平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

7日に緊急事態宣言~なのに自民党・二階俊弘は今もオリンピックにこだわっている

2021年01月06日 | 事件・出来事
 明日(7日)、一都三県に「緊急事態宣言」が発令されるようだ。
 これで少しは収まってくれればいいけど、効果はどれほどか?
 僕自身を振り返ってみても、昨年の「緊急事態宣言」の時ほどの緊張感はないからなあ。
 昨日の東京の感染者1278人には驚いたが、500人~800人では驚かないようになってしまった。
 まあ、今までどおり「マスク」「手洗い」「密を避ける」を繰り返すだけだ。

 現在の感染状況は1000人のうち2~3人なのだそうだ。
 よく街頭インタビューなどで
「自分のまわりに感染した人がいない」と言ってる人がいるけど、この数字を見ればそれは当然。
 1000人のうち感染者が2~3人ということは、
 自分に500人~300人の友達や仕事関係者がいなければ、感染者に遭遇しないということになる。
 個人で500人~300人のアクティブな知り合いを持っている人など、なかなかいない。
 だから「自分のまわりに感染した人がいない」は正しいんだけれど、コロナが蔓延していないということではない。

 政府の対応は相変わらず後手後手。
 赤羽国交大臣なんか「1月11日から『GOTO』を再開したい」みたいなことを昨年末言っていたが、何と甘い現状認識!
 特措法は臨時国会で改正しておくべきだった。
 野党はそれを主張していたのに与党は「特措法改正はコロナが収束してから」
 どんだけ甘い現状認識なんだよ!
 特措法を改正して「罰則規定を設ける」「金額補償も明記する」。
 秋に改正していれば、今、すぐに対応できたはずだ。
 仮にコロナが現在のようにならなかったのなら、特措法を適用しなければいいだけの話。
「備えあれば憂いなし」
 って、ことわざを政府の連中は知らないのかね?

 自民党幹事長の二階俊弘は昨日の記者会見でオリンピックについて問われて、
「自民党として開催促進の決議をしても良いくらいに思っている」
「開催しないということのお考えを聞いてみたいぐらいだ」
 何かオリンピックが憎らしくなって来たよ。
 安倍晋三の時もそうだったが、オリンピックがあるがゆえにすべての判断が遅れている。
 というか、政治家連中は目の前の現実を見ずに、オリンピックのことばかり考えている。
 現状、今年の夏にオリンピックを出来ると考えている国民はどれくらいいるのだろう?
 ワクチン次第だが、世界のすべての人々にワクチンが行き渡るはずはなく、仮に開催しても参加国の少ない盛り上がらないオリンピックになりそう。
 政府は「開催にあたって徹底したコロナ対策を取る」と言っているが、今の政府の実力では果たして?
 オリンピック用の医師・看護師5000人はボランティアを募るとか言ってるし、不安しか残らない。

 依然として続くコロナとの戦い。
 2021年はどのような年になるのだろう?


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
罰則は如何かと思います (半沢)
2021-01-06 17:42:10
コウジさん 今晩は。
記事の作成、お疲れ様です。

特措法改正で罰則を設置する事には異論があります。
罰則を設ければ、時短要請に従わなかった店舗には店名を晒して罰金だそうですから
其れは幾ら何でも酷と言う物ですよ…
何か権力で牛耳るみたいで嫌悪感がありますね。
警察国家じゃないのですから…
そう事業を潰さない十分な補償が大事です。

二階俊博氏も能天気な人ですね。
此の人、早く隠居すればいいのに
返信する
おっしゃるとおりですね (コウジ)
2021-01-07 09:23:26
半沢さん

いつもありがとうございます。

確かに罰則には慎重になるべきですよね。
浅慮でした。
罰則の前にまずは十分な補償。
まあ、それでも営業する店が出て来るでしょうから、その時はどうするか?
まあ、どうしても店を開けなくてはならない店というのは開けなくてはつぶれてしまう店であったりするわけで……。
自粛警察とかも出て来そう。

どなたかが、「コロナ収束後に自粛に従った店だけをGOTOの対象にして、従わなかった店は除外する」みたいな案を出していましたが、それも解決策のひとつですよね。
まあ、これもやんわりとした罰則ですが……。

難しいですね。
すべての人が納得いく政策などあり得ないのですが、いきなり罰則という強権を使うのではなく、まずは納得してもらうというのが政治家の力ですよね。
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