福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

五日は弥勒佛、気多大明神、狭槌と豊斟淳(とよむく)の日。

2020-07-05 | 法話
五日は弥勒佛、気多大明神、狭槌と豊斟淳(とよむく)の日。
弥勒佛(「三十日秘仏」)。弥勒菩薩は十三仏の六七日導師でもあります。都率天におられ五十六億七千万年後にこの世に下生され衆生を導くとされます。弥勒菩薩は竜華樹の下で悟り三度説法されるとされます。これを竜華三会といい『弥勒下生経』には、初会に九六億人、二会に九四億人、三会に九二億人を救済するとあります。お大師様もこの弥勒の兜率天におら弥勒菩薩と共に下生されるとされます。
・気多大明神 (「本地弥陀 又異説正観音」(佛神霊像図彙)禁闕守護の三十番神。「神道集」巻第四には「越後国矢射子大明神事」として、「また北陸道には、道前・道後とて二つの社有り。 兄弟にて御在す。・・道後とは、気多大菩薩なり。 能登国に立ちたまへり。 御本地は地蔵菩薩なり。 この仏はこれ罪人に交じりて、抜苦の偈を教へたまふ」とあり)
・狭槌と豊斟淳(とよむく)(我が国守護の三十番神。日本書紀に天地開闢の時に生まれた神とあり。日本書紀巻一「・・天地之中生一物、狀如葦牙。便化爲神、號國常立尊。至貴曰尊、自餘曰命、並訓美舉等也。下皆效此。次國狹槌尊、次豐斟渟尊、凡三神矣。乾道獨化」)。
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