今日天長六年七月十八日は大師が三島大夫為亡息女の追善法要を修された日です。
『性霊集』巻八「三島大夫為亡息女写経供養法華経講説表白文」より
弟子正五位三嶋真人助成、三宝に帰命し奉る。それ恒河の女人(子を抱いてガンジスを渡ろうとして共に溺れた女人がその善根力により天上にうまれお釈迦様の授記を得た話(大乗本生心地観経))は子を愛するによって天上に生じ . . . 本文を読む
天平二〇年(七四八年)七月、聖武天皇が先帝であった元正天皇の崩御に際し、法華経千部を書写して供養されました。(『続日本紀』天平二十年(748)七月丙戌【十八】》○丙戌。奉為太上天皇、奉写法華経一千部) . . . 本文を読む
.日本紀略 / 天元五年(982)七月十八日丁未条「十八日丁未 今日より七箇日 神泉苑に於いて請雨経法を修せらる 権律師元杲 之を勤仕す。 伴僧廿口なり。」天皇は円融天皇。元杲は藤原京家の出身で、父は雅楽助藤原晨省。房号は真言房。延命院僧都。 醍醐寺の元方に師事して出家、淳祐・寛空に灌頂を受け、安和元年(968年)内供奉十禅師・東宮護持僧。真言宗の小野・広沢両流に詳しく「具支灌頂儀式」など多くの書 . . . 本文を読む
四国22番平等寺にある奉納版
・「日本随筆紀行,神仏に祈る」には「遍路の霊験」として22番白水寺(平等寺)にあった奉納版を書き写しています。
「・・私は去る大正十二年以来病気の為歩行不能となり、名医名灸はもうすまでもなくあらゆる手段を用いましたが何の効もなく、・・・ある夜四国遍路の夢を見ましたのでこの上はお大師様におすがりせんと本年四月上旬、妻ウメノ(四十九)にいざリ車を曳かし、子供と三人、一 . . . 本文を読む
地蔵菩薩三国霊験記 4/14巻の5/13
五、 夢中に説法したまひ得心する事。
本願經に云、佛地蔵に告げ玉はく、或は山林川源河池泉井を現じ人に利を及し悉く皆度脱す云々(地藏菩薩本願經・分身集會品第二「或現男子身或現女人身。或現天龍身或現神鬼身。或現山林川原河池泉井。利及於人悉皆度脱。或現天帝身或現梵王身。或現轉輪王身或現居士身。或現國王身或現宰輔身。或現官屬 . . . 本文を読む