観音経を読誦して水難から助かった事
観音経には「由是菩薩威神力故。若為大水所漂。称其名号。即得浅処。
若有百千万億衆生。為求金。銀。瑠璃。車渠。瑪瑙。珊瑚。琥珀。真珠等宝。入於大海。仮使黒風吹其船舫。飄堕羅刹鬼国。其中若有乃至一人称観世音菩薩名者。是諸人等。皆得解脱羅刹之難。」とあります。
古来観音経を読誦して水難から助かった事は多くあります。
1,古今著聞集巻二「生智法師 . . . 本文を読む
今日弘仁十二年821七月二十三日は嵯峨天皇が大師(四十八歳)に新銭「富壽神宝」二万銭を賜った日です。(弘法大師全集・年譜。)
「日本紀略」(弘仁十二年821七月)「丁巳(二十三日)、新銭二万を空海法師に施す」 . . . 本文を読む
「心も肉も懈怠にもあり、不信にもあらんには、誠心をもはらして前仏に懺悔すべし、恁麼するとき前仏懺悔の功徳力、われを救ひて清浄ならしむ,この功徳、よく無礙の浄信精神を生長せしむるなり、浄信一現するとき、自他おなじく転ぜらるるなり、その利益あまねく情非情にかうふらしむ(正法眼蔵「渓声山色」)」(佛道を歩むときに懈怠・不信に陥ることがあるがそういう時は佛に懺悔しなさい、そうすれば懺悔の力により清らかな信 . . . 本文を読む
今日は伊勢大神宮寺に仏像を造らせた日
「続日本紀・天平神護二年766秋七月丙子(二十三日)」「使いを遣りて丈六の仏像を伊勢大神宮寺に造らしむ」
天皇は称徳天皇。伊勢神宮には神宮寺があったことが分かります。
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地蔵菩薩三国霊験記 4/14巻の10/13
十、檀那を葬り恥を隠し給ふ事。
伊勢の國蓋見の浦の傍に北条新左衛門頼房と云者あり。窮乏(きはめてとぼし)かりけれども外様の躰をつくろひて他行の折角は他の人馬を借用てぞありける。されば家居も尋常に栖成し、つれつ゛れの器具も全からざれども有る顔にぞ行ひける。如是の人なれば為さざる事をもあるめかしく云ひなし、出入りの者に褒美なんど得さすべきにのぞむでは形の . . . 本文を読む
拝んでもお陰が頂けない時・・1,新義真言宗の開祖興教大師覚鑁上人は「末代真言行者用心」でこうおっしゃってます。「なかなか効現のあらわれないのは、仏様がその人の信心を試されている場合、本人の宿業が重い場合、かすかに成就しているが本人が分かってない場合、しばらく魔が隠している場合など、があるが深い信心をもって修行を続ければ必ずお蔭がある。」(「経にいはく(大日経のこと)いかなる心をおこすもの必ず悉地を . . . 本文を読む
以前Tさんから頂いていた文章を再出しました。
【あきらめない】 T.U
私は弟2人の長女として生まれました。おばあちゃん子の甘えんぼでしたが、小3の時に一緒の布団で寝ていた祖母が心筋梗塞で他界し、半年後に突然声が出なくなりました。学校では声が出ないためかいじめられ、自分の居場所がなく、毎日踏み切りに行っては死ぬこ . . . 本文を読む