平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

万博のパビリオン20カ国が建設断念~メタンガス、土壌汚染、大屋根リングの柵、輸送などの問題も発覚!

2024年04月17日 | 事件・出来事
 大阪万博開催まで1年を切った。
 そんな所へ
 海外パビリオン(タイプA)で20カ国が参加を断念。
 各国が趣向を凝らしたデザインのパビリオンは「万博の華」と言われているが、
 予定していた60カ国のうち、1/3が撤退してしまったわけだ。
 大丈夫か、大阪万博?
 この20カ国分の予定地には芝生が植えられるらしい。

 その他にも懸念材料がある。

①メタンガス爆発の可能性
 会場の夢洲はゴミ埋め立て地で、ガス抜き管はあるが、
 先日、工事中に引火して爆破事故が起きた。

②有毒物質汚染の土壌
 ゴミ埋め立て地ゆえ土壌には有毒物質が含まれている可能性がある。
 万博会場は地盤改良をせずコンクリートで覆うだけの処理だとか。

③大屋根リングの柵
 大屋根リングの柵は簡易なスチール製。外れて人が落ちたりしないのか?
 人って想定外なことをする生き物だぞ。
 写真を撮るため柵に足をかけたり、大人数で寄りかかることくらい平気でする。

④前売り券、目標の6%しか売れていない問題
 まあ、この万博、何が売りか明らかになっていないからな~。
 これで売れる方がおかしいんだけど……。
 現在、企業が買い取りしている前売り券は街のチケット屋に並びそう。

⑤学徒動員
 万博では関西圏の子供たちを何度も招待するらしい←これで入場者数を水増し?
 能登の被災者の子供たちも招待←ただし交通費・宿泊費・現地での飲食代は別。
 全国的には修学旅行のコースに万博を入れることをプッシュ。
 でも日時は指定されていて、入れるパビリオンも限られているとか。
 つまり自由に好きなパビリオンに入れない……。

⑥トイレ問題
 2億円のトイレが問題になったが、万博のトイレは汲み取り式になりそう。
 何しろ会場には下水道がない……。
 つまり万博のトイレは高速道路のパーキングエリアのトイレと同じ。
 便器は水で流せるが、溜まった排泄物はバキュームカーで処理することになる。
 果たして対応できるのか?

⑦飲食OKになったけれど……
 今までは食べ物、飲み物持ち込み禁止だったが、OKになった。
 しかし会場は飲食する場所が圧倒的に少ない。
 まあ20カ国が撤退して芝生になるスペースができたから、そこで食べればいいのか。
 ピクニックみたいな万博♪
 入場時には手荷物検査とかするのだろうか?

⑧輸送問題
 これが今回の一番の問題だろう。
 万博会場に行く手段は『橋』と『トンネル』と『地下鉄』しかない。
 橋とトンネルではバスが使われるが、IR建設、ゴミ廃棄のトラックも走るので
 渋滞が予想される。
 パビリオン建設が間に合わなければ、そのためのトラックも走る。
 しかもバス駐車場から万博会場までは1キロの距離があるらしい。
 ゆえに客はシャトルバスか徒歩で会場にいかなくてはならない。

 地下鉄に関しては44%の客を運ぶことを予定しているらしいが、
 夢洲駅までの本数を増やして対応するのか?
 そうした場合の在来線への影響は?

 実際の戦争でも『兵站(ロジスティックス)』は重要だが、
 万博の輸送でもうまくやらないと大混乱になりそう。

 以上が現状で見えている大阪万博の懸念材料だ。
 大阪府・大阪市・万博協会は当然これらの問題を当然把握していると思うが、
 今後どのような対応をしていくのか?

 吉村知事や自見万博担当大臣の話を聞いていると、
 上記のことをまったく問題視していない印象を受けるのだが……。
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする