福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は旧暦7月8日で文殊会の日です

2015-08-21 | 講員の巡礼(お四国他)ほか投稿
今日は旧暦7月8日で文殊会の日です。
三宝絵詞に「文殊会はほじめは僧のこころざしよりおこりて、今はおほやけごとになれり。昔贈僧正勤操と元興寺の泰善が機内の郡里にしてひろくこの会を設けて、飯をつつみ菜をくはえてもろもろの貧しきものに施ししなり。
これすなわち文殊般涅槃経に「もし衆生ありて文殊師利のみ名を聞かば十二億劫の生死の重き罪を除く。もし供養せんと思わばすなわち身を分かちて貧しく飢えたるもの・みなしご・病人らのかたちになりてその人の前に至らむ。」とのたまへるによりて行ひし事なり。・・天長五年二月二十五日にながく官符をわかち下して、京にも七の道の国々にも年ごとにこの七月の八日を定めておこなふなり。・・像法決疑経にいわく「・・しかじもろもろの人ともにあいすすめておのおのすこしの物をいだしてあつめて一所に置きてまずしく・老い・病したらむひとにほどこさむには。その福はなはだおほきなり。」・・・優婆塞戒経にのたまはく「貧しき人なれば人施すこと能わず、といふは此の事しかるべからず。よのなかに貧しき人となれども一日にすこしの物をくはぬはなし。まさにその半をわかちても乞者に施すべし。」福報経に「・・・食を施するに、命長く、力すぐれ、色うるわしく、身やわらかに、詞妙なる五つの報ひを得」とのたまへり。・・・物こふものかどにきたらばかならず物をあたへよ。病するもの道に伏せらばねむごろに病をやしなえ。これによりてむくひを得る事、仏多くときたまヘリ・・・」
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