平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

2025年の日本経済~日本には「文化・エンタメ」という輸出品が残っていた!

2025年01月04日 | 事件・出来事
 スマホのAI・GEMINIを仕事やプライベートで使っている。
 結構、便利! 使える! 面白い!
 質問は音声入力。
「○○○について教えて」
「この文章を別の表現で言い換えて」
 そうすると、答えを三段階くらいで教えてくれる。
 一段階目は基礎的なこと。一般的な表現。
 二段階目は少しディープに。
 三段階目は少し違った角度から。

 最近では、見聞きした言葉を適宜調べたり、
 イメージがあるが、適当な言葉が見つからない時にGEMINIを使っている。

 時代はまさにAIの時代。
 画像生成、映像生成、音楽生成、ヴァーチャルヒューマン──
 AIを使いこなせるか否かで、生活の豊かさ・人生の戦略が違って来るように思える。
 もっと使いこなせるようになりたい。

 ちなみに年末特番のWBS(ワールド・ビジネス・サテライト/テレビ東京系)に寄ると、
 2030年の世界のAIの市場規模は77兆円になるらしい。
 日本は乗り遅れてはいけない。
 ………………………………………………

 WBS特番について少し。

 家電で破れ、スマホで後塵を拝し、今や日本の輸出品は自動車だけになった感じ。
 お正月のテレビではSUZUKIのCMがやたら流れ、続いてHONDA、日産のCMが目に入るが、
 日本の自動車業界はどうなんだろう?

 では日本の輸出品は自動車だけなのか?

・インバウンド
 昨年の外国人観光客は3300万人でコロナ前の3100万人を越えた。
 まだまだ伸びる外国人観光客。
 業界予測では倍の6000万人の可能性があるとか。
 その際に問題となるのが、今でもそうだが、オーバーツーリズム。
 6000万人を受け入れるには観光地の分散が必要。
 日本全国津々浦々、あまねく外国人観光客に来ていただくのだ。
 石破総理大臣は「地方創生」を重要な政策課題にしているが、ぜひがんばってほしい。

 星野リゾートは海外での「日本の温泉旅館」の展開を考えているらしい。
 1980年代のバブル期にも日本の企業が海外のホテルを買収したことがあったが、失敗。
 星野リゾートが「日本の温泉旅館」を展開する勝算は──
「寿司」「天ぷら」「温泉」などの日本文化が外国人に受け入れられていることがあるらしい。

・エンタメ
 日本のゲーム・映像・コミックなどのコンテンツの輸出額は5.3兆円。
 これは半導体などの輸出額を上まわっているらしい。

「ちいかわ」「おぱんちゅ」「ハロー・キティ」などのキャラグッズも人気で、
 これらを求めて外国人が原宿などに来ているとか。

 その他、日本酒、地域の名産品、農作物など、外国で売れる可能性のあるものはたくさんある。
 YOASOBIなどのJ-POPや80年代シティポップスなどもそう。
 …………………………………………………

 GDPの順位がどんどん下がり、衰退していると言われている日本経済。

 しかし上記のように海外で売れる可能性のあるものはたくさんある。

 2025年 悲観ばかりせず、前向きにがんばって日本経済を復活させましょう。

 その基本は「文化」を売ること。
 外国人は「日本文化」に注目している。

 そして「文化の輸出」は相互理解を生み、平和にも繋がる。
 あるいは、
 経済的に密接な繋がりがあれば、おいそれと国交断絶や戦争をしようと思わない。
 なぜなら輸出国がなくなれば国内が困るからだ。

 日本には「文化・エンタメ」という優れた輸出品が残されていた!


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2 コメント

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テンプレ (2020-08-15 21:49)
2025-01-06 06:38:07
気になるのは、日本人のクリエイティブ系のものづくりも、だんだんマニュアル化していることです。
1970年代80年代は、新しいものが情熱的に次々出てきたと感じますが、そういう新しいものは平成初期の90年代くらいが限度で、2000年代に入ってからは「型」の感じになっています。
高学歴でスマートな人たちの「企画会議」「マーケティング」の影がチラチラするものが増えた、そういう感じです。

そういうところから硬直化して、新しいものが出てこなくなると一大事です。
最初は未開拓のブルーオーシャンだったものが、稼げると分かると官僚的組織の大企業が大挙して参入して、はじめは「創作」だったものがいつのまにか「制作」となって、そのうちファクトリー的な「製造」となって、マニュアル化が進んで、何もかも萌え路線のラブコメ学園か異世界転生ばかりになって、テンプレらしきものもできてくる…

そういった「テンプレのエンタメ」にならないことを祈ります。
返信する
個人の創意工夫でうまれるもの (コウジ)
2025-01-06 08:44:02
2020-08-15 21:49さん

いつもありがとうございます。

おっしゃるとおりですね。
「経産省」や「電通」が入って来ると、作品はたちまちつまらないものになります。
サブカルチャーは「サブ」ではなくなります。

経産省・文科省・農水省などの政府の「補助金」は有効ですが、果たして本当に必要な所に流れているのか?
お友達の電通に流れているようなら意味がありません。

とはいえ、ここは日本のクリエイターに期待したいですね。
大河ドラマ「べらぼう」が始まりましたが、主人公は江戸文化をつくった男。
江戸文化も庶民の創意工夫で生まれました。
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