平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

プリズンブレイク シーズン2 第19話

2007年10月02日 | テレビドラマ(海外)
 第19話「女王蜂」SWEET CAROLINE

★サスペンスアクション作品は人物が綱渡りしているから面白い。

 録音テープをもとにレイノルズ大統領に恩赦を要求するマイケル。
 そのためにわざと捕まる。
 大統領が話し合いに応じなければ、捕まるだけ。
 これは綱渡り。

 スクレはベリックにメキシコのアジトに踏み込まれる。
 「お前には10万ドルの懸賞金がかかっている」と喜ぶベリック。
 スクレはティーバッグが空港で取り損なった500万ドルのことをちらつかせ、逮捕を逃れようとする。
 これも綱渡り。
 シーノートもマホーンに脅迫され、首を吊るが間一髪看守に助けられる。
 これも綱渡り。

★またサスペンスアクション映画は立場が逆転するから面白い。

 まずマイケル。
 追われる身で大統領に立ち向かう。
 最高権力者の大統領の方が完全に上。
 しかし録音テープで大統領に命令できる立場に変わる。
 ベリックに捕らえられたスクレもそう。
 500万ドルの在処が立場を変える。
 シーノートもまた逆転できそうだ。
 FBIの中でマホーンをよく思っていない勢力。
 その勢力がマホーンに何を要求されたか、スクレに尋ねる。

 そして再びマイケル。
 大統領への説得が成功し、大統領が演説でマイケルたちの恩赦が発表されることに。
 「これですべてが終わる」かと思いきや……。
 大統領の演説の内容は?
 これは大きな大逆転。

 この作品は最後の最後まで見せる!見せる!

★その他
 録音テープに録音されていた内容。
 それはステッドマンが生存していた証拠だけではなかった。
 ステッドマンとレイノルズには肉体関係があった。
 それは兄妹の関係。

 名セリフ。
 リンカーンに逃走用の貨物船のチケットを渡したかつての友人。
 餞別にお金も渡す。
 その時にこう言う。
 「お前が1週間で捕まるかどうか賭けたんだ。結果はお前が捕まらずに俺の勝ち。その分け前をやるよ」
 間接的な表現だが、これで何よりふたりの友情が伝わってくる。



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