アームチェア探偵ですね。
アームチェア探偵とは、
自分で捜査せず、他人を動かして情報を集め、安楽椅子に座って推理する探偵のこと。
探偵が動かないので映像作品の場合、作品が地味になりやすい。
会話劇が中心になるので、役者さんの能力が試される。
この点で、主人公・久能整役の菅田将暉さん、魅せたな。
多少強引なこじつけもあったが、遠藤憲一さんとのやりとりなど、素晴らしかった。
こういう役者さん同士のぶつかり合い、もっと見てみたい。
ぶつかり合いと言えば、近年では映画『検察側の罪人』がよかった。
二宮和也さん、木村拓哉さんらが、ぶつかり合いの真剣勝負をしていた。
「真実」と「事実」
これは勉強になった。
劇中に出て来た例えは──
『駅の階段でAとBがぶつかって、Bが階段から落ちてケガをした』
これが事実。
誰にも変えようがない。
一方、真実は──
・AはBに親しみを抱いていて、Bに会ったので肩を叩いた。そうしたら落ちてしまった。
・BはAにいじめられていると思っていて、Aに肩を小突かれた。そして落ちてしまった。
このふたつは個人の主観であり、どちらも正しい。
一見、Aが罪を免れるためにウソをついているようにも見えるが、
Aが本気で「親しみで叩いた」と思っていたら、それはAにとって真実になる。
あるいは、
BがAにいじめられていると考えているのは、Bの被害妄想・思い込みかもしれない。
だが、被害妄想であってもBにとって真実であることは変わらない。
このように「真実」は人の数だけあるのである。
人の認識とは、このように頼りないものなのだ。
あとは風呂光聖子役の伊藤沙莉さん。
どんどんいい女優さんになってるなぁ。
『全裸監督』『ボクたちはみんな大人になれなかった』など、役を重ねるごとに存在感を増している。
以前はクセのある役、コメディリリーフ的な役が多かったが、今ではヒロインも!
どんな役でもこなせるオールマイティな女優さんになりそうだ。
アームチェア探偵とは、
自分で捜査せず、他人を動かして情報を集め、安楽椅子に座って推理する探偵のこと。
探偵が動かないので映像作品の場合、作品が地味になりやすい。
会話劇が中心になるので、役者さんの能力が試される。
この点で、主人公・久能整役の菅田将暉さん、魅せたな。
多少強引なこじつけもあったが、遠藤憲一さんとのやりとりなど、素晴らしかった。
こういう役者さん同士のぶつかり合い、もっと見てみたい。
ぶつかり合いと言えば、近年では映画『検察側の罪人』がよかった。
二宮和也さん、木村拓哉さんらが、ぶつかり合いの真剣勝負をしていた。
「真実」と「事実」
これは勉強になった。
劇中に出て来た例えは──
『駅の階段でAとBがぶつかって、Bが階段から落ちてケガをした』
これが事実。
誰にも変えようがない。
一方、真実は──
・AはBに親しみを抱いていて、Bに会ったので肩を叩いた。そうしたら落ちてしまった。
・BはAにいじめられていると思っていて、Aに肩を小突かれた。そして落ちてしまった。
このふたつは個人の主観であり、どちらも正しい。
一見、Aが罪を免れるためにウソをついているようにも見えるが、
Aが本気で「親しみで叩いた」と思っていたら、それはAにとって真実になる。
あるいは、
BがAにいじめられていると考えているのは、Bの被害妄想・思い込みかもしれない。
だが、被害妄想であってもBにとって真実であることは変わらない。
このように「真実」は人の数だけあるのである。
人の認識とは、このように頼りないものなのだ。
あとは風呂光聖子役の伊藤沙莉さん。
どんどんいい女優さんになってるなぁ。
『全裸監督』『ボクたちはみんな大人になれなかった』など、役を重ねるごとに存在感を増している。
以前はクセのある役、コメディリリーフ的な役が多かったが、今ではヒロインも!
どんな役でもこなせるオールマイティな女優さんになりそうだ。