『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

『エボラ出血熱』

2014-08-15 11:13:35 | 日記
 
西アフリカでエボラ出血熱が大流行です。致死率が9割と言われてきましたが、感染した米国人の医師が開発中の薬投与で回復です。医療の進歩は素晴らしいですが、地域の格差は歴史が証明しているように歴然とあり、今後アフリカが人口増加に伴い急激に経済分野で発展していくとは筆者は考えられません。まず、衛生問題でしょう。日本企業などが経済発展に飛びつきビジネスなどで社員が頻繁に訪れてエボラ出血熱などに感染するリスクは高まり不幸に亡くなられる方も増えるでしょう。単に地域の問題だけではなく民族間の違いも目の当たりにするはずです。しかしながら医療に関してはますます浸透していくと思われます。結果アフリカの人口は爆発的に増えるかもしれません。そして、アフリカのやり方による経済発展が行われる。日本は医療の最先端を走っており今後も世界をリードしそうですし大学病院、製薬会社などは今後も発展していくと思います。

(以下コピー)          

 米国人医師のケント・ブラントリー氏。西アフリカのリベリアの首都モンロビア近郊で撮影。キリスト教系支援団体サマリタンズパース提供(撮影日不明、2014年7月30日提供)。

【AFP=時事】リベリアでエボラ出血熱患者の治療中に自らも感染した米国人のケント・ブラントリー(Kent Brantly)

 西アフリカでエボラ出血熱の感染拡大が止まらない。医療インフラが不十分な国々で致命的な病気を抑制するのがいかに難しいかが浮き彫りになっている。感染者にはリベリアの治療センターで活動していた2人の米国人医師も含まれる。エボラ出血熱について、知っておくべきことを5つ挙げた。


1)過去最大規模の流行


 ギニア、シエラレオネ、リベリアの3カ国では今年に入ってから1300人余りが感染し、700人以上が死亡している。世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は8月1日、感染は拡大の一途をたどっており、直ちに一層の努力を傾けなければ、人命の損失と経済の混乱は「壊滅的」な規模になりかねないと警鐘を鳴らした。


2)早急な治療が大事


 エボラ出血熱の致死率は90%に達することもあるが、医療関係者によると、現在の致死率は70%程度で、助かった人々は早急に治療を受けていた。今のところワクチンも治療法もない。


3)他の病気と似た症状


 WHOによると、エボラ出血熱の初期症状は発熱や頭痛、筋肉痛、喉の痛みなどで、マラリア、腸チフス、コレラなどと見分けにくい場合がある。


4)体液を通じてのみ感染


 エボラ出血熱のウイルスは空中には浮遊しない。感染するのは、感染者の血液、汗、嘔吐(おうと)物、尿、唾液、精液などに触れた場合だけだ。専門家によると、他人に感染するのは患者の具合が悪くなってからで、それまではたとえ症状が現れ始めても感染力は高くない。


5)今後の対策


 WHOは、加盟国と共に1億ドル(約103億円)を投じて対策を強化する方針を示した。ギニア、シエラレオネ、リベリアの3カ国にさらに資金を提供するほか、治療にあたる人員を増やす。米疾病対策センター(CDC)からは50人が追加派遣される

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