報道ステーションのふたつの特集がギャラクシー賞・テレビ部門大賞を受賞した。
ひとつは「ノーベル賞経済学者が見た日本」
もうひとつは「独ワイマール憲法の“教訓”」
授賞式でテレビ部門委員長の丹羽美之・東京大学大学院准教授は次のように語っている。
「このまま自由にものが言えなかった時代に逆戻りしてしまうのではないか、という不安も大きくなりました」
「私たちはものがはっきり言える、言いたいこと、言うべきことをきちんと言える、そういうテレビ番組を応援したいと思っていますし、そういう番組がつくられていくことがこの国のテレビジャーナリズム、民主主義の成熟度を図るバロメーターになるという思いで選考に当たりました」
ふたつめの発言は的確なジャーナリズム論だ。
さて、今回は、受賞した「独ワイマール憲法の“教訓”」について、本ブログでも紹介しましたので、それを再録します。
以下、3月19日の本ブログより。
……………………………………………………………………
昨日(3/18)の報道ステーションの「緊急事態条項」特集。
ここで、ヒトラーがいかにして独裁者になったかを伝えていた。
それは、
・経済対策
・強いドイツを取り戻す!
・敵はユダヤ人
あれれ?
どこかの首相と似ているぞ。
・ア×ノミクス
・日本をとりモロす←彼は滑舌が悪い
・敵は中国、北朝鮮
※
ヒトラーはこんな演説もしていた。
「この国を軟弱ではない、強靱な国にしたいのだ!
この道以外にない!」
これも、どこかの国の首相が言ってたよなぁ。
「美しい国」「強い国」「世界の中心で輝く国」
「この道しかない!」
※
ヒトラーは言葉の言い換えも得意だったらしい。
・独裁→決断できる政治
・戦争の準備→平和と安全の確保
これも、どこかの国の首相がやってたよなぁ。
「決められる政治」
「平和安全法制」
「積極的平和主義」
「武器装備移転」
※
ご本人は意識していないかもしれないが、彼とヒトラーは、根底でよく似ている。
彼は自己愛が強くて、自分を客観的に見ることが出来ないから、「そうではない」と言っているだけだ。
ただ、やっていること、やろうとしていることは、ナチスが歩んできた道と同じ。
現に彼の仲間であるA副総理は、
「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。あのナチスの手口を学んだらどうか」
と語っていたし。
おそらく、どこかの国の首相はヘタレだからヒトラーにはなれないだろう。
しかし、番組でも言っていたが、彼よりもマッチョでカリスマ性のある人物がリーダーになったら、この国は一気に<独裁国家>に変わる。
太平洋戦争時がそうであったように、個人ではなく、日本的な集団独裁体制になるかもしれない。
彼は、その下地をつくっている。
だから今の段階で、歯止めをかけておかなくてはならない。
※
最後は、ナチスのナンバー2、ヘルマン・ゲーリングの言葉。
「国民を指導者の意のままにするのは簡単だ。
自分たちは外国から攻撃されていると説明すればいい。
平和主義者に対しては、愛国心がなく、国家を危険にさらすと批判すればいい。
この方法は、どこの国でも通用する」
安倍さん ←やばい、名前、書いちゃった!
あなたが行こうとしている道はとんでもない道だよ。
あなたは意識されていないかもしれないけど、行き着く先は国家主義の独裁国家だ。
だから、もっと客観的に自分のやっていることを見られた方がいい。
ご自分の中にも<国家主義的要素>があるのは、お認めになるでしょう?
麻生副総理は「ナチスの手法に学べ」と言ったが、なすべきは「ナチスの教訓に学べ」だよ。
安倍首相が憲法改正で、真っ先にやろうとしているのは〝緊急事態条項〟だそうだ。
これは、災害時や国の緊急時に、憲法を停止させ、首相に権力を集中できるというもの。
危ない、危ない。
ヒトラーが独裁者になったのも〝緊急事態条項〟を使って、ワイマール憲法を骨抜きにしたから。
憲法というのは権力者を縛るものだから、権力者はこれを無力にしたくて仕方がないんだよね。
やっぱ、安倍さんとヒトラーは資質において似ているわ。
だって発想が同じなんだもん。
※追記
動画はこちら
報ステ「独ワイマール憲法の教訓」(デイリーモーション)
ひとつは「ノーベル賞経済学者が見た日本」
もうひとつは「独ワイマール憲法の“教訓”」
授賞式でテレビ部門委員長の丹羽美之・東京大学大学院准教授は次のように語っている。
「このまま自由にものが言えなかった時代に逆戻りしてしまうのではないか、という不安も大きくなりました」
「私たちはものがはっきり言える、言いたいこと、言うべきことをきちんと言える、そういうテレビ番組を応援したいと思っていますし、そういう番組がつくられていくことがこの国のテレビジャーナリズム、民主主義の成熟度を図るバロメーターになるという思いで選考に当たりました」
ふたつめの発言は的確なジャーナリズム論だ。
さて、今回は、受賞した「独ワイマール憲法の“教訓”」について、本ブログでも紹介しましたので、それを再録します。
以下、3月19日の本ブログより。
……………………………………………………………………
昨日(3/18)の報道ステーションの「緊急事態条項」特集。
ここで、ヒトラーがいかにして独裁者になったかを伝えていた。
それは、
・経済対策
・強いドイツを取り戻す!
・敵はユダヤ人
あれれ?
どこかの首相と似ているぞ。
・ア×ノミクス
・日本をとりモロす←彼は滑舌が悪い
・敵は中国、北朝鮮
※
ヒトラーはこんな演説もしていた。
「この国を軟弱ではない、強靱な国にしたいのだ!
この道以外にない!」
これも、どこかの国の首相が言ってたよなぁ。
「美しい国」「強い国」「世界の中心で輝く国」
「この道しかない!」
※
ヒトラーは言葉の言い換えも得意だったらしい。
・独裁→決断できる政治
・戦争の準備→平和と安全の確保
これも、どこかの国の首相がやってたよなぁ。
「決められる政治」
「平和安全法制」
「積極的平和主義」
「武器装備移転」
※
ご本人は意識していないかもしれないが、彼とヒトラーは、根底でよく似ている。
彼は自己愛が強くて、自分を客観的に見ることが出来ないから、「そうではない」と言っているだけだ。
ただ、やっていること、やろうとしていることは、ナチスが歩んできた道と同じ。
現に彼の仲間であるA副総理は、
「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。あのナチスの手口を学んだらどうか」
と語っていたし。
おそらく、どこかの国の首相はヘタレだからヒトラーにはなれないだろう。
しかし、番組でも言っていたが、彼よりもマッチョでカリスマ性のある人物がリーダーになったら、この国は一気に<独裁国家>に変わる。
太平洋戦争時がそうであったように、個人ではなく、日本的な集団独裁体制になるかもしれない。
彼は、その下地をつくっている。
だから今の段階で、歯止めをかけておかなくてはならない。
※
最後は、ナチスのナンバー2、ヘルマン・ゲーリングの言葉。
「国民を指導者の意のままにするのは簡単だ。
自分たちは外国から攻撃されていると説明すればいい。
平和主義者に対しては、愛国心がなく、国家を危険にさらすと批判すればいい。
この方法は、どこの国でも通用する」
安倍さん ←やばい、名前、書いちゃった!
あなたが行こうとしている道はとんでもない道だよ。
あなたは意識されていないかもしれないけど、行き着く先は国家主義の独裁国家だ。
だから、もっと客観的に自分のやっていることを見られた方がいい。
ご自分の中にも<国家主義的要素>があるのは、お認めになるでしょう?
麻生副総理は「ナチスの手法に学べ」と言ったが、なすべきは「ナチスの教訓に学べ」だよ。
安倍首相が憲法改正で、真っ先にやろうとしているのは〝緊急事態条項〟だそうだ。
これは、災害時や国の緊急時に、憲法を停止させ、首相に権力を集中できるというもの。
危ない、危ない。
ヒトラーが独裁者になったのも〝緊急事態条項〟を使って、ワイマール憲法を骨抜きにしたから。
憲法というのは権力者を縛るものだから、権力者はこれを無力にしたくて仕方がないんだよね。
やっぱ、安倍さんとヒトラーは資質において似ているわ。
だって発想が同じなんだもん。
※追記
動画はこちら
報ステ「独ワイマール憲法の教訓」(デイリーモーション)
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