「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」
コメンテイターとしてテレビに出ていたイェール大学の経済学者・成田悠輔氏の言葉だ。
あの四角・三角眼鏡の人ね……。
批判を受けて成田悠輔氏は、
『政治家や企業のトップに高齢者が多く、はやく引退すべきだ』
という趣旨を語ったもので『比喩』だと弁明。
この件はニューヨークタイムズなど多くの海外のメディアに取り上げられ、
成田氏は「もうメディアに出ない」と宣言した。
さて、この比喩。
いや、いや、こういうことは比喩で語ったらダメだろう。
こういう内容こそ主語を明確にし、述語の言葉も選んで、直接的に語るべきだ。
でないと誤解を生む。拡大解釈される。
比喩など使わず、ストレートに
『政治家や企業のトップに高齢者が多く、はやく引退すべきだ』
と語ればいい。
そもそも比喩とは、伝えたいことを補足的にわかりやすく伝えるためのもの。
まず伝えたいことを言い、その後、比喩で語るというのが正しい使い方だ。
……………………………………
この発言に対し、高齢者の識者はこんなことを語っている。
エッセイスト、農園主、画家の玉村豊男氏(77)は──
「彼が『高齢者はリタイアすべきだ』と言いたいのなら、その意見には大賛成です。
『日本は、既得権益に結びついた年寄りばかりいるから変化が進まない』というのは、その通りですよ。
年を取ったら次の若い世代に交代しなきゃいけないと、僕も思っています。
ただ、『切腹』なんて言えば、外国人は驚くでしょうね。
そのくらい強い言葉を使わないと世間に伝わらないと思ったのかもしれないし、
物議を醸すのも彼なりの計算だったのかもしれません。
でも『一斉退場』くらいにしておけばよかった。
『80歳を過ぎた政治家は退場』と言えば、もっと賛同する人がいたと思いますね」
玉村さんの人柄がうかがえる穏やかで冷静なコメントだ。
安倍元首相を銃撃した山上徹也被告をモデルにした映画『REVOLUTION+1』を監督した足立正生氏(83)は──
「耳目を集めたくて言ってるだけなんだろうけど、それなら、なぜ若い世代に向けて発言しないのか。
年寄りに何かを求めるんじゃなくて、若者に「集団蜂起せよ」って呼びかければいいんだ。
俺の世代が「集団自決」と聞いて思い起こすのは、沖縄戦であり、バンザイクリフだよ。
この言葉にはそういう意味がある。この男は日本の歴史を知らないのか。
あるいは想像力が欠如しているのか」
足立氏は赤軍派の元メンバーらしいが、「若者よ、集団蜂起せよ」とはさすが左翼運動家。
若者の皆さん、怒りがあるなら、怒りを町にいるおじいちゃん、おばあちゃんじゃなくて、政治家にぶつけてくれ!
でも、強いやつ(政治家)には行かないんだよな。
政治家にしてみれば、若者と高齢者がいがみ合ってくれればこんなに有り難いことない。
なぜなら、怒りの矛先が自分たちに向かないから。
成田氏の発言を受けての発言ではないが、れいわ新選組の山本太郎さんはこんなことを言っている。
「人の命を選別するような社会、人の命に期限が設けられる社会になれば、
それを認める側に回ってしまったら、自分の期限も誰かに決められるんですよ」
こういう発言をするから僕は山本太郎さんを政治家として支持している。
成田悠輔氏のような言説がまかり通る社会。
やはり病んでるな。
こうした言説はひとつひとつ潰していかなくてはならない。
コメンテイターとしてテレビに出ていたイェール大学の経済学者・成田悠輔氏の言葉だ。
あの四角・三角眼鏡の人ね……。
批判を受けて成田悠輔氏は、
『政治家や企業のトップに高齢者が多く、はやく引退すべきだ』
という趣旨を語ったもので『比喩』だと弁明。
この件はニューヨークタイムズなど多くの海外のメディアに取り上げられ、
成田氏は「もうメディアに出ない」と宣言した。
さて、この比喩。
いや、いや、こういうことは比喩で語ったらダメだろう。
こういう内容こそ主語を明確にし、述語の言葉も選んで、直接的に語るべきだ。
でないと誤解を生む。拡大解釈される。
比喩など使わず、ストレートに
『政治家や企業のトップに高齢者が多く、はやく引退すべきだ』
と語ればいい。
そもそも比喩とは、伝えたいことを補足的にわかりやすく伝えるためのもの。
まず伝えたいことを言い、その後、比喩で語るというのが正しい使い方だ。
……………………………………
この発言に対し、高齢者の識者はこんなことを語っている。
エッセイスト、農園主、画家の玉村豊男氏(77)は──
「彼が『高齢者はリタイアすべきだ』と言いたいのなら、その意見には大賛成です。
『日本は、既得権益に結びついた年寄りばかりいるから変化が進まない』というのは、その通りですよ。
年を取ったら次の若い世代に交代しなきゃいけないと、僕も思っています。
ただ、『切腹』なんて言えば、外国人は驚くでしょうね。
そのくらい強い言葉を使わないと世間に伝わらないと思ったのかもしれないし、
物議を醸すのも彼なりの計算だったのかもしれません。
でも『一斉退場』くらいにしておけばよかった。
『80歳を過ぎた政治家は退場』と言えば、もっと賛同する人がいたと思いますね」
玉村さんの人柄がうかがえる穏やかで冷静なコメントだ。
安倍元首相を銃撃した山上徹也被告をモデルにした映画『REVOLUTION+1』を監督した足立正生氏(83)は──
「耳目を集めたくて言ってるだけなんだろうけど、それなら、なぜ若い世代に向けて発言しないのか。
年寄りに何かを求めるんじゃなくて、若者に「集団蜂起せよ」って呼びかければいいんだ。
俺の世代が「集団自決」と聞いて思い起こすのは、沖縄戦であり、バンザイクリフだよ。
この言葉にはそういう意味がある。この男は日本の歴史を知らないのか。
あるいは想像力が欠如しているのか」
足立氏は赤軍派の元メンバーらしいが、「若者よ、集団蜂起せよ」とはさすが左翼運動家。
若者の皆さん、怒りがあるなら、怒りを町にいるおじいちゃん、おばあちゃんじゃなくて、政治家にぶつけてくれ!
