平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

朝ドラ「ちむどんどん」若手女優陣がすごい!~黒島結菜、川口春奈、上白石萌歌、松田るか、工藤美桜、池間夏海!

2022年05月05日 | その他ドラマ
 朝ドラ『ちむどんどん』がすごいことになっている!

 物語は……まあ、普通の朝ドラなんですよね。
 ヒロインが自分の道を見つけて奮闘していく物語。
 前作『カムカム・エブリバディ』のような斬新さがない。

 では何がすごいかというと、女優陣がすごい。
・黒島結菜さん
・川口春奈さん
・上白石萌歌さん
 という豪華三姉妹。
 物語はヒロイン暢子の物語というよりは三姉妹の物語になりそう。
 そんな姉妹の母親は仲間由紀恵さん。
 仲間由紀恵さんもお母さんをやるようになったのか……。

 そして!
 川口春奈さんの恋のライバル役で、松田るかさん♪
 松田るかさんは沖縄出身!
『スカーレット』に続き、朝ドラ2本目。

 そして!
 現在、高校対抗の料理対決でヒロインたちのライバルを務めているのが
・工藤美桜さん
・池間夏海さん
・水嶋凜さん
 工藤美桜さん、ライバル校の南山原高校の料理部のひとりの役なのだが、端役で使うとは何という贅沢な使い方。
 今後も登場するのだろうか?

 池間夏海さんは南山原高校の料理部の部長でお嬢様役。

 

 最初見た時、誰だ、この美少女は!? 10代の頃の浜辺美波じゃないか? と思った。

 水嶋凛さんは斉藤由貴さんの娘さんなんですね。
 あらためて見ると、目元とか斉藤由貴さんに似ている。

・高田夏帆さんは暢子と同じ山原高校料理部部長で出演!

 というわけで『ちむどんどん』は若手女優陣がすごいんですよ~!
 ちむどんどんして来たぞ~!
 NHKにしてみれば、今後の朝ドラヒロインのオーディションの意味合いもあるんでしょうね。
 実際に現場で使ってみて、演技力や人柄を確かめている。

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憲法記念日~戦後日本の恩恵を受けてきた僕としては、なかなか現行憲法の価値観を捨てられない

2022年05月03日 | 事件・出来事
 本日は憲法記念日。
「ウクライナ侵攻」で改憲の気運が高まっている。
 具体的には9条の改定だ。
 
 自民党は9条に「自衛隊」の明記するだけ、と言っているが、これで終わるはずがない。
 最終的に目指すのはアメリカと共に戦う「軍隊」を持つことだろう。

 さて、ここで立ち止まって考えてみよう。
 ここで軍事費UPに舵を切ったら、日本経済はますます衰退するぞ。
 消費税は20%かな?
 社会保障はどんどん削られていくのかな?
 貧困者は「経済的徴兵制」で仕方なく軍隊に入ることになるのかな?
 それでよければどうぞ。
 
 そもそも昭和の高度経済成長は「戦車より生活」の方針で進んだから成し遂げられた。
 だから繰り返しになるが、日本経済はますます衰退するぞ。
 えっ、現状でも経済成長をしていない?
 そんなことは利権漁りばかりの政治家と潤沢な資本があるのに画期的な商品開発を怠ってきた大企業の経営者に言ってくれ。

 それに日本は現状でも世界の軍事費5位の国だ。
 仮に軍事費を上げても、どうせ使えない戦闘機を割高で買わされるだけ。
 割高で買った分、政治家や商社にキックバックか?
 というか毎回書くが、
 どんなに立派な兵器を持っていても日本海側の原発を破壊されたら、それで終わり。
 安全保障を言うのなら、日本海側の原発をどうするのか、説明してもらいたいものだ。

 軍隊を持たないと他国にバカにされるという意見もある。
 でも、日本の経済成長は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われて賞賛されたんだぞ。
 経済や優れた商品で賞賛されるという道もあるし、過去の日本はそれをやって来た。
 …………………………………………

 今の日本は大きな転換期に来ている。
 安倍晋三は「戦後レジュームからの脱却」と言っているが、
 まさに戦後日本を捨てるかどうかの岐路。
 戦後日本の恩恵を受けてきた当方としては、なかなか捨てられない。

 一方、今の若い人たちはその恩恵を受けて来なかったから、戦後の価値観を憎んでいるのかな?
 日本が衰退しているのを肌で感じているから、いろいろ足掻いているのかな?
 軍隊に入って「御国」のために死ねれば、つまらない人生も少しはマシになると思っているのかな?
 それとも自分は安全な所にいて軍師・参謀気取りで戦争を語っているだけなのかな?
 いずれにしても「国」と「個人」を同一視するのはやめた方がいいですよ。
 
 本日は憲法記念日。
 安易な改憲論に飛びつかず、改憲によるプラスマイナスも考えて、
 憲法についてじっくり考えてみましょう。

コメント (2)
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鎌倉殿の13人 第17回「助命と宿命」~どうぞ皆に信じる心をお示し下さい!

