福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

金山穆韶師の「仏教における個体の観念」・・・1

2017-05-11 | 霊魂論
金山穆韶師の「仏教における個体の観念」から理解できるところを拾っていきます。

最初にこうあります。

「仏教における個体の観念を小乗、大乗、顕教密教に亙って概論すれば次の三説に帰す。
一、個体の空滅に帰する旨を明かす。(小乗)
二、個体の大我に還源する旨を明かす。(大乗)
三、個体に即して如来常住の生を得、如来と共に永遠真実の生活をなす旨を明かす。(真言密教)」

いわばここが師の「仏教における個体の観念」の結論部分でもあり三の「個体に即して如来常住の生を得、如来と共に永遠真実の生活をなす旨を明かす。(真言密教)」へ誘う導入部分でもあります。以下一項目ずつ師は解説されます。

   
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