京都最後の夜は、祇園にある割烹「さか本」へ。
激しい雨のなか四条通から大和大路通をふた筋ほど上がり、白川の手前を東へ。それと分かる看板を見つけて傘を畳み、ビル1階の奥へと進む。
店の戸口は開いており、暖簾をくぐり、靴を脱いで店内へ上がる。
席は、厨房に向かって白木のカウンターに6席、壁際にテーブルが2卓。この時先客はテーブルに1組だけで、私たちはカウンターの奥、白川に面したところに通される . . . 本文を読む
銀閣寺道の交差点からタクシーに乗り、降り出した雨のなかを河原町今出川へ。
交差点を少し上がったところにある「出町ふたば」は、言わずと知れた豆餅の店。
私を含め表に何重にも並んでいるのはほぼみな観光客なのだろう、地元の人は事前に電話で注文してその時間にさっと取りに来る由。
えんどう豆を混ぜた餅のなかにこし餡。
受け取る時にお店の方に「今日中にお召し上がりください」と言われたが、何て . . . 本文を読む
松戸にある竿かづ工房を再訪。
目的その1は先日注文したカワハギ竿の切組素材。
大きく4つに分かれる部分のうち一番太いところを手元、その上を手元上と呼ぶが、いずれも竿のパワーを担保する重要な部分。竹の節の間隔が狭いことを「竹(節)が詰む」と言うが、今回この手元と手元上には特に良い素材を選んで切り組んでいただいたようで、惚れ惚れするような詰み具合。
穂先のクジラ穂は、前回は削り過ぎて台無しに . . . 本文を読む
釣り人の特権と言われるカワハギの肝は、実はこれまで一度も食べたことがなかった。
ところが先日とあるお寿司屋さんで、刺身を初めて肝ぽん(カワハギの肝+ぽん酢)で食べ、その美味さに腰を抜かしそうになった。その時、肝の処理の仕方や、ついでに薄皮の引き方も教えていただいたので、早速試してみた。
薄皮を引き、
削ぎ切りにしてお造りに(綺麗に並べようと試みたが途中で挫折し、単なる山盛りになった . . . 本文を読む
今シーズン2度目のカワハギ。
ここしばらく釣りをお休みしていたY先輩が復帰し、I先輩含め久しぶりに3人揃っての釣行。
開始早々からY先輩がブランクを感じさせない素晴らしい釣りっぷり。
浅場はマイクロ~ワッペンサイズが多かったが、深場に行くと型の良いものが続き、最終的な釣果はY先輩21枚、I先輩22枚 。
私はと言うと、新調したAbu 5601 C4に無事カワハギの魂が入ったのは良 . . . 本文を読む
明けて3日の日曜日。
翌日の朝には京都を発つ予定なので、フルで一日過ごせるのはこの日だけ。
朝は少しゆっくりし、まずは蹴上へ。疏水のほとり、煉瓦作りのアーチをくぐると、そこはもう南禅寺。
その塔頭のひとつ、金地院。入口で「これからちょうど特別拝観のツアーが始まりますけど、どうしますか?」と聞かれたが、目的は庭なのでそれは遠慮し、池のほとりをぐるっと大きくまわる。
まわっているだけなのに、 . . . 本文を読む
四条通沿いの「寛永堂」を出たのが8時半。
お茶しながら明日はどこからまわろうか話していた時、
「どこかで青蓮院に行きたいんだよねぇ」
「そう言えば、青蓮院も特別拝観やってるらしいよ」
調べてみると、やっているのは夜(18:00~22:00、21:30受付終了)で、庭や木々がライトアップされているとのこと。時間もちょうど良いので、そのままタクシーで岡崎へ。
青不動(青不動明王図)で有名な . . . 本文を読む
今回の京都。
土曜日の午前中にゆっくり家を出て、空路大阪経由で京都に着いたのは午後の4時頃。ホテルにチェックインし、まだ陽があるうちに四条河原町へ。
まずはここからと決めていた「フランソア」に入ると、まさかの超満席。
小さい席ですがと通された本当に小さい席に座って眺めてみると、まわりはどうやら観光客ばかり。しかも、いつまで待っても店員さんが注文を取りに来ない。そう言えば入口脇に座っている店 . . . 本文を読む