平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

「進撃の巨人」がついに完結!~個人的には『超大型巨人』が好き!

2021年04月10日 | コミック・アニメ・特撮
 コミック『進撃の巨人』がついに完結したそうだ。
 諫山先生、お疲れ様でした!

 僕はアニメ『進撃の巨人』ファイナル・シーズンの現在、公開されている分までを見ている。
 ラストはアニメで見ようと思っているので、コミック最終話を読むのはとりあえず保留。

 それにしても、アニメのファイナル・シーズン公開分までを見ての話だけど、
 壮大なストーリーだなあ。
 後半の展開までを想定して前半のストーリーを作っていたとしたら、とんでもない構想力!
 前半の伏線が後半でどんどん回収されていく。
 前半と後半では世界がガラリと変わる。
 後半前のエピソードは「ええっ、そうだったの!?」の連続!

 ネタバレにならない程度に中盤~後半のキイワードを羅列していくと──

・壁の向こう側には海があり、海の先には××がある。
・悪魔の民族
・記憶の支配、改変
・戦士と兵士

・進撃の巨人
・超大型巨人
・鎧の巨人
・女型の巨人
・獣の巨人
・車力の巨人
・顎の巨人
・戦槌の巨人

 個人的には『超大型巨人』が好き!
 大きすぎてメチャクチャ動きが鈍い。
 動きが鈍くて硬化できないので簡単に立体機動装置の刃の餌食になりそう。
 それをガードするのは体から放出される高熱と蒸気。
 大きすぎて動くたびに大量のエネルギーを消費するので、
 常に体が燃焼して蒸気をあげている。
 動くたびに体が燃焼するので、どんどんやせていく(笑)
 だから長時間の戦闘は無理。
 すごいな……。
 長所と弱点が裏表で同居している。
 で、その超大型巨人は×××××で、やがて××××がなる。

 ううっ、もっと語りたい……!
 でもネタバレになるので我慢する……!    

『進撃の巨人』を読んだり見たりしないのは人生の損だと思うなあ。

 それでは聴いて観て下さい!

 進撃の巨人OP 紅蓮の弓矢(YouTube)
 家畜の安寧、虚偽の繁栄、死せる餓狼の自由を♪
 後半は女型の巨人との戦いです!


※追記
 さらにネタバレ。
 エレンやアニについて、ある程度知識を持っている方限定にネタバレすると──

『進撃の巨人』は究極のロボット漫画ですかね?
 巨大ロボット漫画を突き詰めていくと、おそらくこうなる。
 まあ、ロボット漫画と決めつけてしまうと、この壮大な作品が卑小になってしまうんですけど……


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8 コメント

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進撃の邪神とか、進撃の巨神兵とか? (2020-08-15 21:07:49)
2021-04-10 20:33:26
進撃の巨人ですが・・・

マジメにマンガを読んだり、アニメを見たりしたことがほとんどないので、テキトーに語ります。ファンの皆様から見れば不謹慎に見えるかもしれませんけど・・・

進撃の巨人は「壁の内側と外側」の物語と考えています。
そう考えると、この物語は、カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」と似ているような気もしています。
まあ「わたしを離さないで」も、書店での立ち読み程度で、じっくり読んだこともないわけですけどwww。
返信する
それだけではなかったんです! (コウジ)
2021-04-11 08:35:58
2020-08-15 21:07:49さん

いつもありがとうございます。

>「壁の内側と外側」の物語
僕も当初そう思っていました。
でも、それだけではなかったんです!
それが、この作品のすごい所なんですよ~。
返信する
北欧神話を下敷きに (2020-08-15 21:07:49)
2021-04-12 06:18:10
マンガも読んでませんし、アニメも見ていないのにコメントするのはよくないのかもしれませんが、要はヨツンハイムとミッドガルドの図式ですよね。
ミッドガルドは海に囲まれているわけですが、その海を超えて巨人がやってくるあたりもなんだか似ているような。

