この歳になって、始めて気が付くとは…、かなりショックです

朝に内は悪天候でしたが、あっという間に気温が上がりお日様の眩しい日になりました。

一昨日から、左腕や首に痛みが酷く、左手で物を持つことが出来なく為っていました。
何はともあれ、治療に行くことが先決と思い、出掛けました。

４０年近く前、原因不明の痛みに襲われたとき、いろいろ検査して後、
自律神経失調症と言われ、内科では無く精神科に行くよう指示されました。

この頃、テレビで病名が解った方が喜ぶ様子をみて、わたしも涙を我慢出来ません。
原因不明の痛みに襲われ苦しんでいても、医師はその病人の気持ちを全く理解し下さいません。


治療をして下さる先生に、何が原因かを尋ねましたら、食事や日常生活、精神面全てが影響するので、
”これが原因”と固定することは出来ないと言われ、痛みは”神経痛”の一種だと言われました。
そして、ストレスが大きな原因になっているとも…。

痛いからと言って何もせずゴロゴロしているのは駄目、とも言われましたし、
何か気になる事を、じっと考えてはいけない、とも言われました。

気になる事が有っても、工夫して意識から消すようにするのが良いと言われ、納得しました。
今のわたしには、何をしていても脳裏の片隅に何時も引っかかっていることがあります。
治療をして頂き、腕の痛みは少し楽に為っていました。

暖かかった事も有り、長女が勧める映画「鎌倉ものがたり」を見に行こう、と急に思いました。
映画の上映時間も１６時３０分からと、長女がメールで送って来ていました。
帰宅して再度出直す方が疲労度は少ないと判断。洗濯物等も仕舞えます。


映画館は空いていました。
でも直ぐ近くに座っていた若い男性のポップコーンの匂いには閉口しましたが、映画は面白かったです。
映画を見ながら、長女が勧める意図も理解出来ました。
この様な映像の作品が出来るのは、ＣＧ無しには不可能と思いながら、結構楽しみました。

それに、こんな時間に映画を覧て、こんなにのんびり家路に向かって居る自分に驚いていました。
こんな綺麗なお月様を見上げながら、もしかしたら生まれて初めなのでは？と気づきました。

厳しい家でしたので、暗くなると駅まで誰かが迎えに来ましたから、独りで夜道を歩いて居ませんし、
結婚してからも夜道は苦手で、あるじの迎えが不可能な時のクラス会は欠席していました。
今にして思えば、随分意気地無しでしたし、情けないわたしでした…。反省。