前回の記事で反映出来なかったですが、北大阪急行は一昨日、千里中央〜箕面萱野間の開業を2024年3月24日にすると発表しました。北陸新幹線の敦賀開業もこのあたりになるのでしょう。
それはさておき。JRグループは昨日、秋の臨時列車について発表しました。
まずは、JR西日本から。「DLやまぐち」は、10/7-11/19の週末に運転されます。「まほろば」は10/7-11/26の土休日に運転され、新たに法隆寺に停車します。「SAKU美SAKU楽」は毎週末に運転されます。「あめつち」は金土日を中心に運転されます。「ラ・マル・ド・ボァ」は、「ことひら」が10/9、11/3、23に、「しまなみ」が10/7、8、21、22、28、29、11/4、5、11、12、18、19に、「備前長船」が10/14、15、11/25、26にそれぞれ運転されます。「奥出雲おろち」は、10/12、16-20を除いて11/23までの毎日運転されます。
次に、JR北海道。「くしろ湿原ノロッコ」は、10/1-9に運転されます。
3番目に、JR四国。「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」「藍よしのがわトロッコ」「しまんトロッコ」は、それぞれ毎週末に運転されます。
4番目に、JR九州。「ふたつ星 4047」は、金土日月祝日を中心に70本運転されます。「海幸山幸」は、土日を中心に52本運転されます。「SL人吉」「A列車で行こう」「あそぼーい!」「かわせみ やませみ」は、それぞれ毎週末に運転されます。「指宿のたまて箱」は毎日運転されます。
最後に、JR東日本。185系は、10/7、8の「鹿沼秋まつり」、10/14、15の「蔵の街川越」、10/28、11/3-5の「谷川岳もぐら・ループ」、11/12の「185(いっぱーご)」、11/26の「きらきら足利イルミ」でそれぞれ運転されます。E653系は、10/7-9の「海浜公園コキア高尾」、10/14、15の「海浜公園コキア大宮」、10/21、22の「海浜公園コキア君津」などでそれぞれ運転されます。E257系5連は、10/14、15の「佐原秋祭り」「はちおうじ草津・四万」、毎週末の「鎌倉」、10/28の「おうめ93・94号」、11/11の「きらきら足利イルミ」、11/18、19の「鎌倉紅葉」、11/25の「武蔵野線50周年鎌倉」にてそれぞれ運転されます。E257系9連は、10/1の「えぼし」、10/28の「かいじ72・73号」、11/3の「かいじ97・96号」、11/5の「かいじ99号」にてそれぞれ運転されます。キハ110系は、毎週末の「湯けむり」、10/21、22、27-30、11/2-6、11、12の「只見線満喫号」、11/3の「秋の藤原まつり」、11/26の「宮古鮭あわび」にてそれぞれ運転されます。「HIGH RAIL」「おいこっと」「リゾートビューふるさと」はそれぞれ毎週末に運転されます。「海里」は10/6からの金土休日に運転され、11/1、8は「もみじ海里」で運転されます。「ポケモントレイン」は、11/23は「釜石」で運転され、それ以外の週末は「気仙沼」で運転されます。「Shu*kura」は、10/1、6-9、20、11/10-12、24-26は「越乃Shu*kura」にて、10/13-15、11/4、5は「ゆざわShu*kura」にて、10/27-29、11/17-19は「柳都Shu*kura」にて、10/21、22は「謙信Shu*kura」にてそれぞれ運転されます。「風っ子」は、10/7-9、14、15の「只見線満喫」、10/22の「女川シーバル、10/23の「仙山線紅葉」、11/3、4の「紅葉回廊」「奥久慈夜メグリ」、11/12の「水郡線紅葉」でそれぞれ運転されます。毎週末の「新宿さざなみ」は255系で運転されます。「SLばんえつ物語」は11/26までの毎週末に運転されます。群馬県のSL・EL関係は、10/7、15の「レトロぐんま水上」、10/8の「横川ナイトパーク」、10/11の「ぐんまよこかわ」、10/14、29の「レトロぐんま横川」(10/14はDL、10/29はELが付きます)、10/28の「群馬県民の日」、11/3、5、18、19の「D51復活35周年水上」、11/4の「D51復活35周年横川」「ELレトロぐんま横川」がそれぞれ運転されます。
