福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は大師が大安寺別当に補された日

2024-11-05 | お大師様のお言葉
  長者補任 「(天長六年(829))大僧都空海 十一月五日大安寺別当に補す。今年、和気真綱、同清麻呂、神願寺を以て大師に付嘱し奉る。神護寺是也」   大安寺は元興寺と並んで日本における三論宗の二大拠点を成した。入唐僧道慈は、護国経典として重視された新訳『金光明最勝王経』を日本にもたらし大安寺の整備に尽力。鑑真招請の普照と栄叡、大師の師の勤操、また最澄の師にあたる行 . . . 本文を読む
コメント

地蔵菩薩三国霊験記 14/14巻の3/8

2024-11-05 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 14/14巻の3/8 三、寶蔵寺 世に関の地蔵と云ふ 伊勢國鈴鹿郡九関山寶蔵寺(現在は鈴鹿郡関町新所にある地蔵院がこれ)は草創誰人と云こと審かならず。古老傳て云へらく、叡山伝教大師の門徒大同元年(806年)に建立する所なりと。すなはち大師を請じ奉りて結願供養をなす。此の地は則ち東国往来の駅路なり。本願の心を推測に廣く衆人に結縁して信を起こさしめ、或は戯言なりとも地蔵の名号を . . . 本文を読む
コメント

今日から真如堂十夜法要です

2024-11-05 | おすすめ情報
今日から真如堂十夜法要です。真如堂のホームページでは「お十夜(十日十夜別事念仏会)11月5日~11月15日お十夜(おじゅうや)は、「この世で十日十夜善いことをすれば、仏国土で千年善いことをするに勝る」という「無量寿経」の教え (注)に基づき、阿弥陀如来の法恩に感謝する法要です。室町幕府第六代将軍・足利義教の執権職をしていた伊勢守貞経の弟、平貞国が真如堂で行った十日十夜の念仏行に由来しています。11 . . . 本文を読む
コメント

今日は地震で皇室が諸国に祈願させた日 

2024-11-05 | 法話
     史料綜覧巻七 / 応永三十二年1425十一月五日条( 「五日 地震 尋デ 諸寺ヲシテ祈禳セシメラル 上皇モ亦祈禳セシメラレ 義持モ亦祈禳セシム」 この頃は称光天皇は病弱で後小松上皇が院政。皇室に実権が無くても庶民への地震の影響を心配され諸国にまで祈願させられるお姿は貴いものです。 この前後の年は特に大地震の記録はありません。 . . . 本文を読む
コメント

今日は大明日です

2024-11-05 | おすすめ情報
今日は大明日です . . . 本文を読む
コメント

経法のあるところは諸仏護念し、諸天守衛す

2024-11-05 | お大師様のお言葉
秘蔵宝鑰「一佛の名号を称して無量の重罪を消し、一字の真言を讃して無辺の功徳を得る。・・経法のあるところは諸仏護念し、諸天守衛す、かくのごとくの利益あげて計うべからず((条件の整っている者は)一体の仏の名をおとなえしても重罪が消え、数あるご真言の一句でもとなえれば無辺の功徳を得る。・・仏の教えを大切にしているところは諸仏が守り諸天が護衛して下さる。密教ではこのような霊験は数えきれない。) . . . 本文を読む
コメント

今日は伝教大師が泰範に手紙を出し弘法大師の灌頂に入壇することを述べた日

2024-11-05 | お大師様のお言葉
    今日は伝教大師から弟子の泰範にあて弘法大師の灌頂に入壇すること等を書いた手紙を出されています。実際この年の十二月十四日には大師は高雄山寺において胎蔵結縁灌頂を開かれ約束どおりに最澄・賢栄・泰範等が入壇されています。 「比叡山老僧㝡澄敬白 應に灌頂を受法する事 右㝡澄去月二十七日(弘仁三年十月二十七日)頭陀の次を以て乙訓寺に宿し空海阿闍梨に頂謁す。教誨慇懃具に三 . . . 本文を読む
コメント