「八幡大菩薩託宣集」「光仁天皇八年。宝亀八年丁巳 777五月十八日託宣。」
「明日辰時を以て沙門と成る、三皈五戒を受くべし。自今以後は禁断殺生・放生すべし。但し国家の為に巨害之徒出来たる時は此の限にあらず。疑念なかるべし。
古仏垂迹大悲菩薩の御身なり。仏位にして説き給はば経教と仰ぎ奉り、神道を以て宣るをば、託宣と称す。真実者也。不虚妄者。不誑語者也。御誓願に任す之旨、天皇や奉り守り給ふ。
」
八幡大菩薩は出家の後、殺生を禁断するとしながらも、国家に害をなすものがある時はその限りではない、とする。しかも直後には「疑念無かるべし」とした上で、八幡大菩薩の
託宣を疑うべきでないことが念入りに述べられている。「仏位にして
説き給ふをば経教」、「神道を以て宣ひつるをば託宣」としている。
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