平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

菅義偉が総理大臣をやるようだ~大丈夫かね? 異論に苦言に耳を傾けない男だからな

2020年09月15日 | 事件・出来事
 菅義偉が総理大臣をやるようだ。

 基本は「安倍政治の継承」とのことだが、大丈夫かね?
 安倍政治の期間って停滞の期間だぞ。
 GDPの成長率は1%前後で先進国で一番低い(コロナ期を除いても)。
 実質賃金はどんどん下がり、国民はいよいよ貧乏に。
 選挙のたびに「道半ば」っていうけど、7年8ヶ月もやって、いつ道半ばでなくなるんだよw
 拉致問題、北方領土問題は進展せず、これまた停滞。
 なるほど安倍氏は外遊してカネをバラまいたが、カネの繋がりなんて弱いものだぞ。
 菅政権でこの国は停滞を続け、他国にどんどん追い抜かれていく道を進むようだ。

 菅義偉は「どんな国にしたいか」と問われて「自助・共助・公助」と答えた。
 いはく、
「まず自分でできることは自分でやる、自分でできなくなったら家族とかあるいは地域で支えてもらう、そしてそれでもダメであればそれは必ず国が責任を持って守ってくれる。
 そうした信頼のある国づくりというものを行っていきたい」

 ずいぶん夢も希望もない国家像だな。
 要するに「小さな政府」ってことか。
 自助を言うんだったら、税金下げろよ。
 老後資金で2000万貯めなくちゃいけないんだからさ。
 菅政権になったら、お仲間優遇・お友だち優遇は止めるんだろうな。
 自助を要求されて、税金も取られるんだったら、国民はますますお金を使わないぞ。
 結果、経済縮小だ。

 菅義偉は「規制改革」とも言っていた。
 規制改革=古い利権を壊すこと。
 これはいいことだが、菅がやろうとしていることって、
「新たな利権を創り出すこと」じゃないの?
 古い利権をなくして新しい利権をつくり、そこから甘い汁を吸う。
 これは大阪維新の会がやろうとしている規制改革も同じかな?
 だから菅と維新は仲が良い?

「政権の決めた政策の方向性に反対する幹部は異動してもらう」
 とも言っていたな。
 過去の雑誌のインタビューでは──
「じゃあ役所の言いなりの人事でいいのか。
 私たちは選挙で戦って、(勝って)こういう政策をやりたい、とやっているわけです。
 それをやるのが人事への政治介入だ、と? 違うでしょ。
 人事検討会議で私が座長で、そこで決めるわけです。
 恣意的でも何でもなくて、(人事は)私たちがやろうとしている方向性でやる」


 かくして首相のまわりにはイエスマンばかりが集まるわけか……。
 危ない、危ない。
 もし官邸が決めた方向性が間違っていたらどうするのかね?
 そのまま船が氷山にぶつかったらどうするのかね?
 アベノマスクみたいな愚策が続くんじゃないのかね?
 敢えて苦言を呈する者、異論を言う者を重宝して、そばに置くのがリーダーじゃないのかね?

 明日から始まる菅政権。
 僕には不安しかない。


※参照記事
 菅義偉の「虚ろ」な国家観…口癖は「人事は政権のメッセージ」(ビジネス・インサイダー)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする