平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ピカルの定理 ビバリとルイ~この分析不能の面白さ

2012年09月13日 | バラエティ・報道
 ピカルの定理、昨日(9/12)の「ビバリとルイ」のゲストは中村俊介さんだった。
 コントの内容は次のようなもの。

 殺人事件の犯人に疑われた早乙女ビバリ(吉村崇)。
 ビバリは、アリバイとして、事件の当日、モルジブに行っていたことを証明しなければならない。
 しかし、モルジブにいっしょに行っていたのは我修院ルイ(綾部祐二)。
 このことを話せば、ふたりの関係がバレてしまう。
 しかし、刑事・中村ビブレ(中村俊介)は「いっしょに行っていたのは誰か?」と執拗に問い詰める。

 この「ビバリとルイ」、ボーイズラブのパロディコントである。
 刑事・中村ビブレもボーイズラブしてて、取り調べの中で、ルイのネクタイで首筋をくすぐり、耳をいじる(笑)。
 そして「何だか俺の俊介がパンパンになってきたぜ」「金曜9時、プレステージ!」(←番宣!)と叫び、ルイのワイシャツをはだける(笑)。
 そしてルイの乳首をいじりながら「ここに犯人が隠れているのか」と問い詰める(笑)。

 中村俊介さんも「ここまでやるか!」「よくやるよ」という感じだが、この面白さは何だろう?
 別にピース綾部さんの乳首や胸毛なんか見たくもないしっ!
 まあ、パロディという形でですが、ボーイズラブをここまでテレビでストレートに見せてくれるのって、このコントしかないんですよね。
 普通のドラマのパロディは、他のバラエティ番組でも見られるが、ボーイズラブはおそらくここ以外にない。
 そんな新しさだろうか?
 それに今までにゲストとして登場した岡田バサラ(岡田浩暉)、野口ロビン(野口五郎)、生瀬バロム(生瀬勝久)といったそうそうたる役者さんたちの「ここまでやるか!」感。
 それから吉村さん、綾部さんのどこか悲哀のある表情。裏に漂う<せつない禁断の恋>という雰囲気。
 中森明菜さんの曲も!

 結局、よく分からなくなってしまったが、このコントは分析不能!
 「何だ、これは?」と唖然とする感じ。
 あらゆる面白さのエキスが入り交じって発酵した混沌とした感じ。
 こんなことが、このコントの新しさであり、面白さなのかもしれない。



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