タイアップとして、「SLばんえつ物語」の運転再開についてお伝えします。
2023年7月29日。ついにその日がきました。「SLばんえつ物語」は3番線から発車します。
8時50分頃、C57 180がショウアップ
8時57分頃、当該客車に近づいていきます。
連結を前にして、職員が手信号を出します。
客車に近づくと、一旦停止。
連結が完了しました。
ジャンパ栓を取り付けます。
9時10分に自走で入換を開始します。
9時20分に3番線に入線。
1号車の近くではセレモニーの準備が終わり、座席も用意されてました
くす玉も。10時3分に開かれたに違いありません。
そのセレモニーが始まる前に撮影タイム。ヘッドマークはいつもと違いますね。
というのも、C57 180が8月8日に喜寿を迎えたのです
行路表も「喜寿」なのです所属は、しっかり「新潟」に変わっていたのです
行き先表示はいつもの通り。
「SLばんえつ物語」は全車指定席です。
足元ではSLスタッフがスタンバイ
9時31分頃、どこからかオコジロウが登場
続いてオコミも登場
新津商店街のたぬきも登場
ゆうたくんも登場
そして、さつきちゃんもやってきました
翌7月30日。ようやく普通に撮影出来るようになったので、並びを撮影。9時31分頃、信越線437Mと並びました。
9時45分頃、カモレと一瞬並びました。
10時1分頃、信越線439Mと一瞬並びました。
10時3分に会津若松に向けて発車しました。
垂れ幕がお見送り。
「SLばんえつ物語」が中心となりましたが、秋の臨時列車については以上です。今回も、JR東日本がバラエティー豊かだと感じました。特急型車両は全車指定席の特急でという姿勢が定着したなという印象です。
さて、今回反映出来なかったJR東海ですが、「のぞみ12本ダイヤ」を実行したり、3両以上の「南紀」を走らせたりします。
ところで、山口県の臨時列車ですが、「〇〇のはなし」や「SLやまぐち」がありません。山陰本線の復旧及びD51 200の復帰がまだ未確定段階だからに違いありません。
話が変わりますが、JR西日本は昨日、「大和路快速」やおおさか東線の列車に「うれシート」を10月23日に導入すると発表しました。1号車の半分を指定席にするとのことです。
10月20日より「ひかり」「こだま」にも「S Work Pシート」を導入して「こだま」の11、12号車が指定席に変わることになりました。次は、「幕張豊砂駅開業キネン乗り継ぎ」をお伝えします。
木次線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR西日本は昨日、和歌山線及び桜井線について、来る9月30日に227系の投入を完了させることを明らかにしました。117系は今春のダイヤ改正で全て御用済みとなっているので、桜井線及び和歌山線(王寺ー高田を除く)は227系に染め上げられます。また、11月から12月上旬の毎週末には、新大阪ー奈良間で臨時特急「まほろば」が走ります(287系3連使用で途中停車駅なし)。
さて、本題に。17時14分発の1453Dで下久野駅を出発。「キハ120 206+キハ120 207」の2連でしたが、後1両は締切扱い。
出雲三成駅手前では黄金色の棚田。木次線全駅下車達成へのマジックが「1」なので目に焼き付けて。
17時30分に亀嵩駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
ホーム上には神話駅名が。亀嵩駅は「少彦名命」です。
階段を下って駅舎へ。入口には国鉄仕様の駅名標が
では駅舎の中へ。窓口の跡が残されていますが、現在は勿論無人駅です。
それでは駅舎撮影。昭和9年築の、切妻屋根の木造駅舎が健在です。丸ポストがアクセント。この駅に降り立って木次線全駅下車達成。
ミニ庭園を拡大。「亀嵩駅の手打そば」ですって
トイレは宍道方に。近年に建てられたと思われます。
駅舎の左手には「亀嵩駅の手打そば」が。駅併設の「扇屋」のオーナーの杜さん家です。
その杜さん家にもミニ庭園が
駅前には国道432号が。気温は29~30℃を指してました。付近に和泉式部の墓があるとか。
空調の効いた「扇屋」に入り、見取り図を描きます。営業時間外で出雲そばにはありつけなかったですが、美酒爛漫で打ち上げ。
天井には多くの有名人のサイン類が。扇屋は有名店です。幾度となくメディアに取り上げられてますし。
打ち上げを終えてホームへ。線路下には勾配標が。亀嵩駅は本当に見所満載です。
早くも出発の時間となりました。18時2分発の1464D(キハ120 207)で宍道駅に戻ります。出雲三成駅を出ると、玄米ブランで夕食タイム。1462Dにて出雲八代駅で一緒に下車したおっさんと再会。
宍道駅からは山陰本線144K(キハ126-1005+キハ126-5)に乗り継いで。京都から来たという眼鏡女子と話し込みました。明日は足立美術館とか鳥取に行くとか。19時54分に松江駅に到着し、東横イン松江駅前に投泊。
話が変わりますが、秩父鉄道は昨日、C58363が全検に入るため、来年は「SLパレオエクスプレス」を設定しないことを明らかにしました。SL整理券の廃止に伴い、10月4日から12月8日の間に運転される「SLパレオエクスプレス」は全車自由席にするとしました。来年は「ELパレオエクスプレス」が設定されるだろうか。
続きはこちら
木次線駅巡りの前に残念なニュースをお伝えします。昨日の1時40分頃、八戸線でシステムトラブルが発生し、始発から上下13本が運休して1200人にバス代行を強いられるなどの影響を及ぼしました。これは、盛岡支社内の管理用端末の切り替え作業中に発生したものです。その不具合は約8時間後に解消され、10時5分に運転再開したものです。現代の鉄道がPC無しでは微塵も動かないことを如実に示す事象です。
その10はこちら
さて、本題に。16時8分発の1462Dで出雲三成駅を出発。「キハ120 5+キハ120 4」の2連でしたが、何と前の車両は団体専用!
16時16分に出雲八代駅に到着。交換設備が撤去されて棒線化されているのです。
では神話駅名を。出雲八代駅は「手摩乳」です。
駅舎にある駅名標を。国鉄時代の駅名標が残されているのです!これは演出?!
駅舎に入る前に。木製ラッチ跡が残されているのです!これも演出?!
では駅舎の中へ。今では無人駅なっていますが、「出札所」があり、旧駅事務室部分は鉄道模型のレイアウトが
待合スペースを。大正ロマン漂う椅子が設えられており、駅内文庫や駅ノートが備え付けられています。
また、天井には出雲八代駅のあれこれが紹介されています
それでは駅舎撮影。開業時からの駅舎が健在で「日本の訪ねてみたい駅舎40選」に入っていますが、近年にきちんとリメイクされたものと思われます。
トイレは宍道方に。近年建て直されたものと思われます。
トイレの右手にはミニ庭園が。出雲八代駅は「古き良きもの」の保存に力を入れられていると思われます。
58分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前はまるで時間がとまったかのような古い家並み。ただ、車を除いては。
江角旅館の交差点を左折して。
5分ほど北に進んで八幡宮に到着。
本殿に行き、木次線全駅下車達成を誓ってきました。
江角旅館の方に戻って。隣にはJA雲南布施支所が。
駅に戻ってもなお時間が余ったので、県道25号に出て馬馳交差点へ。サンクスだった建物は「住まいのリフォーム」になってました。
で、馬馳交差点の入口には交通安全地蔵尊が。
つづく
前回はこちら
山陰本線3455Dは、13時42分に宍道駅2番乗り場に到着。3番乗り場にやってきた、58分発の木次線1451Dに乗り継いで木次線駅巡りを再開。オールロングシートの「キハ120 2」なので、スカイワードを読みふけったり。日登駅を出ると「制限25」の区間を連続で通過し、木次線の凄まじさを実感します。
15時16分に出雲三成駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。何と交換したと思ったら…。
「奥出雲おろち号」ですまさに木次に向けて出発したところ。
構内踏切を渡る前に神話駅名を。出雲三成駅は「大国主命」です。
構内踏切を渡って駅舎の中へ。「交流サロン」となっており、手前側では乗車券販売が行われ、奥は売店となっています。運用時間は21時まで。
一方、左手には空調の効いていない「観光案内所」があり、サイクル取り扱いも行っています。運用時間は8:30~17:15。
