今、話題の大阪・関西万博の大屋根リング。
批判を受けて、橋下徹氏がXでこんな反論。
『万博リング。京都清水寺の舞台と同じ懸造り。釘を一切使わないあの工法。
清水の舞台は高さ13メートル。万博リングもその高さに匹敵し、規模は清水の舞台よりもはるかに大きい』
橋下氏はこう胸を張るが、その実態は──
ボルト使ってるやないかいっ!
金具使ってるやないかいっ!
木材は接着剤を使った集成材やないかいっ!
どこが清水寺なのか?
まあ、橋下氏の言うように確かに釘は使ってないようだが……。
懸造りではあるようだが……。
ボルトや金具を使っている時点で「なんちゃって清水寺」になる。
これを清水寺に匹敵というのは詭弁である。
清水寺に失礼である。
いい加減、テレビはこの橋下という口だけ男を使うのをやめたらどうか?
これに対してネットでは、さまざまなツッコミ。
・これを見るのなら清水寺に行くわ!
清水寺の拝観料400円 万博の入場料7500円
・釘を使えばコストカットできるんじゃねえ?
・全長2キロの円形にする必要があるのか?
エントランス部分だけで十分じゃねえ? ←ごもっとも!
・1970年万博の「太陽の塔」の制作費は今の物価に換算して15億。
大屋根リングは350億。
・東京スカイツリーの建設費は400億。
大屋根リングは350億。
庶民は金額が大きくなると、350億も350万くらいの感覚で捉えてしまうが、
350億あればいろいろなことができるのだ。
維新などの万博推進者もお金の感覚が麻痺しているのだろう。
まあ、万博予算が当初の1250億で収まっているのなら
大屋根リングを作ってもいいと思うよ。
でも現実は約2倍、2350億に膨れあがっている。
だとしたら何らかの形で削減努力をするべきだろう。
大屋根リングを半円にするだけで、単純計算だが、175億が浮く。
東京五輪の時にも書いたが、
民間では仕事で予算が2倍になったら担当者は飛ばされるぞ。
万博協会の会長は経団連の十倉会長らしいが、
自分の会社の事業で予算が倍になったら激怒するだろう。
なのに十倉氏は容認している。
要は自分の懐が痛まないお金だから平気なんだよ。
それからモニュメントというのは縦に延びるのがいいんだよ。
たとえば19世紀のパリ万博のモニュメント・エッフェル塔。
太陽の塔もそうだ。
なのに、なぜ横に広げる?
この大屋根リングを手掛けているのは、建築デザイナーの藤本壮介氏。
なかなかオモテに出て来ないが、今後注目される人物になるだろう。
批判を受けて、橋下徹氏がXでこんな反論。
『万博リング。京都清水寺の舞台と同じ懸造り。釘を一切使わないあの工法。
清水の舞台は高さ13メートル。万博リングもその高さに匹敵し、規模は清水の舞台よりもはるかに大きい』
橋下氏はこう胸を張るが、その実態は──
ボルト使ってるやないかいっ!
金具使ってるやないかいっ!
木材は接着剤を使った集成材やないかいっ!
どこが清水寺なのか?
まあ、橋下氏の言うように確かに釘は使ってないようだが……。
懸造りではあるようだが……。
ボルトや金具を使っている時点で「なんちゃって清水寺」になる。
これを清水寺に匹敵というのは詭弁である。
清水寺に失礼である。
いい加減、テレビはこの橋下という口だけ男を使うのをやめたらどうか?
これに対してネットでは、さまざまなツッコミ。
・これを見るのなら清水寺に行くわ!
清水寺の拝観料400円 万博の入場料7500円
・釘を使えばコストカットできるんじゃねえ?
・全長2キロの円形にする必要があるのか?
エントランス部分だけで十分じゃねえ? ←ごもっとも!
・1970年万博の「太陽の塔」の制作費は今の物価に換算して15億。
大屋根リングは350億。
・東京スカイツリーの建設費は400億。
大屋根リングは350億。
庶民は金額が大きくなると、350億も350万くらいの感覚で捉えてしまうが、
350億あればいろいろなことができるのだ。
維新などの万博推進者もお金の感覚が麻痺しているのだろう。
まあ、万博予算が当初の1250億で収まっているのなら
大屋根リングを作ってもいいと思うよ。
でも現実は約2倍、2350億に膨れあがっている。
だとしたら何らかの形で削減努力をするべきだろう。
大屋根リングを半円にするだけで、単純計算だが、175億が浮く。
東京五輪の時にも書いたが、
民間では仕事で予算が2倍になったら担当者は飛ばされるぞ。
万博協会の会長は経団連の十倉会長らしいが、
自分の会社の事業で予算が倍になったら激怒するだろう。
なのに十倉氏は容認している。
要は自分の懐が痛まないお金だから平気なんだよ。
それからモニュメントというのは縦に延びるのがいいんだよ。
たとえば19世紀のパリ万博のモニュメント・エッフェル塔。
太陽の塔もそうだ。
なのに、なぜ横に広げる?
この大屋根リングを手掛けているのは、建築デザイナーの藤本壮介氏。
なかなかオモテに出て来ないが、今後注目される人物になるだろう。
永続的に建てる建物なら、雨ざらしの構造に使うのは問題でしょう。木材をくっつける接着剤はプラスチックなので、風雨や紫外線で劣化する可能性があるからです。
もしそういった悪条件に強い新型集成材であるならば宣伝になりますが、そういった話も聞かないので、仮設だから何でもいいやという考えかもしれません。
いっそのこと、このリングも壊さずに残して、何年で崩れるか、集成材の経年劣化の試験材料にすればいいんです。研究が進んでいるという木造高層ビルの設計にも役立つでしょう。
…というのは、皮肉も半分です。
いつもありがとうございます。
一応「悪条件に強い新型集成材」のようです。
現在、吉村知事はこれをモニュメントとして残す可能性もあると語っていますが、海風もありますから維持費がかかりそうですね。
それは大阪市民の負担……。
>それは大阪市民の負担……。
モニュメントとして残すのなら、周辺環境も大事です。前回の太陽の塔だって、記念公園を整備してその一部にしたからこそサマになったわけですが、もし残すとしても、今回はリングだけでしょうか。もの悲しいだけでしょう。
それにしても、鉄火場をつくるのがメインで、前座としての万博なんて、どうでもいいという感じなんでしょうか。
もし失敗してもメインの丁半博打で取り返せばいいと思っているのか…
何というのか、お笑いですね。
>もし残すとしても、今回はリングだけでしょうか。もの悲しいだけでしょう。
あんなものがドーンと立っていても迷惑なだけですよね。
>鉄火場をつくるのがメインで、前座としての万博
万博の裏側についてはいずれ詳しく書きますが、おっしゃるとおり万博はカジノのためなんですよね。
行政が私企業のカジノのために公営地下鉄を作ることはできないので、万博という大義名分をつくった。
大阪府民や市民は「万博をやるのだから税金を使って地下鉄を作るのも仕方ないか」と考えてしまう。
オリンピックもそうですが、裏がわかると醒めますよね……。
ちなみにカジノができるのは万博終了後の5年後。
5年間はほとんど人の乗らない地下鉄が走ることになります……。