長引く不況のため、仕事に生きがいを感じる割合が先進国内でも最低クラスと低い中、ギャンブルに走っているようです。筆者も20代、30代、パチンコから始まり、賭け事、競馬に嵌った時期がありました。競馬はかなり大きく賭けましたが、トータルで100万ぐらいしか負けていません。感が働くときはレース展開が読め、才能があると自負していましたが、考え抜いて馬券を買うタイプなので時給換算すれば割が合わない。「仕事に時間をかける方がよっぽど儲かる。」と気づき面白くなくなりやめました。人生には仕事がうまくいかない時期もあり、時間が取れればお金がなくても楽しみ、自己啓発しながら時を待つ発想の転換が必要です。まず、読書、勉強、スポーツ、人との関わりを求めて奉仕活動などです。世の中には自分の考えを超える物事が多く、不幸期にはそれを知り自分を見つめる機会になります。それに対してギャンブルは気分転換でしかなく旅行中の運試し程度のご利益です。仕事がうまくいかない時期は自分より不幸な国や人が世の中にどれだけいるのか考えるべきです。人生上ばかり見ていては一生幸せになれません。「塞翁が馬」です。
(以下コピー) ギャンブル依存症の疑いがある人が推計で536万人に上ることが、厚生労働省研究班の調査でわかった。成人全体で4・8%、男性に限ると8・7%を占め、世界的にみて特に高かった。安倍政権の成長戦略では、観光立国を目指し、カジノを備えた統合型リゾート構想が盛り込まれた。構想にも影響を与えるデータだ。
調査は昨年、全国の成人約7千人を無作為に選び、このうち4153人が回答した。「意図していた以上にギャンブルをしたことがある」など、いくつかの質問に一定以上当てはまる人を、ギャンブルしたい気持ちを抑えられない「病的賭博」(ギャンブル依存症)の疑いがあるとした。
推計の結果、病的賭博の疑いがある人が成人男性で438万人(8・7%)、女性で98万人(1・8%)いた。08年の前回の調査とほぼ同じだった。
ギャンブルだけではなく女性のアルコール依存症が急増しているようです。現代はストレスとの戦いです。ストレスはがんよりも怖いかもしれません。
(以下コピー)全国で推計100万人を突破したアルコール依存症患者。中でも女性患者の急増は深刻だ。背景には、女性の社会進出や、子育てや介護に追われて支援を受けにくい家庭環境に加え、女性の消費拡大を狙う飲食店やメーカーの競争があるとされる。専門家は「飲酒の問題を個人の責任にせず、社会全体で支えることが必要だ」と訴える。【清水健二】