フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

「すばるが拓く 宇宙の姿」 というテーマのセミナーに参加しました。

2008-07-12 19:22:06 | 日記
7月12日 土曜日 晴れ

フェリーに乗って高校の勝山寮に出かけました。
ここで先輩にあたる小平桂一博士が「すばる」のお話しをなさって下さるのです。

わたしは高校時代「ガモフ全集」が愛読書でした。
この本、残念なことに結婚した折、地下倉庫に仕舞ったのが失敗で、
湿り気が強かったのでしょう、カビてしまい残念ですが処理しました。

博士はハワイ島にあります天文台「すばる」の生みの親という方ですから、
その建設に関わるいろいろなお話しをお聞きすることが出来ました。
天文学のことも随分詳しい専門的な事をお聞きできました。

定員40人と言うことでしたがなんと58人の参加者がありました。
学生が雑魚寝をして夏季水泳教室をするところですから、収容は充分でした。

「すばる」と言う言葉は枕草子にも出て来る「大和言葉」というのでビックリしましたし、
ガリレオの発見から丁度400年だそうです。
ガリレオが使っていた望遠鏡は4センチだったということにもビックリしました。

1980年のころすばる計画を始めた頃、岡山の天文台では1.9㍍の望遠鏡だったとか、ガリレオと比べて驚きです。

重い星ほど、寿命が短いと言うのにも驚きました。
重い星がどんどん出来ればそれだけ星の循環が早くなると言うのです。

宇宙には水が豊富に存在すると言います。
第二、第三の地球は望めないのか?と言う話から
それはその星の大きさ、太陽までの距離が問題だと言うのです。

太陽から遠すぎたら、固まっている水が解けないと言います。
火星には生物がいたという根拠があると言います。
木星や土星は大きいので引力が強く、
表面にメタンやアンモニアがあってあの美しい色をしていると言うのです。

何故引力が強いとそうなるのか、わたしには解りませんが、質問も出来ません。
専門的すぎて、説明を聞いても理解不可と思うのです。
ともかく久しぶりに天文学の話でしたので、全て興味深く聞いていました。

ただ「ガモフの火の玉説」と言われていたことだけは、理解できないままにせず、
何か文献で探してみようと思っています。
良い体験をしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする