ナショナル・ジオグラフィック「イースター島 巨大地下洞窟の秘密」を見た。
モアイ像で有名なイースター島には溶岩が流れ込んで出来た地下洞窟がいくつもあるらしい。
そこには人が住んでいて、戦闘の跡がある。砕け傷ついた人骨がある。人を食べた痕跡もある。
これはどういうことか?
かつてイースター島はヤシが生い茂り、海鳥や植物の豊かな南海の楽園であったらしい。
しかし現在は植物は草程度のものしかなく、岩肌が露出する荒涼たる大地である。
こうなった原因はヤシなどの木々の極端な伐採。
祖先を祭るモアイ像を作るために、木々は巨石を運ぶ枕木やテコに使われたらしい。
その伐採と繁殖したネズミが木々の実を食べたことが原因となって、島から木がなくなってしまったのだ。
結果どうなったか?
食糧危機である。
ヤシの実やバナナはなくなり、今まで木々が支えていた豊かな土が雨などで流されたため、作物が育たなくなった。
イースター島に移り住んできた人々は家畜を舟で連れてくるという風習がなかったため、ブタなどの家畜はおらず、海は溶岩の岩肌で魚が集まりづらいものだった。
その結果、食料の奪い合いが起こり、争いが絶えなくなった。
人々が地下洞窟に住むようになったのも戦いから身を守るため。
砕け傷ついた人骨はもちろん戦いの跡。
そして飢えを凌ぐため、人を食べた……。
僕にとってイースター島のモアイ像って、不思議がいっぱいのロマンであった。
しかし、このモアイ像が原因でこんな悲惨な歴史が繰り広げられていたとは!
このイースター島の歴史は人類への警鐘である。
建造物を造るために、自然破壊を行い、結果、食糧危機と争いが起こる。
現在は二酸化炭素の大量排出で砂漠化が起きているが、イースター島で起きたことが地球規模で展開されている。
「星の王子さま」で王子さまが言っているように、バオバブの芽は早いうちに摘んでおかなくてはならない。
そうしないとバオバブはどんどん大きくなり、星を破壊してしまう。
人間は今こそ歴史に学んで賢くなる時である。
モアイ像で有名なイースター島には溶岩が流れ込んで出来た地下洞窟がいくつもあるらしい。
そこには人が住んでいて、戦闘の跡がある。砕け傷ついた人骨がある。人を食べた痕跡もある。
これはどういうことか?
かつてイースター島はヤシが生い茂り、海鳥や植物の豊かな南海の楽園であったらしい。
しかし現在は植物は草程度のものしかなく、岩肌が露出する荒涼たる大地である。
こうなった原因はヤシなどの木々の極端な伐採。
祖先を祭るモアイ像を作るために、木々は巨石を運ぶ枕木やテコに使われたらしい。
その伐採と繁殖したネズミが木々の実を食べたことが原因となって、島から木がなくなってしまったのだ。
結果どうなったか?
食糧危機である。
ヤシの実やバナナはなくなり、今まで木々が支えていた豊かな土が雨などで流されたため、作物が育たなくなった。
イースター島に移り住んできた人々は家畜を舟で連れてくるという風習がなかったため、ブタなどの家畜はおらず、海は溶岩の岩肌で魚が集まりづらいものだった。
その結果、食料の奪い合いが起こり、争いが絶えなくなった。
人々が地下洞窟に住むようになったのも戦いから身を守るため。
砕け傷ついた人骨はもちろん戦いの跡。
そして飢えを凌ぐため、人を食べた……。
僕にとってイースター島のモアイ像って、不思議がいっぱいのロマンであった。
しかし、このモアイ像が原因でこんな悲惨な歴史が繰り広げられていたとは!
このイースター島の歴史は人類への警鐘である。
建造物を造るために、自然破壊を行い、結果、食糧危機と争いが起こる。
現在は二酸化炭素の大量排出で砂漠化が起きているが、イースター島で起きたことが地球規模で展開されている。
「星の王子さま」で王子さまが言っているように、バオバブの芽は早いうちに摘んでおかなくてはならない。
そうしないとバオバブはどんどん大きくなり、星を破壊してしまう。
人間は今こそ歴史に学んで賢くなる時である。
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