てられる。
一方、金持ちは優雅に高級ランチ。
そんな社会がやって来る。
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