2022年05月02日 | 大河ドラマ・時代劇
「義高(市川染五郎)を討て」と頼朝(大泉洋)に命じられる義時(小栗旬)。
 この命に義時は葛藤する。

 恐怖・強権政治ですね。
「この鎌倉で頼朝に逆らって生きていけんのだ!」
「鎌倉は怖ろしい所だ……」
 今のプーチン政権下のロシアもこんな感じなのだろう。

 人は権力を持つと狂い始める。
 万能感を持ち強権をふるうが、
 同時に自分のまわりがすべて敵に見えて脅え始める。
 完全に不信のかたまりになる。
 それは清盛しかり、信長しかり、ヒトラーしかり、スターリンしかり、プーチンしかり。
 そんな頼朝に政子(小池栄子)は言う。
「どうそ皆に信じる心をお示し下さい!」

 頼朝には頼朝の論理がある。
「人の世を治めるには鬼にならねばならぬのだ」
「父を殺された武士の恨みは深いのだ」

 実際、父・義仲(青木崇高)を殺された義高の恨みは深かった。
「私は鎌倉殿を許しはしない!」
 そんな義高に対して義仲は遺言を遺した。
「鎌倉殿を仇と思うな」「源氏同士で荒そうな」「源氏の悲願の平家打倒を見届けよ」
 大きな人物ですね、義仲は。
 私怨よりも自分の理想や大局を見ている。

 義時も手を汚してしまった。
 冤罪で武田信義(八嶋智人)の嫡男・一条忠頼(前原滉)を殺害。結果、信義は頼朝に屈服した。
 義高のクビを取った藤内光澄(長尾卓磨)を殺害。
 不本意なことをしてしまった理由は「北条」のため「家族」のためだ。
「私にはここ(鎌倉)しかない」からだ。
 さて、ここから義時はどう生きる?
 ここで踏みとどまるか? 手枷が解けてどんどん謀略に荷担していくか?

 そんな中、頼朝の従者・安達盛長(野添義弘)は正気を保っている。
 義高を殺す頼朝に違和感を抱き、義時たちの企てを外から協力。
「冠者殿に生きのびてほしいのは私も同じ」
「これ以上、皆の心を鎌倉殿から離したくない」
 協力したのは頼朝を思っての行動だったんですね。
 恐怖政治はいずれ頼朝に跳ね返って来ることを盛長はわかっている。

 政子は自分の言葉の重みを知った。
「断じて許しません!」という自分の言葉が藤内光澄の死を招いてしまった。
 義時に『御台所の言葉の重さ』を諭される政子。
 権力を持つ者の言葉は重いのだ。
 何気なく発した言葉で下は動く。
 森友事件をめぐる安倍晋三の言葉で財務省が公文書改ざんをおこない、赤木俊夫さんが自殺されたように。
 そして義時は自分に言い聞かせるように、さらに政子に言った。
「我らはかつての我らではないのです」
 これは哀しいですよね。
 以前の普通の生活の方がどんなに楽しかったことか。
 義時たちはこれを失ってしまった。

 そして義経(菅田将暉)をめぐるフラグ。
「ひよどり越えの方が響きがいい。馬で駆け下りた方が絵になる。歴史はこうして作られる」
 と絶好調の義経。
 後白河法皇(西田敏行)から「京の安寧を任す」と言われて検非違使に。
 これは頼朝の怒りを買いそうだ。
 比企能員(佐藤二朗)は娘を義経に嫁がせて源氏の外戚になり、ポスト北条を画策。
 しかし、義経は静御前(石橋静河[)に出会ってしまった。
 これも火種になりそうだ。
 ……………………………

 はあ……。
 今回は盛りだくさんでしたね。
 登場人物のさまざまな思いが交錯して、実に密度が濃かった。
 権力を持つとはどういうことかも考えさせられた。
 個人的には義高逃亡を見て見ぬふりをした安達盛長に救われた。

 義高の殺害に関しても史実の行間を読んだ見事な作劇。
 伊豆山権現への逃亡~政子は信じられるが義時は信じられない~単独で信濃への逃亡の流れはおそらく作家の創作だろう。

コメント (4)
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