SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

ACO/LUCK

2012-02-07 | バンド・音楽



音楽は大好きだ。
バンドもやっているし、会社の行き返りはずっとiPodで音楽を聴いている。
音楽が無いことは有り得ないし、無いとすれば本を読んで生きるしかない。
でも聴いているのはJAZZか60年代後半から70年代の内外のロック、フュージョンだろう。
最近のものはレンタルするが、気に入ったものは滅多にない。
もはやJポップと呼ばれるジャンルは年齢的に難しいのかもしれない。
青春ではじけちゃう年じゃない。
なぜだか、GO!GO!7188やマキシマムザホルモンなどは気に入って聴いてたりするが、
ぞっこんまでではない。
子供たちは「いきものがかり」などを口ずさんでいるが、たぶん、きっと若い。
僕にとっては最近の洋楽であるOASISやU2やRADIOHEADも聴くが、感動には至らない。
70年代初頭のハードロックを聴いた衝撃には叶わないままだ。
でも音楽雑誌は立ち読みする。
ただし、ジャケ買いなどはもはやできない。
そんな賭けはするわけにはいかない。
その分、子供の本代にするべきなのは明白だ。
本屋で立ち読みして、レンタルで借りるか、Youtubeで見ればいい。
iPodの中身は総入れ替えしたりするが、多くは自前のCDかレンタルか人から借りたものだ。

1月の雑誌でレビューとして目立った1枚にACO/LUCKという聞きなれないミュージシャンが居た。
どの雑誌でも評価が高い。
とどめはドラムマガジンだった。
ドラムは今をときめく柏倉隆史だという。
それは60~70年代を彷彿とさせる質感だと書いている。
感服だ。素晴らしい。とも書いてある。
久しぶりに新譜でも買ってみるかと思ったのだ。

iPodに入れて聞き始めた。
なんだかダラ~っとしているし、アンニュイだ。
当代きってのドラマーの柏倉隆史のドラムもスナッピーがダラーっとしたり、
ビートもダルな感じだ。
ドラムはヴィンテージドラムを使っているのか?
ああ、失敗したなあ。
最近の邦楽のレビューなんてあてにならないな。と後悔した。
でも2800円払っている。
もうすこし我慢して繰り返し聴いてみるか。
半ば忍耐を鍛えるつもりで。
5回ぐらい通して聴いたら、ちょっと見えないものが見えてきた感じもする。
ジャンルはエレクトリカとか「2010年代版クラシカル」なんて書いてある。
最近のジャンルは細かいので覚える気もないのだが、どこを歩いていてもしっくりくる。
10回ぐらい聴くと、もはや無いと困るぐらいだ。
なんだかACOの世界が肌に合ってしまっている。
今風に言えばヘビロテである。
なんだか不思議だ。
ぜんぜんポップじゃないのにイイ。
そうなってくると、柏倉隆史のドラムも、中尾憲太郎のベースも最良となる。
よく考えられたプレイだ。適当な部分なんてない。
ああ、困ったものだ。
まだまだ感動する音楽はあるもんだ。
万人にお勧めするわけじゃないが、大人にとっておきの時間をくれる新作だ。







ACO『LUCK』2012/01/18 発売
全12曲収録
¥2,800(税込) DDCB-12046
レーベル: AWDR/LR2

参加ミュージシャン
中尾憲太郎(ba)、岩谷啓志郎(G)、塚本亮(key, pf, syn)、柏倉隆史(dr)、
辰巳光英(trumpet)、Gideon Juckes(tuba)




コメント (8)
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下北沢 気流舎へ

2012-02-07 | カフェ
知人でカメラマンの方が下北沢在住なのだが、よく気流舎という名称が登場する。
どうやらカフェか飲み屋なのだが、いろいろなイベントをやっていて、
最近、店主が遠くに引っ越してしまったので、お客たちが自主運営してるらしい。
春の音コンサートの帰りに立ち寄ってみた。





その前に、いつもの踏切とアーケードにも寄った。
もうじき廃車になるロマンスカーは来ず、また千代田線乗り入れ60000系が来た。







もうじき取り壊される昭和な線路際近道。
営業は1軒か2軒のみになっていた。







気流舎に向かう。
代沢三叉路方面だ。
















店内は驚くほど狭く、4坪だ。
そしてここは古本屋なのだ。









置いてある古本はなかなかの品ぞろえ。
興味深い本ばかりだ。
ここは退屈しない。







入口を見る。
屋根裏もあって、寝れる。(笑)







本に囲まれると居心地が良い。
私の部屋と同じだ。(笑)







今日は、中央線から来た二人組の運営。
彼はミュージシャンだ。
CDも数枚出している。
「赤い疑惑」というロックバンドだ。
1時間ぐらい話しこんでしまった。
楽しかった。








楚々とした彼女も中央線っぽくて懐かしい。
私の学生時代の想い出は中央線なのだ。
中央線沿線に住んでいると文学少女の思えるのだ。(笑)
ちょっとポーズして撮影してみた。

いろいろな人がボランティアで手伝っているようなので、
彼らに必ず会えるわけではないのだろうが、また来たいと思った。







帰りの電車の中で、懐かしいカメラを持ってる人を見かけたので撮った。
ペンタックスのK1000とある。
イイね。






SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS、ライカ エルマリート90mm/F2.8





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コメント (2)
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