今日明日と護国寺、浅草寺等で四萬六千日です。 . . . 本文を読む
秘密安心往生要集・・3８/42（丗七、弥勒六部の経幷弥勒の出世には此の土変じて浄土となる事、弥勒如来説法利生の事。）問、弥勒六部の経とは如何答、『仏説観弥勒菩薩上生兜率陀天経（九紙）』劉宗居士沮渠京声訳。『仏説弥勒下生経（八紙）』鳩摩羅什訳。『仏説弥勒来時経（三紙）』 失訳東晋。『仏説弥勒下生成仏経（八紙）』 唐義浄訳。『仏説弥勒菩薩下生経（九紙）』竺法護訳。『仏説弥勒成仏経（二十一紙）』 姚秦鳩 . . . 本文を読む
秘密安心往生要集・・37/42（丗六、六字大明呪準胝佛母の呪功能の事。）六字大明の真言（大乗荘厳寶王経。是如意輪観音の真言なり）。「おん まに はんどめい うん」（梵字）。経に曰く「若し此の呪を誦せば所在の處に随って無量の諸佛菩薩天龍八部集會し又無量の三昧法門を具す。誦持の人の七代の種族皆解脱することを得。腹中の諸蟲までも當に菩薩の位を得べし。是の人は日日に六波羅蜜を具することを得て功徳を円満し無 . . . 本文を読む
百錬抄 / 元久二年(1205)閏七月七日条「七日 祈雨に依り（東寺灌頂堂において）孔雀経御修法修し始めらる」天皇は土御門天皇。後鳥羽上皇の院政。鎌倉幕府将軍は源実朝。執権は北条義時。 . . . 本文を読む
金子大栄「教行信証」「今日私たちの耳にする言葉は、佛教も時代の要求に応じなければならないということです。いつまでも昔通りの事を言っていても仕方がない、時代の要求におうじなければならないということを、私たちは耳の痛いほど聞かされています。・・しかし私はいつも逆を言うのです。そうじゃないんだ、時代こそ佛教の要求に応じなければならんのではないかと。・・時代が佛教の要求に応じなければ救われないというところ . . . 本文を読む
日本紀略 / 康保三年(966)七月七日庚午条「（村上天皇）七日庚午 今日 五畿七道に宣す。 三箇日 諸国定額寺において 般若経を転読せよ。 殺生禁断なり。 又十日より来たって三箇日、諸寺に於いて読経あるべし。 七大寺 延暦寺 東西寺 御霊堂 上出雲寺 祇園等也 天下の疾疫による也。」当時から殺生が疫病の原因と分かっていたのです。（七大寺とは南都七大寺で、東大寺，西大寺，法隆寺，薬師寺，大安寺，元 . . . 本文を読む
三代実録 / 元慶元年（８７７）七月七日丙午条「七日丙午 一百僧を紫震殿に請じて 三日を以て限り大般若経を転読す 即ち是れ秋季読経にして 兼ねて甘雨を祈る也。」秋季読経とは、季ごとに毎日百僧を宮中に請じて『大般若経』を転読させ、天皇の安寧と国家の安泰を祈る仏事。 . . . 本文を読む
秘密安心往生要集・・3６/42
（丗五、阿弥陀如来真言功能の事。）
阿弥陀如来心真言 「おん ろけいじんばら あらんじゃ きりく」（梵字）。儀軌にいわく此の真言一遍を誦すれば阿弥陀経を不可説遍誦するに敵る。秘なるが故に、勝れたるが故に重障難を破す。具に述べることあたはずと。（無量壽如來觀行供養儀軌「此眞言誦一遍。敵誦阿彌陀經一遍不可説遍祕故勝故。破重障難」）。
決定往生浄土の真言「おん あみりた . . . 本文を読む
秘密安心往生要集・・3５/42
（丗四、弥勒菩薩真言の事。）
問、弥勒菩薩の真言等は如何。
答、先ず大金剛輪陀羅尼を授けて灌頂の功徳を成就せしめ次に秘呪を伝授すべし。
