平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

GDP速報値~0.5%UPらしいんだが、その実態は、個人消費マイナス、設備投資マイナス、輸出マイナス、輸入マイナスww

2019年05月21日 | 事件・出来事
 昨日(20日)、内閣府が発表した1~3月期のGDPの速報値。
 物価変動の影響を除く実質GDPで前期比0.5%増、年率換算で2.1%増だったそうだ。
 民間のシンクタンクの予想はすべてがマイナスだったのにねえ?
 これは、どういう訳?
 基幹統計を平気でイジるインチキ政府だから、数字に下駄を履かせている可能性もあるが、その内訳が興味深い。

・個人消費 -0.1%
・設備投資 -0.3%
・住宅投資 +1.1%
・公共投資 +1.5%
・輸出   -2.4%
・輸入   -4.6%

 ダメじゃん、これww

★個人消費マイナス
 皆が節約・物を買わない。
★設備投資マイナス
 おいおい、大企業。
 株価は上がってるんだぞ。日銀様と年金資金で買い支えしてるんだぞ。
 それで設備投資しろよ!
★住宅投資プラス
 ローンは低金利だし、消費増税前だからね。
 そりゃ、上がるだろう。僕の家のまわりもマンションが建ちまくっている。
 つーか、これって金持ち優遇だからね。
 資産をもっている連中がマンションをどんどん建てて不動産収入で潤うという仕組み。
 金持ちはますます肥え太る。
 しかし建設ラッシュは永遠には続かないから、いずれ先細る。
★公共投資プラス
 いわゆる公共事業。政府による税金のバラ巻き。
 株価と同じで、官製でGDPをUPさせている。
 オリンピック特需も終わる。
★輸出マイナス
 1~3月期だから米中貿易戦争はほとんど関係ないよね。
 日本製品は売れなくなった?
★輸入マイナス
 内需が冷え切って、誰も物を買わないから原材料を輸入する必要がなく、輸入が減る。
 ステルス値上げで、商品の量が減っているから原材料を今までどおり輸入しなくていい。
 今回GDPがプラスになった一因には、輸入の減少幅が輸出の減少幅を上まわって貿易黒字になったことがあるが、貿易黒字の実態は、輸入マイナス>輸出マイナスww
 ………………

 上記の数字が示しているのは『内需を拡大しろ』ってこと。
 つまり、
『給料を上げ、税金を安くすること』
 消費増税なんてとんでもない。

 株価や為替差益などで儲かっている企業のトップの皆さん、今やるべきは賃上げですよ。
 設備投資にまわさないのなら、社員や下請けに還元しろ。
 経団連もバカだよね。
 消費税を将来的には15%、20%にすべき?
 そんなことをしたら自分たちの商品が売れなくなるのがわからないのかね?

 あと、今回のことでわかりましたけど、
 GDPって必ずしも景気の良さを表すものではないんですね。

コメント (4)
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