でも、強いやつ(政治家)には行かないんだよな。
政治家にしてみれば、若者と高齢者がいがみ合ってくれればこんなに有り難いことない。
なぜなら、怒りの矛先が自分たちに向かないから。
成田氏の発言を受けての発言ではないが、れいわ新選組の山本太郎さんはこんなことを言っている。
「人の命を選別するような社会、人の命に期限が設けられる社会になれば、
それを認める側に回ってしまったら、自分の期限も誰かに決められるんですよ」
こういう発言をするから僕は山本太郎さんを政治家として支持している。
成田悠輔氏のような言説がまかり通る社会。
やはり病んでるな。
こうした言説はひとつひとつ潰していかなくてはならない。
記事の作成お疲れ様です
此の方 比喩と言ってますけど本心だと思います。
高齢者の政治家等に対しての発言とか弁明してますが後の祭り‥
山本太郎さんのように明確に分かり易く説明しないと伝わりませんからね。
いつもありがとうございます。
何回も同じ発言をしているようですし、むしろ確信犯?
やはり本心なんですかね……。
こういう発言は比喩を使ってはいけないんですよね。
あるいは玉村豊男さんのように言葉を尽くして語るべき。
玉村さんの発言は人生の先輩として、成田氏に「こういう時はこう語るんだよ」と諭しているようにも思えます。
一方で、”老兵は死なずただ消えゆくのみ”との言葉は、”役割を終えたものは表舞台を去る”との意味で使われます。
実際は、(役立たずの)兵卒も伍長も軍曹も最後はみな老兵として消え去るという兵隊歌みたいです。
”老政治家は死なず(約立たずは)ただ消え去るのみ”とでも捩ってたら・・・
どんな辛辣な言葉もユーモアが欠如すると全てを失うの典型でしょうか。
典型的な弱肉強食論で、その上「オレだけは特別」という考えの持ち主のようにも思えます。
歳を取ったらご自分も自決するのかどうか、それを聞いてみたいような気がしますね。
いつもありがとうございます。
言葉のセレクトがおかしいんですよね。
もし言い訳どおりなら、「80歳をこえた政治家は引退しろ」と言えばいいだけですし、もし他に真意があるのなら、ストレートに言えばいいんですよね。
成田氏は統計学とAIを駆使した優秀な経済学者のようなのですが、思想レベルになると幼稚ですよね。
いつもありがとうございます。
この件が話題になった時、「同じことを自分の親に言えるのか?」という批判が成田氏に集まったのですが、成田氏は子供時代、親のことでは苦労した方のようです。
そんな所から、この発想は来ているのかもしれませんね。
いずれにしても40代で、この思考は幼稚すぎますし、言葉選びも稚拙ですよね。
メディアで語ることの影響力も考えてほしいです。
>そんな所から、この発想は来ているのかもしれませんね。
検索してみたのですが、この「苦労」が具体的に何か、ネットではよく分かりません。
ただ、もし仮に「親のせいでオレの人生苦労したんだ」と思って高齢者に「るさんちまん」をぶつけているだけであれば、まあ、ちょっと幼稚かもしれませんね。
たとえば、これですかね。
https://newsmatomedia.com/narita-yusuke#i-9
成田悠輔 家庭
成田悠輔 経歴
などで検索してみて下さい。
紹介のあったサイト、拝見しました。
そして、別のサイトにあった成田さんの言葉を思い出しました、こんな内容だったと思います。
「ぼくは他人に怒ることがない。なぜかというと他人に期待しないから。他人に敬意を持ったり、他人に何かを期待したり、他人を認めたり、そういうことができる人が怒るんだと思う」
その遠因となったのは、紹介されたような生い立ちかもしれません。
やはり、人に距離を置いているし、冷淡というか感情がフラット、そういう感じですね。
他人をバカにしているとか、他人を軽蔑するとか、そういった感情を持つことすら面倒なのでやらない、といったタイプに思えます。
しかし、その「他人にフラット」な態度は、経済学の世界では役に立ちます。近代数量経済学は、人間を「データの属性」として扱うのが普通でしたから。
ただ、20世紀末から21世紀にかけては「人間を人間として考える経済学」を模索する動きが始まっています。
そういう意味では、ちょっと「遅れてきた人」かもしれません。
wikipediaによると、Yale大学では「ナリタの発言は本学とは一切関係がありません、個人の感想です」といった感じのコメントも出しているようです。
この騒動、どっちの方向に行くんでしょうか。
まあ、情報の海の中、いつの間にか忘れ去られそうな気もします。
>他人に期待しない
僕もこう考えるようになってから少しは楽に生きられるようになりました。
時折、心がざわざわして怒ることがありますが。
成田氏は統計学とAIの人らしいですから、「近代数量経済学」っていうんですか、それに基づけば、あの主張は正しいのかもしれません。
ただAIも多層化して、人間の心の機微も学習するようになっているようですから、成田氏の研究の今後に期待したいです。
>この騒動、どっちの方向に行くんでしょうか。
この話題は三週間くらい前のもので、成田氏もメディアに出ない宣言をしていますから、すでに忘れ去られています。
少し前は三浦瑠麗氏で、今は放送法の内部文書の件が話題になっています。