それでは駅舎撮影。平成13年3月築の、平屋の合築駅舎です。トイレは備後落合方に。
猛暑がぶり返しており、この時点で気温は34℃。52分の滞在時間を利用して周辺散策。国道314号を2分ほど進むとファミリーマートに到着。暑くてたまらないので、白くまアイスを購入。
国道314号はトンネルに入ってしまうので、ここで左折して斐伊川を渡ります。
斐伊川を渡り切ると三成中央公民館が。町民体育館、カルチャープラザ仁多も併設されており、いわば奥出雲町の中心といっていいでしょう。
県道270号を南下した後、次の信号の交差点を左折して国道432号へ。間もなくしてサイクリングターミナルのような建物が見えましたが、これは仁多集合庁舎。
仁多集合庁舎に隣接する三角屋根の建物。これこそ「奥出雲サイクリングターミナル」です。いつの日か泊まってみたいなあ…。再び斐伊川を渡って交流センターに入り、アイスで体を冷やしながら見取り図を描きました。
次は、GV-E400系についてお伝えします。
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台風21号で被災していた南海高野線の高野下~極楽寺間及び高野山ケーブルは、昨日運転を再開しました。特急「こうや」も運転再開し、なんばから高野山へのルートが元に戻っています。尚、高野山ケーブルは、新車両への置き換えなどのため、11月26日より2月下旬まで運休となりバス代行となります。デビューから50年になろうという古参車両での高野山参りは、本当に今のうちです。
さて、本題に。木次線1451Dは出雲坂根出発後、再びスイッチバックして山越えに挑みます。
おろちループが夕陽に輝いて。何でもこの1451D、同区間の下りの最終列車だとか。向かいの女性曰く、地元客は皆無だとか。
16時46分に油木駅に到着。一見する限り島式ホームですが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです!
それでは駅舎撮影。白壁のホーム上の待合所です。「出雲」から「備後」に入ったということで、神話駅名がなくなっています。
駅前をよく見ると、何かが建っていたような敷地があり、意味ありげな樹木が聳え立っています嘗ては立派な木造駅舎が建っていたに違いありません。尚、自転車置き場の裏手にはトイレがありますが、汲み取り式です。
70分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前には簡易郵便局が。
国道314号に入る直前、西城川を渡ります。瀬戸内海に流れ下るということで、下久野駅の時とは方向が逆です。
国道314号を右方向へ。「福山」「東城」の地名を見ると、広島県に入ったことを実感させられます。
では、駅前のバス停の時刻表を。西城交通による運行です。油木上組行きが3本、(備後)西城駅前行きが2本、本郷行きが1本です。
「駅舎」に戻りました。ベンチは6人分。ここで玄米ブランにて夕食。
早くも出発の時間となりました。上りの最終列車である、17時56分発の1466D(キハ120 3)で宍道駅に戻ります。
その1466Dの車内。私を入れてたったの3人!途中からもパラパラと乗ってきた程度。1462Dがあんなに混雑してたのが嘘みたいです。
20時39分に宍道駅に到着。45分発の山陰本線3459D(キハ126-1+キハ126-1001)に乗り継いで出雲市へ。2月にキャリアを乗り換えてメアド(会員情報)を変えたのですが、東横イン出雲市駅前に難なく投泊出来ました。
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先日は新潟の115系についてお伝えしました。木次線駅巡りに戻りましょう。
前回はこちら
15時8分発の1462D(キハ120 2)で三井野原駅を出発。京阪神方面からの旅行客をも迎えて相当混雑しており、「同業者」と夫婦の間に座るのがやっと。
出雲坂根駅手前ではスイッチバック。運転士さんが前後を入れ換えます。
15時42分に八川駅に到着。一見する限り片面ホーム1面のみの構内ですが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです!
駅舎に入る前に神話駅名を。脚摩乳(あしなづち)です。
階段を下って駅舎の中へと思ったら、国鉄仕様の駅名標があったではないですか
では駅舎の中へ。無人駅ですが、「出札所」が演出されています奥にはイベントスペースが。
それでは駅舎撮影。昭和9年10月6日築ですが、平成21年12月に外壁がリニューアルされています。建部駅のような屋根をもつ木造駅舎です。
備後落合方にはトイレが。こちらも駅舎と同時期にリニューアルされたのかな。
で、トイレの前にはミニ庭園が。木次線は本当に演出たっぷりです。
駅前には「八川そば」が。1449Dに乗車していた際も店員さんが立っていましたが、乗客からの注文を受けていたのです!
そろそろ出発の時間となり、ホームに上がります。件の店員さんが蕎麦を持ってずっと立ってました。彼と話し込んでるうち、15時58分発の1451D(キハ120 3)が入線。案の定、その乗客の1人が注文していたものだったのです。
16時12分に出雲坂根駅に到着。方向転換などのため、この1451Dは5分ほど停車します。私は1449Dにて延命水を汲んでいたので、車内でしばし待機。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
木次線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR西日本及び南海電鉄は昨日、りんくうタウンー関西空港間について、明後日にも運転再開することを明らかにしました。鉄道橋部分は比較的損傷が少なく、中国の国慶節に間に合わせようと突貫で復旧工事に邁進された結果でしょう。尚、道路橋については、橋桁の取り替え作業が生じており、関西空港へのマイカー乗り入れ解禁はもう少し時間がかかるでしょう。
さて、本題に。駅ノートに書き込みし、無事に1449Dに復帰。再びスイッチバックして一気に高度を上げると、右手にはおろちループが。
ほどなくして赤い橋が間もなく三井野原駅です。
14時9分に三井野原駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
駅舎に入る前に神話駅名を。高天原(たかまがはら)です。その名の通り木次線最高所の駅で、標高は726mです。
では駅舎の中へ。申し訳程度のベンチが設えられており、左手にはトイレ。
それでは駅舎撮影。2010年4月23日築の、三角屋根の木造駅舎です。
59分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前に「スキーロッジ」とありますが、春先の雪の無い時期で人通りがないので寂寥感すら漂います。
駅裏には三井野原スキー場が。営業している様子はなく、まるで廃墟です。
国道314号へ。江の川水系と斐伊川水系との分水嶺を越えて。標高は727m。
件の赤い橋を渡ります。眼下にはおろちループが。同じ国道314号ですが、にわかには信じられません。
駅を出て15分で「道の駅 奥出雲おろちループ」に到着。ここで土産物など調達してきました。
次は、新潟の115系電車の「いま」をお伝えします。
続きはこちら
参考サイト さいきの駅舎訪問
木次線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR西日本は昨日、西日本豪雨により運転を見合せている山陽本線の三原ー白市間について、来る9月30日に運転再開すると発表しました。これにて山陰本線の迂回貨物が終了となり、ニッポンの貨物輸送はほぼ元通りになります。また、これに合わせて、周辺線区の運転再開の見通しも発表されました。芸備線の三次ー備後庄原間は10月4日に運転再開します。福塩線の塩町ー吉舎間も10月4日に再開します(18日には上下まで拡大)。呉線の広ー安芸川尻間は10月14日に運転再開します。
さて、本題に。12時52分に出雲横田駅に到着。彼と再会して駅舎撮影。昭和9年10月6日築の神殿風の木造駅舎で、丸ポストが付いています。
駅名板の下をご覧下さい。しっかしとしめ縄が付いています
トイレは宍道方に。これまた神殿風。
駅舎の軒下にはちょっとしたミニ庭園が。木次線は演出に抜かりありません。
で、左手には奇稲田姫(神話駅名!)が
17分の滞在時間で駅前を。ロータリーの右手には複合店舗(はり・灸とパナソニック)が。
