世界ではトンデモないことが起こっているようです。ナイジェリアでは学校から誘拐された女子学生がなんとイスラム教に改宗させられた上に結婚させられたようです。エボラ出血熱といい誘拐事件といいアフリカに家族で転勤する社員がいるのでしょうか?イラクでも「イスラム国」が少数派住民の多数の女性・少年・少女らを拉致し性奴隷にしているようです。これらは資本主義が行き詰まり他国と摩擦を生むカントリーリスクそのものです。現在進行中の性奴隷の前では日本の70年前の慰安婦か売春婦かなどという議論は遠くかすんでしまいます。これら現代の性奴隷は現実に起きていることです。成長する場所が少なくなり不安定な場所しか成長する場所がありません。限界に近づいている資本主義は規制緩和をすれば再成長するとの幻影に惑わされ何度もバブルを引き起こし、破たんすることを繰り返し地域との格差を生み、不安定な世界にしてしまったのでしょうか?資本主義そのものが成長を前提に設定されていて、富の再分配を基本としているので現在の日本のように富の再配分がうまく行かないと近隣諸国とも摩擦を引き起こすのかもしれません。アメリカとイスラム過激派との対立も根本はアメリカ式資本主義の押し付けに対し富の再配分が下層階級まで上手く回らないせいかもしれません。日本人は今までが恵まれ過ぎていて今後は経済的な混乱は度々起こり、すべての国民はリスクを常に背負って生きていることを自覚し人生を過ごさなければなりません。まず、『次世代にツケを先送りしない為に消費税引き上げが必要』などという自分たち世代に都合のいい詭弁は使わず、消費税引き上げ前に次世代のため即出来る年金減額などの歳出削減努力をすべきです。
以下コピー 【ロンドン時事】ナイジェリアのイスラム過激派「ボコ・ハラム」の指導者アブバカル・シェカウ容疑者は、政府が先に発表した停戦合意を否定するとともに、人質にしている200人以上の女生徒について、全員イスラム教に改宗させた上で嫁がせたと語った。AFP通信が31日、このように主張する同容疑者のビデオ映像を入手した。
ボコ・ハラムは4月、北東部のチボクで女生徒200人以上を拉致し、「売り飛ばす」などと公言、国際社会から激しい非難を浴びたが、ナイジェリア政府は10月17日、ボコ・ハラムと停戦で合意したと発表、女生徒解放への期待も一時高まった。
しかし、映像の中で同容疑者は「われわれは誰とも交渉していない。停戦はうそだ。アラー(神)は交渉するなと言っている」と述べた。
【ニューヨーク時事】国連事務総長のムラデノフ特別代表(イラク担当)とバングラ特別代表(紛争下の性暴力担当)は12日付で共同声明を出し、イスラム過激派「イスラム国」がイラクのヤジディ教徒ら少数派住民を誘拐し、性暴力を働いているとの情報があるとして「重大な懸念」を表明した。女性や少女、少年約1500人が拉致され、性奴隷となることを強いられた恐れがあるという。