フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

本を読むだけで上々。意見を言わずとも聞いているだけで上々。まずは楽しむこと。

2016-10-26 18:11:19 | 読書会
10月26日 水曜日 快晴

良いお天気でした。それに予報通り暖かく、と言うより暑い位でした。
このような日を予想して残していました麻のアンサンブルを着ました。それも半袖の方です。
寒ければ羽織るつもりで、カーディガンを側に置いていましたが、その必要は有りませんでした。

10時から読書会です。部屋の準備をしましたが、団扇も床暖も不要です。
今日は内田康夫著「不等辺三角形」を読みました。
テレビでドラマ化されていますので、読みやすかったようです。

物語の最初の章の「幽霊箪笥」の語で、幽霊が出るような物語は避けたいと読まずにいた方が、
「幽霊は関係無い」とメンバーに言われ、読み始めたとか。殺人とか幽霊物語を嫌う方が居られます。
本文とは関係無いところで、華が咲いていました。

テレビドラマでの、主人公、母親、お手伝いさん、お兄さん等々の役者の話にも華が咲きました。
長く続いているので、初代が誰々、2代目が誰々…、と言う風に物語以外の話でした。
題名の「不等辺三角形」とは、どんな三角形?などと妙な質問があったり…。

そのような雑談で華が咲いただけ、メンバーの方々と本の中身の話は、ほとんど出ませんでした。
読書会は15年半ほど続いています。一番若い方がもうすぐ70歳で、上の方は82歳になりました。
フォンテーヌの喫茶コーナーで立ち上げた読書会は、我が家の洋間に移動して続いています。

当初は、本の中身の意見交換が多かったのですが、この頃は近況報告を兼ねた雑談だったり、
お持たせのお菓子やおはぎなどの、手作り品に華が咲き、その後やっと本題に入ります。
一応10時~11時半と言う事になって居ますが、早めに来られる方がいらっしゃったり、
皆さんが帰られても残る方が居られたり、読書会と言うより茶話会の雰囲気になっています。

元々、作品の何かを取り上げ、それを語り合うような読書会を望んでいませんでした。
単純に、1ヶ月に1冊でも一緒に本を読みませんか?、を目的にしていました。

同じ本を読んでも、感じ方が違う事は、あるじとわたしの間で経験済みです。
受け止め方が全く違っていたのです。感動する箇所も違いました。
気ままに読み、感じた事を話せればそれはそれで良いし、人の意見を聞くだけでも上々。
楽しめないと長続きはしないと思って居ます。
コメント
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