5・15事件。犬養毅(塩見三省)暗殺。
「話せばわかる」
「話を聞こう」
「今の若い者を呼んでこい。話して聞かせることがある」
象徴的な言葉ですね。
ここから『話して理解し合う時代』から『武力がものを言う時代』になる。
朝日新聞の緒方竹虎(リリー・フランキー)が屈したように自由にものを言えない時代が来る。
満州について平和的解決を最後まで模索したのも犬養だった。
これが政治家なんですね。
言論による平和的な解決こそが政治家のおこなうべきこと。
果たして今の政治家はどうなんだろう?
「戦争で北方領土を取り返す」発言の丸山穂高は今回の犬養毅を見て何を思う?
安倍晋三もなあ。
このままだとアメリカの有志連合に参加して自衛隊がホルムズ海峡に行くぞ。
ここでイランと銃火を交えれば戦争に発展する。
中東の石油に依存する現在の日本にとってホルムズ海峡は昭和16年の『満州』のようなもの。
満州の権益を守れ=ホルムズ海峡を守れ。
何か似ているなあ。
そもそも今回のイラン問題は、アメリカが一方的に核合意から離脱したことから始まったことだし、タンカー砲撃だって誰がやったかわからない。
アメリカが一方的に「イランがやった」と言っているだけ。
これも『満州事変』に似ているなあ。
さあ、言論より武力が物を言う時代がやって来ました。
田畑政治(阿部サダヲ)が『オリンピック応援歌』の発表式典で盛り上がる中、同時進行でおこなわれる犬養毅の暗殺。
これもまた象徴的なシーンですね。
………………
河野一郎(桐谷健太)は新聞に見切りをつけて政治の世界へ。
この河野一郎の子供が河野洋平で、孫が現在の外務大臣の河野太郎。
今の河野太郎の振る舞いを見て、一郎は何を思うのか?
外務大臣って、他国との揉め事を平和的に解決するのが役割じゃないの?
なのに河野太郎は韓国との関係を煽ってますます険悪にしている。
これは韓国の文在寅にも言えることだが、落とし所を考えているのだろうか?
というわけで、『いだてん』の世界は現在の2019年としっかり繋がっています。
戦前の東京オリンピックの招致が、関東大震災からの復興目的だったというのも現在に通じる。
どうか歴史が繰り返しませんように。
「話せばわかる」
「話を聞こう」
「今の若い者を呼んでこい。話して聞かせることがある」
象徴的な言葉ですね。
ここから『話して理解し合う時代』から『武力がものを言う時代』になる。
朝日新聞の緒方竹虎(リリー・フランキー)が屈したように自由にものを言えない時代が来る。
満州について平和的解決を最後まで模索したのも犬養だった。
これが政治家なんですね。
言論による平和的な解決こそが政治家のおこなうべきこと。
果たして今の政治家はどうなんだろう?
「戦争で北方領土を取り返す」発言の丸山穂高は今回の犬養毅を見て何を思う?
安倍晋三もなあ。
このままだとアメリカの有志連合に参加して自衛隊がホルムズ海峡に行くぞ。
ここでイランと銃火を交えれば戦争に発展する。
中東の石油に依存する現在の日本にとってホルムズ海峡は昭和16年の『満州』のようなもの。
満州の権益を守れ=ホルムズ海峡を守れ。
何か似ているなあ。
そもそも今回のイラン問題は、アメリカが一方的に核合意から離脱したことから始まったことだし、タンカー砲撃だって誰がやったかわからない。
アメリカが一方的に「イランがやった」と言っているだけ。
これも『満州事変』に似ているなあ。
さあ、言論より武力が物を言う時代がやって来ました。
田畑政治(阿部サダヲ)が『オリンピック応援歌』の発表式典で盛り上がる中、同時進行でおこなわれる犬養毅の暗殺。
これもまた象徴的なシーンですね。
………………
河野一郎(桐谷健太)は新聞に見切りをつけて政治の世界へ。
この河野一郎の子供が河野洋平で、孫が現在の外務大臣の河野太郎。
今の河野太郎の振る舞いを見て、一郎は何を思うのか?
外務大臣って、他国との揉め事を平和的に解決するのが役割じゃないの?
なのに河野太郎は韓国との関係を煽ってますます険悪にしている。
これは韓国の文在寅にも言えることだが、落とし所を考えているのだろうか?
というわけで、『いだてん』の世界は現在の2019年としっかり繋がっています。
戦前の東京オリンピックの招致が、関東大震災からの復興目的だったというのも現在に通じる。
どうか歴史が繰り返しませんように。
いつもありがとうございます。
日本ファシズムの元凶って、水戸学なんですか。
事件を起こした青年将校たちが『皇道派』だからってことですか?
とは言え、5・15、2・26の青年将校たちにも一部の理はあるんですよね。
根本は
『娘を身売りしなければならないほどの貧困の民を救いたい』
『今の政治家は財閥と結託して私利私欲に走り、民を苦しめている』
『なので天皇の仁愛による政治に戻したい』(=皇道派)
『満州こそが行き詰まった日本を救う』
もちろん、武力やテロに拠って現実を変えようとするのはどうかと思いますが。
犬養毅も、このあたりを話したかったんでしょうね。
同時にいだてんは今とつながっている点が多いと思い知らされます。
田畑政治がオリンピック応援歌を決めるために張り切っていた頃に犬養総理が暗殺された時は母と一緒に軽い鬱になりました。
政治は犬養総理と会った際、総理はスポーツは勝っても負けても清々しく楽しいと言ってました
二人のやりとりは微笑ましく平和を守ろうとする者同士が意気投合した感じで好きでしたよ。
それ故にラストの暗殺は鬱になりました。
それにしても、日本のファシズムの元凶ってのは水戸学(尊王攘夷思想)なんですよね。
あんな言葉遊びに踊らされる青年将校ってのは本当に田舎者の集まりですな。
まあ~ここら辺が日本国が近代化するうえでハードを重視してソフトを軽視し続けたつけなんでしょうかね?
いつもありがとうございます。
アベシンゾーは戦後74年で築いてきたものを見事にぶっ壊してくれてますね。
・親日国イランとの関係
・海外派兵~自衛隊が初めて人間に向けて銃を撃つ?
戦後74年の平和な時代はひとりのバカのせいで、ついに終わりそうです。
韓国との関係もどうなんでしょう?
これを利用してロシア、中国、北朝鮮がどう動くのか?
アメリカは日本のために中国、ロシアと本気で戦争することはないでしょうし。
ひとりのバカのせいで、メチャクチャになりそうですね。
いつもありがとうございます。
>緒方貞子さんのひいじいさまが犬養毅で、緒方貞子さんの夫の父親が緒方竹虎でした。
そうだったんですか!
いろいろ繋がっていますね。
やはり生まれた家の価値観が子供の思想や人格形成を決めるんですね。
それと、緒方さんのJICAには僕の家族もお世話になってるんですよ。
緒方さんの頃のJICAは『本当に困っている国への援助』でしたが、現在は『国益に合致しているかどうか』で援助が決まるようですね。
理想の欠片もない国際貢献になってしまいました。
いつもありがとうございます。
なるほど~!
緒方竹虎の言葉はNHKの心ある人たちの訴えなのかもしれませんね。
報道では言えなくても、フィクションなら言える。
これがフィクションの力なんですよね。
『オリンピック応援歌』
戦前に生きた人には、国家を飛び越えて個や人権を主張するという発想がないでしたからね。
1945年の終戦を経て、国民にも『個』や『人権意識』が根づいたかと思いましたが、最近、戦前的なものが頭をもたげつつある。
他の視聴者は『オリンピック応援歌』をどのように捉えたんでしょうね?
TEPOさんや僕のように違和感を抱いてくれればいいのですが。
「酒井菊枝嬢」は逆に存在感がありましたよね。
せりふがなくても存在感を出せるって、すごい(笑)
前畑秀子はスランプを鶴田義行を見て克服しましたし(笑)、今作の女性陣はたくましく魅力的ですよね。
記事の作成、お疲れ様です
私は ドラマは滅多に見ないので 余り意見は言えません。
まあ、政治的な物であれば 一寸 意見を言わせて下さい。
ホルムズ海峡で日本がアメリカの有志連合に参加でもしたら 本とに戦争に
なってしまいます。イランは日本の友好国なので 馬鹿な真似だけはしないで
欲しいです。 其れに 石油が滞ってしまいますよ。
安倍晋三は トランプの言いなりなので心配ですよね。
日本と韓国の関係は 悪化の一途を辿ってますね・・
日本も韓国も煽り煽りの連鎖ですから、良くなる気配は無いです。 河野太郎の
言動は 韓国に喧嘩を売ってる感じですから・・・
解決の意図は?
>朝日新聞の緒方竹虎が屈したように自由にものを言えない時代が来る。
「このままだと軍(→政権)の広報になっちゃいますよ」
「残念だが、これ以上軍部(→官邸)に睨まれたら、潰されかねない」
NHKドラマ陣の声のようにも聞こえます。
>田畑政治が『オリンピック応援歌』の発表式典で盛り上がる中、同時進行でおこなわれる犬養毅の暗殺。
>これもまた象徴的なシーンですね。
「応援歌」は「平和」側陣営ということなのでしょうが、歌詞そのものは戦後の感覚から見ればナショナリズムの色彩がかなり濃厚な内容ですね。
犬飼首相の暗殺と同時進行にすることで、ある種の「中和」も配慮されているように感じました。
ところで、「シマロス」の私が注目したいのが「酒井菊枝嬢」。
饒舌な政治とは対照的にひと言の台詞もありませんでしたが、麻生久美子さんはアップの表情だけで存在感ある演技をしていました。
緒方から渡された見合い写真を、「それどころではない」と政治が放り投げた先が何と本人のデスク。
しかし、政治の「アレが何して」といった独りよがりな電話を解読して特ダネ記事の文章にしてくれた「ねえちゃん」は実は彼女。
また政治が「あれ」と言うだけで求められている応援歌案を即座に手渡している。
朝日新聞の今後を憂う場面でも顔のアップだけでしたが、政治はじめその場の人たちすべての思いを看取しているようでした。
彼女はずっと政治を見ていて、すでに最大の理解者なのでしょう。
正直言って、個人的には田畑政治にはこの先もずっと共感できないように思いますが、これからは菊枝を楽しみに視聴することになるのでは、と感じています。
私にとってはこのドラマ、女優さんでもっているように思います。