「弘仁九年(818)七月十四日 使いを山城国貴布禰神社・大和国室生龍穴等に遣わして雨を祈る也」(日本紀略) . . . 本文を読む
今日は宮中で盂蘭盆会がとり行われた日
公事根源・七月「盂蘭盆 十四日 内蔵寮御盆供をそなふ。晝の御座の南の間に菅圓座一枚を敷く。主上ここにて御拝あり。幼主の時はなし。天平五年七月に始めて盂蘭盆を大膳職にそなふと見えたり(注1)。盂蘭盆は梵語なり。倒懸救器と翻訳す。倒懸はさかさまにかくると云ふ心なり。餓鬼の苦しみを思ふにさかさまに懸けられたらむが如し。救器は此の餓鬼の苦を救ふうつは物なり。佛弟子目 . . . 本文を読む
今日は宮中で盂蘭盆会がとり行われた日
公事根源・七月「盂蘭盆 十四日 内蔵寮御盆供をそなふ。晝の御座の南の間に菅圓座一枚を敷く。主上ここにて御拝あり。幼主の時はなし。天平五年七月に始めて盂蘭盆を大膳職にそなふと見えたり(注1)。盂蘭盆は梵語なり。倒懸救器と翻訳す。倒懸はさかさまにかくると云ふ心なり。餓鬼の苦しみを思ふにさかさまに懸けられたらむが如し。救器は此の餓鬼の苦を救ふうつは物なり。佛弟子目 . . . 本文を読む
公事根源「祇園御霊会 (七月)十四日
此の祭りの日は禁中は異なることなし。馬長など催し遣はさるれども御覧はなし。祇園の社は貞観十二年に託宣のことありて山城の國に移し奉りしにや。素戔嗚尊の童にて武塔天神とも申すなり。昔武塔天神、南海の女子をよばひにい出ます時に日暮れて路のほとりに宿をかり給ふに彼の所に蘇民将来・巨旦将来といふ二人の者あり。兄弟にてありしが兄はまどしく、弟は富めり。ここに天神宿を弟 . . . 本文を読む
地蔵菩薩三国霊験記 4/14巻の1/13
地蔵菩薩三國霊験記巻之四目録
一、地蔵菩薩因位長者の子と為りて誓願し玉ふ事。
二、同じく母の苦を救ひ給ふ因縁の事。
三、偈を教て苦を救ひ給ふ事。
四、放生して感應を得る事。
五、夢中に説法したまひ得心する事。
六、一遍上人生死を示し給ふ事。
七、袈裟を勧め女人の罪を救ひ給ふ事。
八、少女利生を得る事。
九、急難を救ひ給ふ事。
十、 . . . 本文を読む