北欧神話的な感覚って、思春期の若者には刺さりますからね、北欧神話的なスパイスをちょいと振りかけると、壮大な物語が一丁できあがり、と言えなくもありません。

すみません、皮肉屋で。
返信する
精魂傾けて (コウジ)
2021-04-12 08:59:08
2020-08-15 21:07:49さん

おっしゃるとおり、発想の原点は巨人族との戦=北欧神話なのかもしれませんね。

ただ、マジレスすると、
作家さんは「壮大な物語が一丁できあがり」なんて感覚では描いておらず、それこそ精魂傾けて、命を削って描いていると思います。
そんな安易なことで描いていたら、たちまち読者に見透かされてしまうと思いますし。
返信する
「ナウシカ」と「進撃」 (TEPO)
2021-04-12 23:37:23
「壮大なストーリー」と言えば、私は「風の谷のナウシカ」を連想します。
「ナウシカ」と言えば大抵の人はアニメのみをイメージしますが、私は『アニメージュ』誌に連載されていた原作を何度も読み返すほど愛好しておりました。
アニメの「ナウシカ」は「腐海生態系と人類との和解」という形で見事に美しくまとまった世界を描いていますが、原作の世界はそうした綺麗事に収まるものではありません。
宮崎駿氏はディープエコロジストに近いところまで世界観を掘り下げており、最終的にナウシカのとった行動については読者の間でも賛否が分かれていました。

>前半と後半では世界がガラリと変わる。

「進撃の巨人」では、アニメはほぼ原作を忠実に追っているので、原作とアニメとの落差はさほど無いと思いますが、アニメの「ナウシカ」同様、「パラディ編」とでも呼ぶべき前半部分はそれだけで綺麗に完結した物語として成立するかに見えます。
しかし、仰るとおり、マーレを初めとする外部世界が登場する後半部分になって視点が圧倒的に広がります。
ご存知のとおり、私は素朴に主人公視点で物語を見てゆくたちなので、エレンの心情が見えにくくなっている後半部はちょっとついて行くのが辛かったのですが、一応原作の完結までストーリーは追っています。

>後半の展開までを想定して前半のストーリーを作っていたとしたら、とんでもない構想力!

ここで強調しておきたいのは、「ナウシカ」は宮崎駿氏円熟期の作であるのに対して、「進撃の巨人」を書き始めた時の諫山創氏はまだ十代の少年だったという事実です。
たしかに「天才」なのでしょう。

しかも、諫山氏はいくつもの伏線を錯綜させながら、途中で設定の変更―当然、複雑を極める伏線網に齟齬をもたらす危険が生じる―も行っていたようです。
たとえば、サシャ―コウジさんはその死を見ておられると思うのでネタバレにはならないと思います―を死なせるタイミングは当初はもっと早かった―ジークの威力偵察時―そうです。
この変更によってサシャのキャラがいかに輝いてくるのか、今後の展開を楽しみにしていてください。
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子供から大人への物語 (コウジ)
2021-04-13 09:27:20
TEPOさん

いつもありがとうございます。

「ナウシカ」はアニメとコミックではテーマの掘り下げが違うんですね。
コミックはアニメ制作後も描き続けられたと理解していますが、描いているうちに作家の中でテーマが深くなっていったのかもしれませんね。

エレンの気持ちの変化は最終話でもわかりづらい感じなんですか。
僕はアニメ版しか見ていないので、この後何らかの説明があるんだろうな、と思っていました。

「進撃の巨人」って、エレンが子供から大人になっていく物語なんですよね。
壁の中の小さな世界しか知らなかった子供が壁の外の大人の世界と現実を知って、清濁併せのみ、行動していく。
現状、僕はエレンの変化を「大人になったエレンが政治的になった結果」と解釈しています。

サシャの件は当初のプランと違っていたんですか。
確か高橋留美子さんが「キャラクターが作家の手を離れて自由に動き出す時、作品が面白くなる」みたいなことを言っていたと思いますが、サシャもそうなったのかもしれませんね。

>この変更によってサシャのキャラがいかに輝いてくる
これ、すごく楽しみです!
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斜め上 (TEPO)
2021-04-13 14:28:42
>現状、僕はエレンの変化を「大人になったエレンが政治的になった結果」と解釈しています。

ネタバレにならないギリギリのところを申し上げると、そうした予想の「斜め上」をゆくもっと衝撃的な事情が展開します。

>エレンの気持ちの変化は最終話でもわかりづらい感じなんですか。

最終回ではこれが明かされ、物語が向かう方向からすれば最善の終わり方だったと思っています。

これ以上はネタバレの危険がありますので、サシャの件共々、この後の展開をお楽しみください。
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おおっ! (コウジ)
2021-04-14 08:39:38
TEPOさん

>予想の「斜め上」をゆくもっと衝撃的な事情
>最善の終わり方

おおっ!
最終回がますます楽しみになって来ましたよ~!
ミカサ絡みでも、もうひと山ありそうですよね。
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