15メートル級の津波が事前に押し寄せることが分かっていながら何も対応しなかった無責任経営者に対してです。最終処分場の問題や2か月後に行われる福島県知事選挙も含め原発に関する関心が再び高まり再稼働は一筋縄ではいきません。原子力規制委員会を筆頭に責任を取る人がいない状況では再稼働は国民のムードだけです。電気料金のさらなる値上げは覚悟しておいた方が良さそうです。赤字が進めば更に管理能力が低下し結果再稼働が難しくなる正に負のスパイラルですね。
(以下コピー) 関西電力が30日発表した2014年4~6月期連結決算は、最終損益が290億円の赤字(前年同期は334億円の赤字)となった。原発稼働停止に伴う火力発電向け燃料費が膨らんだためで、このまま再稼働が遅れれば、再値上げは避けられない状況だ。北海道電力も早ければ31日にも値上げを経済産業省に申請する見通しで、電気料金が上がれば、家計や企業への負担が増すことになる。
30日、大阪市内で会見した関電の八木誠社長は「再値上げを具体的に検討せざるを得ない場合もある」と述べた。
関電の4~6月期の赤字は3年連続。売上高は前年同期比10.3%増の7912億円だったが、1年前に稼働していた大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が停止したことで燃料費が15%増の2902億円に膨らんだことが収益に響いた。夏場の需要に備え、修繕費も38%増の420億円に増えた。
(東電は4半期決算では4年ぶり経常利益黒字)東京電力が31日発表した2014年4~6月期連結決算は、経常利益が525億円(前年同期は294億円の赤字)と、4~6月期としては4年ぶりに黒字に転換した。純損益は1732億円の赤字(同4379億円の黒字)で、2年ぶりにマイナスとなった。