民俗学者の五来重は「寺も神社も死者の霊魂の力を認め祀ったところ」と喝破しています。
・五来重『宗教歳時記』「神社の起源が古墳であり墓であることは神道考古学からもいわれており、社殿の背後に古墳を持つ神社も少なくはない。しかしそれよりも社地の移動によって古墳や葬地お山宮から離れて現在の社殿がある例が多い。そして下賀茂神社の御蔭祭のおこなわれる御蔭山は古墳であると言われている・・』
・五来重『熊野詣』「いまでは墓にまつる死霊の浄化されたものが、寺でまつる祖霊であり、祖霊の昇華したものが神霊として神社にまつられたという霊魂昇華説は、民俗学や宗教学ではうたがうもののない仮説である。」
ここからしても散骨などということは死者の魂を認めない野蛮な行為ということになります。
・五来重『宗教歳時記』「神社の起源が古墳であり墓であることは神道考古学からもいわれており、社殿の背後に古墳を持つ神社も少なくはない。しかしそれよりも社地の移動によって古墳や葬地お山宮から離れて現在の社殿がある例が多い。そして下賀茂神社の御蔭祭のおこなわれる御蔭山は古墳であると言われている・・』
・五来重『熊野詣』「いまでは墓にまつる死霊の浄化されたものが、寺でまつる祖霊であり、祖霊の昇華したものが神霊として神社にまつられたという霊魂昇華説は、民俗学や宗教学ではうたがうもののない仮説である。」
ここからしても散骨などということは死者の魂を認めない野蛮な行為ということになります。