SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

親父に会いに行く。

2012-01-08 | スナップ
昨日は朝早くから不思議なことがあり、午前中にはお墓参りに行ったのだった。
Unknownさんから2009.1.7の記事にコメントがあったのがきっかけだ。
その返事コメントを書いたら、昨年2011.1.7に同じ場所に行き写真撮影をしたのを想い出したのだ。
そして、昨日がちょうど同じ1.7だったために、なんだか不思議だなあ。と思った。
日記を書いてから女房にその件を確認。
そうしたら、親父の命日だと判明したのだ。
その10分後にはお墓に向かった。
寂しがり屋だった親父が呼んだに違いない。
昨年はちゃんと13回忌の法要を行い報告したのだが、やはり命日には寂しくなるらしい。
親父は糖尿と10年間闘っていたのだが、最後は女房に看取られた。
その翌日に祖父が続いて99歳で亡くなった。
どうも親父は相当に寂しがり屋なのだ。
当時はとにかく大変だった。
糖尿病の親父の世話、繰り返す病院の転院、喪主としての準備、お墓の手配・・・
ようやく落ち着いた頃、親父のことはやはり好きだったことを確認した。
今、自分の息子が二人できて、その気持ちが判ってきた。
子供はカワイイ。
親父は病気に倒れた私の身を案じているに違いない。
ここは元気になった姿を見せに行かねばならぬ。
お墓は家から電車で30分だ。





下車駅。
以前は汚かった通路も今はきれいに。







お墓の周辺の風景は一変した。
高層マンションが立ち並ぶようになったのだ。
以前は鄙びた感じだったのだが。

そして、この高層マンションには知人が住む。
12月には会社の近くで自転車の彼に偶然に会ったのだ。
既にその時点で親父は私を呼んでいたのかもしれない。















親父、祖父、祖母が眠る。
共同墓は女房と探した。
たくさんのお仲間もいて、寂しくないと住職から聞いた。
それでも寂しがる親父。
30分ほどいろいろ話かけた。
私が元気になったこともわかっただろう。
きっと安心したに違いない。







お墓の近くには古い消防署がある。
そういえば、そのすぐ傍にはむかし、松坂屋カメラという中古カメラ屋があって、
女房と一緒に行ったものだ。
今は高級マンションになっている。








かなり古い建物だが、不思議な形をしている。














消防署を見たら、今度はお墓の前にある大学に寄ってみた。







ここは甥っ子が今春から行く大学の本部。
新入生は横浜戸塚校舎に行くのだが、高学年はこちらだ。
女子が多く、お金持ちの子が多いイメージがある。
本当はどうかは知らない。







ここも由緒正しい建物が多い。
建学150周年とうことだ。
なんと、私の母校よりも古く、慶應義塾と同じぐらい古いのだ。














駅に向かう。







久しぶりにゆっくりと親父と話せて良かった。





SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS





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コメント (6)
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