で、左手には小料理屋が2軒。
そうこうするうちに、大谷経由三成行きの奥出雲観光バスがやってきました
無事に1449Dに復帰して備後落合方面へ。先ほどの彼女と再会。
13時37分に出雲坂根駅に到着。スイッチバック駅で対面式ホーム2面2線の構内ですが、ホームは上下別です。
駅舎に入る前に神話駅名を。天真名井(あめのまない)です。
では駅舎の中へ。待合スペースは申し訳程度だけで、トイレは左手に。
15分の滞在時間を利用して駅舎撮影。平成22年3月築の木造駅舎です。周辺の山とマッチしています。
駅舎の宍道方には延命水が。1449Dの乗客のほとんどがそこに向かっていきました。ついでに私も頂きます。
つづく
時間が近付くとどこからか親子連れがやってきました。彼女らと共に、11時8分発の1450D(キハ120 3)で下久野駅を出発。
11時22分に日登駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
まずは神話駅名を。素戔嗚尊(すさのおのみこと)です。
では駅舎へと思ったら、国鉄仕様の駅名標があったではないですか
それでは駅舎撮影。昭和7年12月18日築の木造駅舎ということになってますが、今年の3月16日に改装されたものと思われます(5月16日に資料展示室が設置されたとか)。
ファサードをご覧下さい。端正な書体の駅名板とタツノオトシゴが。
右手にはトイレがありますが、何と改装中でした
滞在時間は36分。駅前ではイベントが行われてました。先ほどの親子もそこに行ったのだろうか。
で、県道45号を木次方にトレースすると、3分ほどの所に日登郵便局が。
早めに駅舎の中へ。窓口跡や荷物扱所跡が演出(?!)されており、公衆電話も備え付けられています。ここで昼食タイム。
11時58分発の1449Dで備後落合方面へ。「キハ120 2+キハ120 5」の2連でしたが、客扱いは前1両のみ。松江から来て出雲三成の病院に見舞いに行くという眼鏡女性と話し込みました。
12時52分に出雲横田駅1番乗り場に到着。2面3線の構内ですが、両ホームは互い違いです。
駅舎に入る前に神話駅名を。奇稲田姫(くしいなだひめ)です。
出雲横田駅では17分の停車。その間に「キハ120 2」と「キハ120 5」が分割されます。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
9時43分に木次駅に到着。駅舎撮影を終えて駅に戻って見取り図を描いていると、とあるおっさんに声を掛けられました。スピード違反で免停処分となり、これから出雲横田に行くとか。彼と共に9445D(キハ120 208)に復帰。日登駅を出ると、JR西日本お得意の「制限25」が数kmも続く区間に入ります。木次線は矢張り強烈なローカル線です。
10時32分に下久野駅に到着。一見する限り島式ホームですが、交換設備が撤去されて棒線化されています!
その交換設備跡は「駅ナカ農園」となってました
まずは神話駅名から。「動動」(あよあよ)です。
では駅舎の中へと思ったら、木製のラッチ跡があったではないですか
駅舎に入ると、窓口の跡(?!)が。一応委託駅ですが、記念乗車券のみの販売です。
で、駅舎の上部には、藤原謙の絵画が。地元の風景が描かれています。
それでは駅舎撮影。昭和7年12月18日築の木造駅舎ですが、近年リメイクされたものと思われます。
駅舎ののき下には、ちょっとしたミニ庭園が。
駅舎の木次方にはトイレ。近年に再建されたものと思われます。
トイレの前にも日本庭園風のミニ庭園が。木次線の木造駅舎は演出たっぷりです。
では時刻表を。下り7本、上り10本(臨時列車を含む)です。滞在時間は36分。
それでは周辺散策。駅前には理容店がありましたが、店主逝去のため廃業(廃屋)となっています。
駅前の道路を下っていくと、件の絵画に描かれている山が。
県道45号と同じ高さまで下ると、久野川を渡ります。
下久野駅前バス停へ。平日は、久野・日向集会所行きが3本(夏休み期間は2本)、福祉センター行きが4本(夏休み期間は3本)です。第1、3、5土曜は2本ずつです(その他の日は運休)。
で、バス待合室には、地元の中学生の自画像の彫刻が。確か平成8年度の卒業生だったと思われるので、今頃は彼らの多くが都会などに出ていてこの町にはいないでしょう。
つづく