なうまく。しっちりや。ちびきゃなん。たたぎゃたなん。あんびらじびらじまかしゃきゃらばじり。さたさた。さらていさらてい。たらいたらい。びだまにさんばんじゃにたらまちしった。ぎりやたらんそわか（梵字）。印を結び至心に此の呪を誦すること七 . . . 本文を読む
今現在無数の人々が地獄の苦悩にのたうち廻っています
この世は地獄かもしれません。今現在無数の人々が地獄の苦悩にのたうち廻っています。大災害の被災者の方々、事件事故の被害者の方々、幼子をおいて病苦に侵される親、最近の家族間の不和、また戦争やテロで無数の無辜の民が犠牲になる世界を見ているとこの世は地獄の真っただ中と思えます。さらに生存競争で他の生命を奪わなければ生きていけない地球上の . . . 本文を読む
業のない家はありません「業が深い」という言葉あります。最近様々な家庭で様々な事件事故が起こっています。事件までいかなくても現代の家庭は様々な問題を抱えています。「業が深い」という言葉を思い出します。しかし、「うちの家は業が深い」と思われている家があればそれが業消滅の第一歩です。そういう家では業を消滅させるために謙虚になり、先祖供養等による信仰生活を送ることになるからです。あらゆる家には業があります . . . 本文を読む
この世は地獄かもしれません。東日本大震災等の災害の被災者の方々、事件事故の被害者の方々、幼子をおいて病苦に侵される母親、最近の家族間の殺傷事件、また戦争やテロで無数の無辜の民が犠牲になる世界を見ているとこの世は地獄の真っただ中と思えます。さらに生存競争で他の生命を奪わなければ生きていけない地球上の生命体のありかたそのものを考えてもこの世は救いようのない地獄です。「大河の一滴（五木寛之）」でも「『地 . . . 本文を読む
今日、正安二年1300七月四日は叡尊上人が菩薩號を諡された日です。以下「西大寺勅諡興正菩薩行實年譜」によります。「・・・正安二年後伏見皇帝勅して興正菩薩と諡す。亀山法皇院宣に曰く院宣を被り偁（称＝いは）く、叡尊上人は法灯高く挑げ、戒珠鎮に瑩き、志偏に衆生の智慧気にあり。徳已菩薩の勝位に叶ふ。五朝以て国師と為す。四輩皆菩薩と仰ぐ。就中自ら三衣十戒の受持を専らにし、秘密真言の入壇に至る。是皆上人の教化 . . . 本文を読む
秘密安心往生要集・・3４/42（丗三、弥勒菩薩形像の事。）問、弥勒菩薩の形像は如何に造るべきや。答、形像を造らば白肉色或いは閻浮檀金色にして種々の瓔珞・天衣・環釧・華鬘・呪索・真珠の綬帯、鬘嚢、其の身を荘飾し五佛の宝冠を戴き、左の手には開敷紅蓮華花を執り上に法界塔印を置き（五輪塔）、右の手は説法の相にして（施無畏にして空指火指相捻る）。珊瑚殿寶蓮華臺獅子の座に結跏趺坐し給へり。又三十臂等の像数多あ . . . 本文を読む
秘密安心往生要集・・3３/42
（丗二、弥勒大日如来同一體の事。）
問、真言行者は直に大日法身の果を求むべし。何ぞ往生浄土を欣ふや。
答、是中品の安心なるが故に浄土を欣ふなり。然れども亦弥勒菩薩は即ち胎蔵の大日如来なれば即ち上品の悉地なり。儀軌に曰く「慈氏と大日と同一体なり。自心即ち是母地心なり。母地は即ち是れ慈氏尊なり。三種無二元一体なり（慈氏菩薩略修愈誐念誦法・集會灌頂漫拏攞品第七「灌頂説法悟 . . . 本文を読む
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